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公開日:2023年2月8日 更新日:2023年2月8日
小学4年生を対象として今年度から行っているプログラミング教育出前授業。今年度は7校で実施しています。
本格的にプログラミング教育を受ける前の子どもたちに体を使って実際にプログラミングを体感してもらおうという今回の試み。
具体的な授業内容について、亀田小学校に伺い、拝見しました。
まずは「プログラム」を知るところから授業はスタート。
様々な場面や場所で使われているプログラムについて、アニメーション動画を用いて講師が説明。
コンピュータでは人間の言語を使えないので0と1を使って指令を出しているという説明に子どもたちから「2進法だ!」という発言があり、講師も驚かれていました。
「プログラム」について学んだ後は、コミュニケーション力を鍛えるための様々な図形(タングラム)を用いたワーク。
JAXAの星出宇宙飛行士による言葉だけの指示で、意図したタングラムをどこまで再現できるかチャレンジしました。
正解した子も複数人いたものの、「上に置く」などの捉え方が難しかった様子でした。
言葉によるコミュニケーションの難しさを実感した子どもたち。
最後は体育館のスペースを活用して人間プログラミングを体験しました。
先生たちのお手本に習い、目隠しの上から段ボールを被って動く「ロボット」役、指示を出す「コマンダー」役、どんな指示をしていたかを記録する「レコーダー」役の3人組で「ボールを取って戻ってくる」目的の達成を目指します。
自宅学習の子も Google Meet で参加していました。
ロボットへの指示は「〇歩進む」「右/左を向く」「サンプル(ボール)キャッチ」の3種類に制限。目隠しもしていることから、右左がわからなくなってしまったり、コマンダーの示唆する歩数や向く角度と異なる動作をしてしまったりするロボットが続出しました。
講師からのアドバイスをもとに指示の出し方を改善する子どもたち。
苦戦するチームもありながら、講師からのキーワードである「見て・聞いて・考えて」を実践。
試行錯誤の末、無事に全員ゴールに到達することができました。
最後は再び先生たちが登場。
お手本で行った人間プログラミングの記録をもとに、同じ指示で無事にゴールに到達できるかチャレンジしました。
人間ロボットでの再現性は低いようでしたが、「機械は記録をすることで何度でも全く同じことを繰り返し行うことができるんだ!」ということを説明だけでなく視覚的にも体験した子どもたち。
また、機械とは違い、日常会話では様々な言い回しができるので、お友達やご家族との会話の際にも、相手がわかりやすいように、「簡潔」「丁寧」「正確」を意識して会話する大切さも学ぶことができました。
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