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公開日:2020年2月14日 更新日:2022年6月10日

国庫補助金事業における足立区の道路整備について

国庫補助金(社会資本整備総合交付金など)事業の施行に際しては、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律(いわゆる「道路財特法」)による国費率のかさ上げ措置の継続等を踏まえた計画的な道路整備や、近年の道路をとりまく環境の変化に応じた新たな施策への取組を図ることが望ましいとされています。
本ページでは、足立区における道路整備の主な事業について紹介します。

道路整備の具体的な施策について

《都市計画道路の整備(街路事業)》

都市計画道路とは、災害に強く安全安心なまちづくりのため都市の骨格となる主要な道路です。足立区では、都市計画道路の整備が必要な区間が依然として残っています。

【1】足立区画街路第14号線(竹ノ塚駅西口付近)

足立区画街路第14号線は、西竹の塚二丁目地内に整備する幅員18m、延長97m、交通広場4,249平方メートルを含む都市計画道路です。東武伊勢崎線(竹ノ塚駅付近)の連続立体交差事業と合わせて整備を進めており、竹ノ塚駅西口へのアクセス向上を図ります。

【2】補助第256号線(花畑大橋通り)

「花畑大橋通り」の愛称名が付けられている補助第256号線は、中央本町三丁目から花畑五丁目までの区間を通る幅員15mから16m、延長約4.2kmの都市計画道路です。このうち現在、中央本町三丁目から青井六丁目地内の道路拡幅(歩道の設置等)及び電線の地中化を進めており、整備が完了すると災害時における円滑な避難や輸送の確保、避難所へのアクセス向上、快適な歩行空間の確保及び都市景観の向上が期待できます。

【3】足立区画街路第15号線(北綾瀬駅1番口付近)

足立区画街路第15号線は、谷中四丁目地内に整備する幅員18m、延長10m、交通広場2,100平方メートルを含む都市計画道路です。北綾瀬駅周辺地区は北綾瀬駅ホームの10両化への対応に伴い、大手町・代々木上原方面への直通運転の開始をきっかけとして、新たなまちづくりを目指しています。北綾瀬駅交通広場の整備により、交通アクセス及び歩行環境の向上を図り、駅前にふさわしい賑わいと地域の活性化を目指します。

《道路の改良整備(交通安全施設等整備事業)》

足立区では、既存の道路におけるバリアフリーの促進、交通移動の円滑化および交通安全対策として道路の改良整備を行っています。

【4】足立区道足立8号線(東京女子医大通り)

江北七丁目から加賀二丁目までの「東京女子医大通り」延長約1211mの区間で歩道の拡幅整備を進めています。この整備により、歩行者、自転車、高齢者や障がい者など、誰もが安全で快適に通行できる空間を確保します。

【5】足立区道江北第242号線ほか1路線

東京女子医科大学新東医療センターが江北四丁目地内に令和3年度の開院が予定されていることに伴い、江北駅からのアクセス道路となる延長約220mの区間で歩道の設置を行います。この整備により、来院者はもとより、高齢者や障がい者など、誰もが安全で快適に通行できる空間を確保します。

《無電柱化の推進(無電柱化推進計画事業)》

足立区では、防災機能の強化、安全な歩行空間の確保、良好な都市景観の創出を図るため、無電柱化事業を進めています。

【6】特別区道江北第260号線ほか1路線

災害拠点病院となる東京女子医科大学新東医療センター(令和3年度移転・開業)と、災害時に避難所となる統合小学校に面している延長約660mの区間で、電線類の地中化を行います。この整備により、災害時に電柱の倒壊による道路閉塞を防ぎ、災害拠点病院への傷病者輸送やライフラインの安定共有を図るとともに、快適な歩行空間の確保及び都市景観の向上を図ります。

《その他の道路整備(住宅市街地総合整備事業)》

西新井駅西口周辺地区の中心市街地においては、快適な居住環境の創出、都市機能の更新、密集市街地の整備改善及び街なか居住の推進等を図るため、「住宅市街地総合整備事業」の大臣承認を受け、道路の整備を進めています。

【7】補助第138号線(環七南通り)

「環七南通り」の愛称名が付けられている補助第138号線は、足立区江北二丁目から葛飾区東金町二丁目までの区間(うち、足立区内の道路延長は約8.6km)を通る都市計画道路です。現在整備している「その2工区」が完成すれば、尾竹橋通りから旧日光街道までがつながり利便性の大幅な向上が見込まれます。

【8】足立区画街路第9号線(西新井駅西口付近)

足立区画街路第9号線は、西新井栄町二丁目地内に整備する幅員22m、延長80m、交通広場5,500平方メートルを含む都市計画道路です。西新井駅西口周辺地区住宅市街地総合整備事業の中で、交通広場として施設の整備項目に位置付けられており、交通広場の整備により、まちの交通結節機能と交通網を強化し、良好な住宅市街地の形成を図ります。
また、交通広場以外にある乗降バースを交通広場に集約することができ、バス利用者の利便性向上を図ります

《その他の道路整備(都市再生整備計画)》

綾瀬・北綾瀬地区では、都市機能の充実と地域資源を活かしたにぎわいのあるまちづくりを進めています。

 

【9】綾瀬駅東口交通広場

綾瀬駅は区東部地域の重要な交通の結節拠点として、駅前周辺の交通機能の整備が必要です。駅前民間開発を契機に生み出された用地に整備する交通広場と、地区計画によって生み出される公開空地を活用することで、重要な交通の結節拠点として求められる交通機能の充実を図ります。

【10】北綾瀬駅前ペデストリアンデッキ整備事業

北綾瀬駅は、平成31年3月の千代田線代々木上原方面への直通運転開始をきっかけに駅利用者が増加しています。北綾瀬駅前交通広場の整備を核とした交通処理機能の充実を図るとともに、駅前の顔づくりに向けた事業を導入し、賑わいの創出を目指します。

上記に紹介した事業は、全体事業費が1億円以上で、現在事業中または令和3年度事業開始予定のものです。

これらの事業期間および事業費などの詳細は、下記の「事業箇所リスト」をご覧ください。

事業箇所リスト

事業箇所位置図

 

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