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公開日:2021年2月1日 更新日:2023年9月16日

遊女供養塔(ゆうじょくようとう)

■足立区登録有形文化財(歴史資料)〈昭和57年12月10日登録〉
■善應寺(中川3ー3ー5
) 【地図】(外部サイトへリンク)
■公開
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遊女供養塔善應寺(ぜんのうじ)は、浄土宗で、天正11年(1583)創建と伝わり、昭和4年(1929)に浅草橋場の正憶院を合併し、宝積山正憶院善應寺といいます。
境内にある笠塔婆は、正憶院から移されたもので、高さ2.4メートルあります。正保2年(1645)3月吉祥日の記銘があり、側面に150余名の戒名が刻まれています。正憶院の開基庄司甚右衛門が吉原遊郭の創始者といわれており、その縁で吉原遊女のために建立されたものと伝えられています。有名な高尾太夫の名も刻まれていたといわれますが、大正12年(1923)の関東大震災の火災によって石が傷められ、その後の風化摩滅で戒名を読み取ることは困難な状態となっています。

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