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公開日:2024年4月5日 更新日:2025年5月20日

第53回伝統工芸日本金工展(令和7年5月24日(土曜日)から6月20日(金曜日)まで)

 区内に所在する美術館「石洞美術館(千住橋戸町23)」において「第53回伝統工芸日本金工展」が開催されます。
 日本の伝統工芸である「金工」の技法を駆使した作品の数々をぜひご鑑賞ください。

第53回金工展チラシ(表)  第53回金工展チラシ(裏)
(JPG:721KB)                (JPG:608KB)

伝統工芸日本金工展とは

 公益社団法人日本工芸会は、昭和30年に設立され、重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に伝統工芸作家、技術者等で組織する団体です。専門分野として7部会(陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸)を設け伝統工芸技術の発展と向上のために活動しています。伝統工芸日本金工展は、そのうち「金工部会」が担当しています。

 皆さんは日常生活にナイフやフォークなどの金属製品を用いられるでしょう。しかしながら、日本の伝統的な金属、手法で作られた道具があることをご存じでしょうか。日本には金属製品を製造してきた二千年以上の歴史がありますが、今日となっては広く生活に用いられているとはいえません。本展覧会では、今となっては目にする機会が珍しくなってしまった、日本の伝統的な技術を使った花器や皿、小物など様々な作品を展示します。金、銀、銅、錫、鉄―いわゆる日本古来の「五金」―などを使った様々な色彩、形状の器が陳列されます。ぜひお越しください。

開催日時

令和7年5月24日(土曜日)から令和7年6月20日(金曜日)まで

【開館時間】午前10時から午後5時まで(最終入場は午後4時30分)

【休館日】月曜日

開催場所

名称

石洞美術館

所在地

〒120-0038

東京都足立区千住橋戸町23番地

アクセス方法

  • 京成線「千住大橋」駅より徒歩3分
  • JR・東武スカイツリーライン・東京メトロ千代田線・つくばエクスプレス「北千住」駅西口より、コミュニティバス「はるかぜ5号(北千住駅西側地域循環)」にて千住大橋駅まで7分、下車後徒歩3分

※駐車場はありませんので、ご来館の際は公共交通機関のご利用をお願いいたします。

電話番号

03-3888-7520

ホームページ

石洞美術館(外部サイトへリンク)

対象

どなたでも

費用

入館料

【一般】500円

【学生】300円

※小学生以下(要引率者)、65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料。

バリアフリー

  • 車椅子用トイレ有り
  • 貸し出し用車椅子(1台)有り

※展示室は、スロープのある2階構成になっております。(介助者の方が必要です)
※エレベータ利用のご希望等も対応しておりますので、ご不明の点等ありましたら館宛てに事前のご連絡をお願いいたします。

主催者

主催 公益社団法人日本工芸会、公益財団法人美術工芸振興佐藤基金
後援 文化庁、東京都教育委員会、朝日新聞社、公益財団法人宗桂会、MOA美術館、足立区、足立区教育委員会、佐野市、公益社団法人足立法人会

金工とは

金属の溶解性や伸展性を利用した工芸技術。金・銀・銅・錫・鉄を「五金」と呼び、組み合わせて合金として用いた。弥生時代の銅剣・銅鐸 、奈良時代の仏像、鎌倉時代の刀剣、甲冑 、室町時代の茶釜など、時代ごとに様々な技術が生み出されてきた伝統工芸である。主に鋳金、彫金、鍛金 の技法がある(日本工芸会東日本支部HPより)。

鋳金(ちゅうきん)

金属を熱で溶かし、鋳型に流し込み、形をつくる。いわゆる鋳物(いもの)で、鋳造(ちゅうぞう) ともよばれる。

彫金(ちょうきん)

金属の表面に鏨(たがね)と呼ばれる刃物で文様を彫ったり、透かしをしたり、レリーフとして打ち出したりする技法。他の金属をはめこむ象嵌(ぞうがん)も彫金の一つである。

鍛金(たんきん)

板状の金属を常温で金鎚・木槌で叩いて整形する技法。そのほか、炉の中で高温に熱した金属を鎚(ハンマー)で叩いて伸ばしていく、いわゆる鍛冶(かじ )も鍛金のひとつ。金属を折り曲げていく板金加工もこの技法に含まれる。

外部リンク

公益財団法人美術工芸振興佐藤基金 石洞美術館(外部サイトへリンク)

公益社団法人日本工芸会 第53回伝統工芸日本金工展(外部サイトへリンク)
(外部サイトへリンク)

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