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公開日:2022年7月1日 更新日:2022年7月1日
としょかんには、たくさんの本があります。
そのとしょかんにある本をつかって、しらべてみよう!
夜、ちゃんとねていますか?
ねむいと元気に遊んだりしっかり勉強したりできないですよね。
今回は「睡眠(すいみん)」についてしらべてみました。
赤ちゃんは1日の大半をねむってすごします。
小学生は9時間から11時間ねむらなくてはいけません。
年をとるにつれてねむる時間は短くなっていきます。
人はねむっているとき、深いねむりと浅(あさ)いねむりをくり返しています。
深いねむりは「ノンレム睡眠(すいみん)」といい、脳(のう)を休めます。
浅(あさ)いねむりは「レム睡眠(すいみん)」といい、記憶(きおく)を整理して定着させたり、ゆめを見たりします。
バランスのとれた食事と適度(てきど)な運動をしていれば、ねているときに体を育ててくれる「成長(せいちょう)ホルモン」がたくさん出ます。
成長(せいちょう)ホルモンが一番出るのはこどものころです。
免疫(めんえき)力を高めるはたらきもあり、病気にかかりにくくしてくれます。
野生の動物にとって、ねむるというのは命をねらわれる危険(きけん)な時間です。
キリンはすぐにげられるように、立ったまま浅(あさ)いねむりにつきます。
フクロウは、自分より強い動物がねむっていて狩(か)りがしやすい夜に行動します。
カタツムリは暑く乾燥(かんそう)する夏の間ねむってすごし、ヤマネは寒くてエサの少ない冬をねむってすごします。
イルカは左右の脳(のう)を交代で休ませ、どちらかの脳(のう)は起きているようにすることで、息つぎしたりゆっくり泳いだりします。
自分の身を守るため、動物はいろいろなねむりかたをしているのです。
ちなみに、危険(きけん)が少ない動物園の動物は、野生の動物よりもよくねていると考えられています。
敵(てき)からねらわれることが少ないライオンも、昼間にのんびりねむります。
睡眠(すいみん)は体と脳(のう)を休めるのにとっても大切です。
体を大きくしたり、病気にかかりにくくしたりするためにも、しっかりねむって気持ちのいい朝をむかえましょう。
このページの内容は
1 『健康のすすめ!カラダ研究所 3』 石倉ヒロユキ/作 金子光延/監修 偕成社
2 『人体』 坂井建雄/監修 ポプラ社
3 『動物のちえ 4』 成島悦雄/監修 ネイチャー・プロ編集室/編著 偕成社
を参考に、小学生にもわかりやすいよう、一部編集したものです。
「もっといろいろ知りたいな」という人は、ぜひ図書館に来てこれらの本を読んでみてください。
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