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公開日:2020年7月1日 更新日:2023年9月16日

石造聖観音及び地蔵坐像(せきぞうしょうかんのんおよびじぞうざぞう)二躯

■足立区登録有形文化財(彫刻)〈昭和57年12月10日登録〉
■龍慶寺(綾瀬7-10-18) 【地図】(外部サイトへリンク)
■公開
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地蔵坐像 聖観音
    地蔵坐像      聖観音


龍慶寺は、正保3年(1646)の創建で、開山は天宝秀梵、開基は牛込五郎兵衛と伝わります。
本堂への参道両側の石垣台上に、極めて精巧な彫刻が二体あり、右が聖観音像、左が地蔵坐像です。高さ3メートル程で、摩崖仏(まがいぶつ)のように背面に岩を配しており、本体と光背とが小松石の一石からできています。
天保5年(1834)に、千住二丁目で幸手屋という旅籠屋を営んでいた神谷万右衛門が祖先供養・家門繁盛・子孫長久を祈願して、千住四丁目の石工である助七に彫らせて寄進したものです。この像は、寄進者と作者が共に同地区在住であるという点で意義があり、一石に刻まれているという点でも、他にあまり例を見ないところから、文化財に登録されました。

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