ここから本文です。

公開日:2024年5月22日 更新日:2024年5月24日

事業展開にワケあり

R65不動産 代表取締役 山本遼さん

山本さん切り抜き

私が足立区で事業展開するのにはワケがあります

足立区、すごい好きですね。もともと宿場だったせいなのか、おじさん、おばさんがとてもフランクで、よそ者を受け入れてくれるんです。今、千住で主に一軒家物件を借りて展開しているのが、シェアハウス5軒、ギャラリー1軒、書店1軒、民泊1軒、改装中が3軒ですが、大家さんたちも、「若い子が盛り上げてくれるならいいよ」と貸してくださる。


自身が運営する千住河原町のシェアハウスのリビングで

足立区では応援される

他区では、若い人があつまるシェアハウス、というだけで、怪訝な目で見られることもありましたが、足立区では、面白がってくれる人が多く、応援してもらえる。アーティストも多く、よくわからない活動も、賞賛はされなくても否定はされない。

僕のイメージですが、ある区の住民は、まちに対する愛着がそれほどなく、消費者として関わるだけ。ブランドがあるから住みたいだけで、まちに負けないようにがんばっているイメージ。でも足立区ではそれがない。年上の人たちはみんな、足立、千住が好きなので、ボクらが千住に住んでいると言うとそれだけで喜んでくれる。ブランドで住むのでなく、このまちが好きでこのまちを良くしたいと思う人がたくさん住むまちのほうが、エネルギーもあるし活気もある。足立区はのびしろしかないと思います。

千住を歩くと自身が運営するシェアハウスの住人や元住人に会うことも多い

ひとり飲みも千住で

このまちで一番好きなのは人

そして足立区には、元気な若者、何かやりたいプレーヤーが多い。自分は本業の高齢者向け賃貸事業(R65不動産)も含め、不動産の賃貸を本業としているので、そういう若者の夢、やりたいことを応援したい、それが今僕がやりたいことです。自分の周りにいる人が楽しそうだったら自分も楽しいから(笑)。そんな思いもあって「千住浪漫シティ」という2.5次元の仮想のまちもつくりました。

ごはんも美味しいし、路線も便利だし、利便性に比べて家賃も安いし、いいことはたくさんあるけど、千住で一番好きなのは「人」ですね。足立区の、千住の人は年齢問わず寛容です。

北千住駅西口からすぐの飲み屋横丁(通称飲み横)で

今後北千住エリアに大きなホテルはできないだろうという予測のもと、ミニホテルのニーズがあると思っているので、次はゲストハウスにチャレンジしたいと思っています。

 

プロフィール:やまもとりょう

株式会社R65代表取締役。高齢者向けの賃貸住宅を扱う。広島県出身。25歳で起業、現在都内でシェアハウス15棟を運営。うち5軒が足立区千住にある。ほかに「共同書店編境」、民泊「熊田荘」、ギャラリー「PUNIO」。2.5次元に位置する仮想のまち「千住浪漫シティ」主宰。

写真:伊澤直久(伊澤写真館)

協力:千住いえまち

お問い合わせ

政策経営部シティプロモーション課

電話番号:03-3880-5803

ファクス:03-3880-5610

メールフォーム

メールでお問い合わせいただく場合、お使いのメールアドレスによっては、返信することができません。
くわしくは「足立区からメールを送信できないメールアドレス」をご覧ください。

all