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公開日:2024年5月22日 更新日:2024年5月24日

起業にワケあり

日用品と日本茶喫茶の店 KiKi北千住 高木正太郎さん・きさらちさとさん

Kikiさん夫婦切り抜き

私たちが足立区で古民家カフェを開くのにはワケがあります

6年前、ふたりで暮らす家を探すとき、「文化と余白のあるまち」「住み開きできる家」が条件でした。足立区の千住で物件が出たと聞いて見に行き、ひと目見て「ここだ!」と思いました。

千住だから1店舗目のチャレンジができた

古民家を借り、友人の手を借りながら7か月かけてリノベーションして、小さなイベントを開くうちに、自分たちが伝えたい暮らしの魅力は、このまちの、この生活感の中で見てもらいたいと思うようになり、日本茶喫茶を起業しました。

店内写真

1店舗目は、ここだったからチャレンジできたと思います。このまちには、世知辛い感じがなく、都心で働いていたときに感じたような「もっと稼がねば」というプレッシャーがなく、生活から地続きでスタートできました。北千住からはいろいろな路線が伸びているので、埼玉、茨城、千葉、都心など、いろいろな地域からお客さんが来てくださるのもとてもいいです。

仕事風景

店内写真

2人でやっているので、足立区の創業支援はフルに活用させてもらっています。ホームページ制作の補助金や商標登録の補助金ほか、とても助かっています。 足立区の支援は手厚いので、何か新しいことをやろうと思ったらとりあえず足立区のサイトを検索してみます。

千住には全部ある

「住む」「働く」「遊ぶ」などがばらばらのまちが多いですが、足立区の千住には全部混ざり合って存在しているのが好きです。私たちが考える文化とは、商店街や個人商店があって、八百屋さんや本屋さん、アートギャラリーがある、人の顔が見えるまち、歴史があること。自分が住んでいるまちに通える店があるのは楽しいです。生活するうえで店を使い、そこにお金を落とすことがまちに返るのはうれしい。千住では、ご飯を食べるのも飲みに行くのも個人店に行くことにうれしさがあります。

ちさとさんの写真

千住の路地

また、ご近所さん含め、あたたかく見守ってもらっている感じがします。リノベーション時にお隣さんから飲み物をいただいたり、優しく声をかけていただいたり。地域の店と一緒にイベントなどをやる機会も増えました。

この間に娘も生まれ、自分たちが管理人をしているシェアハウスで子育てをしています。

お店の方も、このごろ手ごたえを感じるようになってきて、2軒目の出店を準備中です。

たかぎまさたろう・きさらちさと

 

プロフィール:たかぎまさたろう・きさらちさと

長野県出身の高木さん、世田谷区出身のきさらさんの夫婦ユニットで、千住東町の裏路地にある、築90年の家をセルフリノベーションした日用品と日本茶喫茶の店「KiKi北千住」を営む。2020年の冬に始まった千住大橋のDIY可能シェアハウス「日日 nichinichi」の住み込み管理人をしながら子育て中。

 

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