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公開日:2024年5月22日 更新日:2024年5月24日
足立区で4人暮らし 和田真寛さんご家族
私たち夫婦は茨城県出身で、結婚を機に北千住に中古戸建てを見つけて購入しました。購入後は自宅兼オフィスをセルフリノベーション。その間に近所の皆さんとも親しくなり、家が完成して長女が産まれると、さらに地域の方々とのコミュニケーションがどんどん増えていきました。
私たちの家は駅からほど近い割には、閑静な住宅街で、路地のなかにあります。治安については、これまで一度も悪いと思ったことはありません。むしろ、以前から住んでいるシニア世代の方も多いので日中も人がいて、子育てをするにはとても安心感があります。商店街も近く、飲食店をはじめ商売をされている人も多いので、まちですれ違うと挨拶をしたり声をかけ合うような距離感や関わりあいがすごく楽しいまちだなって思います。また、最寄りの北千住駅前には大学があり、きれいに整備されていて常に明かりもあって、見通しも良くて、安心して暮らしています。
私たちが住んでいるところは商店街があるエリアで、自転車と徒歩でも生活は十分すぎるくらい便利です。子どもの保育園や小学校の人たちとも顔を合わせる機会が増え、話をしながら家に帰ったり、コミュニケーションが自然と増えるので、すぐに親しくなれます。子育てにもとてもいいと思います。幹線道路と川に囲まれているところに商店街と住宅が密集しているので、都会だけどどこか集落のような一体感、同じ地域・生活圏で暮らしている安心感を感じます。
商店街に買い物に行くときには、今日も誰かに会うかなーなんて考えたりします。商店街でお総菜を買って夕飯の準備をするのも楽しみですし、近くに買い物スポットが多く、その分、冷蔵庫は小さくて済むのも魅力のひとつだと思います(笑)。
他にも、公園が多くて、荒川の土手で遊んだりできるのは子育てにはとてもいいですね。長女が今年、小学校に入学しましたが、給食がおいしいと評判です。
引っ越して間もないころ、町内のスイカ割り大会に参加する機会がありました。子ども連れの家族で賑わっていましたが、準備をし、それを片付けているのは年配の方たち。若い世代がおいしいとこ取りをしているような違和感を感じて、片づけを手伝ったことがきっかけで、今では町会の役員も任されています。防災の面でも、近所づきあいは大切だと感じています。
プロフィール:わだまさのり
一級建築士・サウナ付き古民家宿オーナー。1985年、茨城県水戸市生まれ。2016年に千住暮らしを始め、2021年に独立して建築士事務所開業。茨城の古民家もリノベーションしてサウナ宿にし、家族で二拠点生活をしている。
写真:加藤有紀
協力:(一財)足立区観光交流協会、千住いえまち
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