ホーム > 防災・安全 > 防災・災害対策 > 水害に備えよう > 水害時の避難について(「分散避難」をご検討ください)

ここから本文です。

公開日:2020年8月7日 更新日:2020年10月8日

水害時の避難について(「分散避難」をご検討ください)

水害の危険が迫った場合、避難所での3密(密閉・密集・密接)を避けるためにも、避難所以外(自宅、親戚、知人の家等)へも分散して避難していただく必要があります(「分散避難」)。

感染症を考慮した場合に理想とされている避難所の1人あたりの面積(4平方メートル)を確保すると、区全体での避難所の受け入れ人数は約6万人となり、従来想定していた約30万人(1人約0.8平方メートルで計算)より約24万人少なくなります。区でも避難所の確保を継続して進めていきますが、「分散避難」についてご理解いただき、一人ひとりが事前に避難所以外の避難先を考えておいていただくようお願いいたします。

避難先の検討方法は下記を参考にしてください。

1 「足立区洪水ハザードマップ」で浸水リスクを確認

まずは「足立区洪水ハザードマップ」でご自宅の「浸水深」や「浸水継続時間」を河川ごとに確認しましょう。また、「※家屋倒壊等氾濫想定区域」も確認しましょう。

※:河川の氾濫によって木造家屋が倒壊するほどの流速になる等の場合がある範囲

リンク先:「足立区洪水ハザードマップ(平成31年3月改訂)」

2 避難方法を検討

自宅の浸水リスクを把握したら、以下のフローを参考に自分はどこへ避難するか考えましょう。

避難判断フロー

(1)在宅避難

次のような場合は、十分な量の食料や水、日用品などを事前に準備した上で自宅にとどまりましょう。

  • 自宅が浸水地域ではない場合
  • 自宅に浸水しない階があり、「家屋倒壊等氾濫想定区域」でもない場合
  • 「家屋倒壊等氾濫想定区域」内だが、自宅に浸水しない階があり、丈夫な建物で倒壊のおそれがない場合(木造住宅等ではない場合)

<注意点>

在宅避難

  • 「浸水継続時間」に合わせて必要な量の食料や日用品を用意してください。
  • 河川が氾濫した場合、長期間ライフラインが寸断される可能性があります。電気、ガス、水道などの代替品のほか、簡易トイレなども備えておきましょう。
  • 不安がある場合は、迷わず浸水しない地域への避難をご検討ください。
  • 浸水域内では、河川の氾濫が発生した場合、救急車等の緊急医療の対応も制限を受ける可能性があります。障がいをお持ちの方、電気等ライフラインの寸断により大きな影響を受ける方などは、特に早めの浸水域外への避難を推奨します。

(2)縁故等避難

自宅が浸水する危険がある場合は、浸水のおそれがない所に居住する家族、親戚、知人の家やホテルなどへ避難してください。

<注意点>

縁故等避難

  • 避難先の人と日頃から連絡を取って相談しておきましょう。
  • 電車やバスなどの公共交通機関が運休する前に避難しましょう。
  • 車を使用して避難する場合は、早い段階で避難してください。渋滞が発生して逃げ遅れたり緊急車両の通行を妨げる恐れがあります。

(3)避難所への避難

水害のおそれがある場合は、区立小・中学校等を避難所として開設します。自宅が危険であり、縁故等避難も難しい場合は、避難所へ避難してください。

<注意点>

避難所で生活する際のルールを作成しました。詳しくはリンク先「避難所でのルール」をご確認ください。

避難所への避難

  • 避難所へたくさんの方が避難した場合には3密(密閉・密集・密接)となり、感染症のリスクが高まります。
  • 雨風が強くならないうちに避難しましょう。
  • 2食分の食料(火やお湯を使わないもの※乳幼児用のミルクなどを除く)、水、タオル、上履きなどを必ずお持ちください。
  • 感染症対策に関する物品(マスク、アルコール消毒液、体温計、使い捨てビニール手袋など)をお持ちください。
  • 家族で別々に避難して受付をした場合は、同じ居室にならないことがありますのでご了承ください。
  • ペット動物と一緒に避難(同行避難)する場合は、飼育に必要な物品(ケージ、リード、エサ、ペットシートなど)をお持ちください。
  • 避難所には駐車場がありません。徒歩での避難が困難な方の送迎以外、車での避難はご遠慮ください。

こちらの記事も読まれています

 

お問い合わせ

総合防災対策室災害対策課

電話番号:03-3880-5836

ファクス:03-3880-5607

メールフォーム

メールでお問い合わせいただく場合、お使いのメールアドレスによっては、返信することができません。
くわしくは「足立区からメールを送信できないメールアドレス」をご覧ください。

all