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公開日:2020年9月24日 更新日:2020年11月25日
障害者基本法には、国民の間に広く障がい者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として、毎年12月3日から12月9日を「障害者週間」とすると定められています。
はじめに・・・ 足立区では、「障がい者の福祉についてもっと多くの人に知ってほしい!」という思いからこの特集を組みました!この特集を通して障がいを身近に感じていただければ幸いです。 また、ポスター・ちらしの掲示やホームページの作成にあたり、多くの交通機関・公共施設・学校・法人などにご協力をいただきました。誠にありがとうございました。 |
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ここでは使い方の一例を紹介します。状況に応じて幅広い使い方ができるので、ぜひ調べてみてくださいね。
2 【建物の中で見かけるマーク】オストメイトマーク、耳マーク、手話マーク、筆談マーク
3 【街の中で見かけるマーク】障害者のための国際シンボルマーク、盲人のための国際シンボルマーク
4 【身に付けるマーク】ヘルプマーク、ハート・プラスマーク、エスカレーターマナーアップ、介護マーク、わけがありますくプロジェクト、マタニティマーク
5 【みんなに知ってもらうためのマーク】「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク、ほじょ犬マーク、発達障がいへの理解と支援を広げるためのシンボルマーク、障害者雇用支援マーク
ビュー坊が紹介したマーク一覧(クリックするとマークの説明にジャンプします)
聴覚障害者標識 |
身体障害者標識 |
ビュー坊が紹介したマーク一覧(クリックするとマークの説明にジャンプします)
オストメイトマーク |
耳マーク |
手話マーク |
筆談マーク |
ビュー坊が紹介したマーク一覧(クリックするとマークの説明にジャンプします)
障害者のための国際シンボルマーク |
盲人のための国際シンボルマーク |
ビュー坊が紹介したマークや、その他の身に付けて使用するマーク一覧
(クリックするとマークの説明にジャンプします)
ヘルプマーク |
ハート・プラスマーク |
エスカレーターマナーアップ |
わけがありますくプロジェクト |
マタニティマーク |
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ビュー坊が紹介したマークや、その他の知ってもらうために作られたマーク一覧
(クリックするとマークの説明にジャンプします)
「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク |
ほじょ犬マーク |
発達障がいへの理解と支援を広げるためのシンボルマーク |
障害者雇用支援マーク |
今回ピックアップした、17種類の障がい者等に関するマークの説明はこちら
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聴覚障がいであることを理由に免許に条件を付されている方が運転する車に表示するマークで、マークの表示については、義務となっています。危険防止のためやむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行なった運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。
お問い合わせ先 警視庁 TEL:03-3581-4321 |
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肢体不自由であることを理由に免許に条件を付されている方が運転する車に表示するマークで、マークの表示については、努力義務となっています。危険防止のためやむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行なった運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。
お問い合わせ先 警視庁 TEL:03-3581-4321 |
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人工肛門、人工膀胱を造設している人(オストメイト)のための設備があること及び、オストメイトであることを表しています。オストメイト対応トイレの入口・案内誘導プレートに表示されています。
お問い合わせ先 公益社団法人 日本オストミー協会 TEL:03-5670-7681 FAX:03-5670-7682 |
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聞こえが不自由なことを表すとともに、聞こえが不自由な人への配慮を表すマークでもあります。このマークを提示された場合は、相手が「聞こえない」または「聞こえにくい」ことを理解し、コミュニケーション方法への配慮についてご協力をお願いいたします。
お問い合わせ先 一般社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 TEL:03-3225-5600 FAX:03-3354-0046 |
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ろう者等、手話を必要としている方や手話での対応を行なう方を対象に、5本指で「手話」を表す形を採用し、輪っかで手の動きを表現したマークです。国外への普及も考慮されたデザインとなっています。役所、公共及び民間施設・交通機関の窓口、お店など、手話対応のできるところで広く提示したり、ろう者等自身がコミュニケーションの配慮を求めるときに提示したりと、様々な形で活用されています。
お問い合わせ先 一般財団法人 全日本ろうあ連盟 TEL:03-3268-8847 FAX:03-3267-3445 |
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筆談を必要としている方や筆談での対応を行なう方を対象に、相互に紙に書くことによるコミュニケーションを表現したマークです。役所、公共及び民間施設・交通機関の窓口、お店など、筆談対応のできるところで広く提示したり、ろう者等自身がコミュニケーションの配慮を求めるときに提示したりと、様々な形で活用されています。
お問い合わせ先 一般財団法人 全日本ろうあ連盟 TEL:03-3268-8847 FAX:03-3267-3445 |
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障がい者が利用できる建物、施設であることを明確に表すための世界共通のシンボルマークです。このマークは「すべての障がい者を対象」としたものです。特に車椅子を利用する障がい者を限定し、使用されるものではありません。
お問い合わせ先 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 TEL:03-5273-0601 FAX:03-5273-1523 |
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視覚障がい者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などに付けられている世界共通のマークです。
お問い合わせ先 社会福祉法人 日本盲人福祉委員会 TEL:03-5291-7885 FAX:03-5291-7886 |
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義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮が必要なことが外見から分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなるように、東京都が作成しました。
お問い合わせ先 東京都福祉保健局 障害者施策推進部計画課 TEL:03-5320-4147 |
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「身体内部に障がいがある人」を表すマークです。心臓や呼吸器などの内部障がいは外見から分かりにくく、様々な誤解を受けることがあるため、視覚的に示し、理解と協力を広げるために作られました。
お問い合わせ先 特定非営利活動法人 ハート・プラスの会 |
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障がいがあるために、エスカレーターの右側の手すりにつかまり、立ち止まって利用したいという方々を応援し、東京でのエスカレーターの右側を歩く慣習を見直し、誰もが住みやすい街を作るための活動に伴い、作成されたマークです。
お問い合わせ先 公益社団法人 東京都理学療法士協会 FAX:03-3370-9036 |
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COVID-19による感染症拡大防止のために「マスクを着用して外出」という習慣が浸透しました。しかし社会の中には、障がいや病気、感覚過敏などの理由からマスク着用の難しい方がいらっしゃいます。このような、やむを得ない事情でマスクをつけられない人がいることをたくさんの人に知ってもらうために始まったプロジェクトです。このマークは意思表示バッジ、意思表示カードという形で無料配布されています。
お問い合わせ先 わけがありますくプロジェクト事務局 株式会社しまうま |
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妊婦さんの健康を守るためのマークです。妊婦さんが交通機関を利用する際に身につけることで周囲が配慮を示しやすくなったり、交通機関や職場、飲食店等が、呼びかけ文を添えてポスターなどとして掲示することで妊婦さんにやさしい環境づくりの推進に繋がったり、といった効果が期待されます。
お問い合わせ先 「健やか親子21(第2次)」事務局 |
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白杖を頭上50cm程度に掲げてSOSのシグナルを示している、視覚に障がいのある方を見かけたら、進んで声をかけて支援しようという「白杖SOSシグナル」運動の普及啓発シンボルマークです。岐阜市でデザインを募集し、審査の結果、こちらのデザインが選ばれました。白杖によるSOSのシグナルを見かけたら、進んで声をかけ、困っていることなどを聞き、サポートをしてください。
お問い合わせ先 岐阜市 福祉部障がい福祉課管理係 TEL:058-214-2138 FAX:058-265-7613 |
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「身体障害者補助犬法」を分かりやすく理解してもらうために作成されたマークです。法律では、公共の施設や交通機関、不特定多数の方が利用する施設(デパート、ホテル、レストラン、病院等)において、身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の同伴を受け入れる義務があるとしています。
お問い合わせ先 厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室 TEL:03-3595-2097 FAX:03-3503-1237 |
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発達障がいへの理解を広げるとともに、障がいのあるご本人を中心に支援者やご家族をはじめとする方々がチームとなって支援の輪を広げていく機運を高めることを目的として、新潟県で作られたシンボルマークです。
お問い合わせ先 新潟県 福祉保健部障害福祉課 在宅支援係 TEL:025-280-5228 FAX:025-283-2062 |
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公益財団法人ソーシャルサービス協会ITセンターが在宅障害者就労支援並びに障害者就労支援を認めた企業・団体に対して付与する認証マークです。このマークを添付することで、戦力になる人材の確保に繋がったり、社会貢献活動の一環としてアピールできたりと、様々な効果が期待されます。
お問い合わせ先 公益財団法人 ソーシャルサービス協会 ITセンター TEL・FAX:052-218-2154 |
障がい者アート展は、「広がれふれ愛」をテーマに、障がい者自らの自立と社会参加への意欲を高めるとともに、区民の皆様の障がいに対する理解と認識を深めることを目的に毎年実施しています。楽しい催し物を通してふれあいの輪が一層広がってほしい、という思いの込められた大規模な足立区のイベントです。 |
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※「障がい」の表記について、法律上は「障害者週間」と表記されますが、足立区では「障がい」に変更しています。
歴史ある障がい者アート展の中から第37回(平成29年度)から第39回(令和元年度)の内容をご紹介します!下のポスターは各回の障がい者アート展のポスターです。
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▲発表をされている団体さんの様子です! |
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▲第39回障がい者アート展のポスターと発表の様子 |
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アート作品展の様子と、ポスターにも使用された作品です。
ピアサポートって知ってる? 障がいのある方が自らの体験に基づいて、同じ障がいのある方の相談相手となり、社会参加や問題の解決などを仲間(peer)として支援する活動のことを「ピアサポート」、この活動をする人を「ピアサポーター」と呼びます。 |
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▼ピアサポーターの似顔絵も描かれていて、手に取りたくなるデザインになっています!
お問い合わせ先 足立区障がい福祉センターあしすと 自立生活支援室
TEL:03-5681-0132 FAX:03-5681-0137
Mail:assist@city.adachi.tokyo.jp
対象の方 区内在住で、聴覚障がい・肢体障がい・視覚障がい・高次脳機能障がいの方
※日程や申し込み方法など、詳しくはお問い合わせください。
ピアサポートでは、どんなお話しができるの? ピアサポーターには、コミュニケーションの工夫や家事の工夫といった「生活する上でのアドバイス」や、「情報取得の工夫」、「外出する際の工夫」、「当事者の集まりの紹介」などの相談が寄せられています。ピアサポートの利用を検討されている方はまずはお気軽に相談してください。 |
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視覚障がいピアサポーター 荻野 美恵子さん 見えなくなってからの方が充実した日々 生まれつき網膜色素変性症という目の病気で、暗いところで見えないことはありましたが、不便は感じていませんでした。40歳ごろに歩くのが困難なほどに視力が低下し、身体障害者手帳1級の認定を受けて、自分が重度の障がい者であると気付きました。今、様々な活動をしていますが、きっかけは視覚障がい者向けセミナーです。そこでたくさんの友人ができ、毎日がより豊かになりました。 |
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助けてくれる人がいるからたくさんのことに挑戦できる 周りの支えがあり、今の私があります。一人でできないこともあるけれど、手を貸してくれる人がいればどんなこともできます。私が助けてもらってきたように、一歩踏み出すサポートをしていきたいです。 |
肢体障がいピアサポーター 川尻 美佐緒さん 経験を積むことが自信につながる 55歳のとき、脳梗塞を発症し左半身が麻痺。最初はパニックになり死も考えましたが、入院中に読んだ、麻痺があり活動している方のブログから勇気をもらい、気持ちが前向きになりました。より自信が持てるようになったのは、退院後に通った陶芸サークル。今まで経験はありませんでしたが、自分にもできることがたくさんあると分かり、様々な活動への意欲がわきました。 |
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同じ障がいのある方の不安をなくしていきたい 経験上、一番不安を感じるのは先が見えない退院時。同じ障がいのある方と話せたら気持ちはもっと楽になると思いました。一人で悩みを抱えずに、まずは話しに来て欲しいです。 |
お問い合わせ先 足立区障がい福祉センターあしすと 自立生活支援室
TEL:03-5681-0132 FAX:03-5681-0137
Mail:assist@city.adachi.tokyo.jp
対象の方 区内在住で、聴覚障がい・肢体障がい・視覚障がい・高次脳機能障がいの方
※日程や申し込み方法など、詳しくはお問い合わせください。
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障害者週間やマークのこと以外にも、障がい者施策について詳しい情報を知ることができます。
障がいのある方が大災害に備えてできることや、周りの方がとるべき配慮について知ることができます。
おでかけの際に経路案内してくれるサイトや、芸術や運動といった余暇に注目した情報を知ることができます。
子どもたちの遊びや学び、子育てに関する情報を知ることができます。
福祉に関する総合的な情報や、障がい者のIT支援に関する情報を紹介しています。
障がい者アート展は足立区内の障がい者団体から実行委員会を募り、毎年、より良いイベントになるようにアイデアを出し合って開催しています。ここでは実行委員として参加してくださっている団体を紹介します。
ビュー坊について ここまで一緒に障がいについて勉強をしてきたビュー坊ですが、実は足立区で行なわれている「ビューティフル・ウインドウズ運動」のイメージキャラクターを務めているんです!ビューティフル・ウインドウズ運動とは、安全で安心して暮らせるまちづくりのため、地域、そして警察と連携し、一丸となって犯罪撲滅を目指す運動のことをいいます。点字ブロックの上に放置された自転車がなくなれば、点字ブロックを利用される視覚障がいの方が安心して移動できますね。「美しいまち」は「安心なまち」、「心も美しいまち」は「幸せなまち」。 |
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ビューティフル・ウインドウズ運動では、こんな取り組みがされています
・地域での防犯活動の支援
・美化推進活動の支援
・路上喫煙禁止の推進
・放置自転車の防止
・学校や地域での草花による美しいまちづくり
・花いっぱい運動
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