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公開日:2015年11月9日 更新日:2015年11月9日

HbA1cの測定から始める糖尿病予防

11月は児童虐待防止月間であると同時に、糖尿病月間でもあります。糖尿病の一人当たりの医療費が23区で1番高い足立区では、「あだちベジタベライフ」など、野菜を中心とした食生活への改善など、様々な方面から対策を講じています。その一つが「プロジェクトU_7」(プロジェクトアンダーセブン)の取り組みです。
アンダー7とは、「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の数値を7%未満に保ちましょう」の意味です。HbA1cとは、過去1、2カ月の平均血糖を反映した値のこと。この数値が7%を超えた状態が続くと、数年後には糖尿病の合併症が現れるリスクが高いと言われています。まず自分の数値を知るところから糖尿病予防を始めようというのが区の考え方です。
6、7分ほどの簡単な検査(指先から少量の血液を採取し、器械でHbA1cを測定します)で、測定ができます。11月12日(木曜日)と13日(金曜日)の両日、午前11時から午後2時30分まで、本庁舎1階のアトリウムで無料測定会を行います。対象は59歳以下で、糖尿病と診断されていない方です。ぜひお立ち寄りください。また40歳以上の方は特定健診で、40歳未満の方は40歳前の健康づくり健診で、糖尿病と診断されていない方は区内10カ所の薬局(費用:足立区民の方は500円)で、それぞれ測定ができますので、こちらもぜひご活用を!
糖尿病は初期段階では自覚症状(指先がしびれる、体がだるい、のどが渇く等)がない病気です。逆に言えば、自覚症状が出てからでは遅いということ。特に家族や親族に糖尿病と診断された方がいらっしゃる場合は、発症の可能性が高いことが明らかになっています。「まだ若い」「私に限って」と油断は大敵。測定することで真に安心な毎日を送りましょう。

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