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公開日:2021年5月1日 更新日:2023年9月16日

新井学校跡(あらいがっこうあと)

■足立区登録記念物(史跡)〈昭和59年11月14日登録〉
■西新井1-26 【地図】(外部サイトへリンク)
■公開
(見学の際は、マナーを必ず守ってください)

新井学校跡新井学校は足立区初の公立小学校で、明治7年(1874)1月に如法寺(火災により明治13年に廃寺)の敷地を借りて、「第一大学区 第五中学区 第四番小学 新井学校」として開校しました。
教員は岐阜県士族杉野直浩で、24歳の若さでした。生徒数は50名。明治5年に文部省が定めた「小学教則」にのっとり、「習字」・「算術」・「会話読方」といった基本的なことから、「歴史論講」・「物理学論講」といった難しい内容まで学習しました。
公立でありながら、生徒の授業料などで維持されており、江戸時代の寺子屋のような側面が残る近代学校制度確立への過渡期にある学校でした。開校4年目で経費が賄えなくなり、十一番小学 渕江小学校と合併して「近松学校」と改称しました。そして現在は、西新井小学校となっています。

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