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公開日:2025年9月19日 更新日:2025年9月19日

ととなう、千住。

「ととなう、千住。」とは?

広大な空を感じられる荒川と、都会の水辺風景を楽しめる隅田川に囲まれた、島のようなまち千住。江戸時代に日光街道と奥州街道の初宿として栄えた「千住宿」のころからの歴史と文化を受け継ぎ、宿場町の面影も残しながら、5つの大学の開設もあり、街は活気にあふれています。新旧入り混じるモザイクのような街の中に、美味しいものやアート、文化や癒しが点在し、の千住は心と体、感性までもととのえてくれる場所。

そんな、心・体・感性がととのう千住の今を伝えるため、「ととのう」と「NOW(今)」をかけ合わせた言葉「ととなう」とともに、千住の魅力を発信します。協力してくれるのは、名前に「千住」の文字が隠れているジュニアさん。ジュニアさんが体験した千住の「ととなう」シーンをご紹介。

3つのシーンで「ととなう、千住。」

千住で「ととなう」シーン1■心身がととのう

ととなう、千住。銭湯版

約2キロ四方のまちの中に、今も6軒の銭湯がある千住。地元の老若男女が集ういこいの場としてはもちろん、広い湯舟を愛す銭湯好き、週一リフレッシュのために通う家族、ひと風呂浴びてから飲みに繰り出すサラリーマン、デスクワークで凝り固まったからだをサウナでととのえるサウナ―、部活の後で汗を流す学生など、現代の銭湯は利用者も使い方もさまざま。

 

千住の6軒の銭湯は、それぞれ個性豊か。キングオブ縁側と呼ばれる伝統的な宮造り銭湯から、ミニプールが子どもたちに人気の銭湯、間接照明・モダンデザインで落ち着ける銭湯まで、その日の気分で使い分けることができます。

タカラ湯

キングオブ縁側と呼ばれる「タカラ湯」。風呂上がりに縁側でひととき過ごせば心も体もととのう

梅の湯

北千住駅より徒歩3分の「梅の湯」。仕事帰りにふらりと立ち寄る人も

 

千住で心身が「ととなう」のは銭湯だけではありません。水辺が近いことは大きな魅力。足立の花火でも有名な荒川河川敷は都会にあっても広い空が堪能できるヒーリングスポット。また、隅田川沿いに続く散歩道では、水辺と都会の風景のコントラストを楽しめます。ウォーキングやサイクリングを楽しむ人の人気スポットになっています。

荒川

荒川河川敷は広々とした足立区民の憩いの場所。水辺に座ってひとときを過ごす人も

隅田川

隅田川沿いにはテラスが整備され、水を眺めながらの散歩が楽しい

 

千住で「ととなう」シーン2■胃袋がととのう

ととなう、千住。飲み版

昔から千ベロ酒場が人気の千住ですが、近年は、ネオ酒場と呼ばれ若い世代が集う酒場や、自家製クラフトビールの店、イタリアンやフレンチ、エスニック、上質な和食店から古民家カフェまで、飲食シーンはバラエティ豊か。安くて美味しいものを食べたい、飲みたい日はもちろん、記念日や特別な日、大切な人と訪れたい日まで、あらゆるシーンに対応できるのが千住。

 

千住の飲食店が充実している理由のひとつは、江戸時代から今に至るまで「市場」があったこと。現在は都内唯一の水産物専門の中央卸売市場である足立市場があり、市場と関係の深い飲食店では安くて美味い魚に出会えるので「東京で魚を食べるなら千住が穴場」という声も。また、北千住駅西口から続く‟飲み横“(ときわ通り)は戦後の風情を残しつつ、4~5坪ほどの小さな店が新旧入り混じって賑わう、ユニークな通りです。

「足立市場」にはイキのいい魚が揃う。プロ向けの市場だが、奇数月の第2土曜日(1月は第3土曜日)には一般の人向けに「あだち市場の日」が開催されている

北千住駅西口から細長く続く通称「飲み横」(ときわ通り)。枝分かれした多数の路地にも飲み屋が連なり、はしご酒が楽しい

 

江戸時代、宿場町として栄えた千住は、その後、明治、大正、昭和、平成、令和と、産業や暮らし方を変えながらも賑わい、栄えてきました。それぞれの時代の建物や街並みが残るのも千住の魅力。近年、古い建物を活用した飲食店やアートスペースが増加中。中でも、国の登録有形文化財に指定されている建物で、上質な和食を食べることができる和食板垣は、その時を重ねた穏やかな空間と丁寧な料理が人気。また、古民家カフェも多く、千住は東京のカフェ巡りスポットのひとつにもなっています。

和食板垣

国登録有形文化財の「和食板垣」。昭和13年築の和洋折衷建築をリノベーションした洗練された空間で四季折々の食材を使った懐石料理が楽しめる

KiKi北千住

築90年の古民家を店主夫妻が自らリノベーションした日本茶喫茶「KiKi北千住」

千住で「ととなう」シーン3■感性がととのう

ととなう、千住。アート版

古い建物や空間を活用したアートスペースやギャラリーが千住にはいくつかあります。中でも、江戸時代に千住のまちづくりに携わった石出掃部介吉胤(いしでかもんのすけよしたね)のご子孫が所有し、しばらく空き家となっていた旧家を活用したアートスペース「仲町の家」は、千住にキャンパスのある東京藝術大学と足立区などが一緒に展開するアートプロジェクト「音まち千住の縁」の拠点として、人と人、人とまちをつなぎ、新たなアートを生み出す要となっています。

 

アートプロジェクト「音まち千住の縁」では、まちなかのさまざまな場所を使って、まちの人と学生などが一緒に作り上げる企画に取り組んでいます。

千住の文化サロン「仲町の家」。戦前に建てられた日本家屋と緑あふれる美しい庭を会場にアート展示やコンサートなどが行われている

写真:大野隆介
「音まち千住の縁」の企画で、商店街のあちらこちらで同時多発的にパフォーマンスが繰り広げられる「1DAYパフォーマンス表現街」

 

廃校となった小学校を活用し、2006年に東京藝術大学千住キャンパスが開設されてから、千住には、アーティストやアートに関心のある人が訪れるようになり、アートスペースが増えています。もとボーリング場と浴場だったビルのフロアをリノベーションしたアートスペースBUoYは、その無機質ともいえる内観を生かしてさまざまな演劇や展示が行われています。

長年廃墟となっていたビルの2フロアをリノベーションした「BUoY」。写真は2階のカフェ。元ボーリング場だったフロアで、ギャラリーもある

かつては足立市場で買い付けられたマグロを冷凍保管するための超低温冷凍庫をリノベーションしたアートスペース「soco1010」。写真は企画展、鍛治瑞子「時空のカケラ」

 

千原ジュニアさんが千住を応援

千住で「ととなう」を体験した千原ジュニアさんが自身のYouTubeチャンネルで千住の魅力に迫ります。まちの人とのかけあい、本音トーク必見!

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