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公開日:2020年9月7日 更新日:2020年9月7日
令和2年10月1日からロタウイルスワクチン予防接種の定期接種が開始されます。
ロタウイルスによって引き起こされる胃腸炎で、乳幼児期にかかりやすい病気です。感染力が非常に強く、特に初めて感染したときに症状が強く出ます。主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐、発熱、腹痛です。脱水症状がひどくなると点滴や入院が必要になることもあります。ロタウイルスワクチンの接種をすることで、重症化予防にも効果があるとされています。
令和2年8月1日生まれ以降のお子さんが接種対象になります。
経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン (ロタリックス) |
生後6週から24週までに、27日以上の間隔をあけて2回経口投与 |
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5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン (ロタテック) |
生後6週から32週までに、27日以上の間隔をあけて3回経口投与 |
※いずれも1回目の接種は生後6週から生後14週6日までに受けてください。
※途中で製剤を変えることはできません。必ず最後まで同じ製剤で接種をしてください。
※標準的な接種開始日は生後2か月です。
2か月に至る月の上旬に予診票を送付します。(ヒブワクチン・小児用肺炎球菌・B型肝炎と同封します。)
なお、予診票についてはロタテックを使用した場合の3回接種分で送付しておりますが、ロタリックスを使用する場合は2回接種で終了となるため、お手数ですが3回目の予診票については破棄をお願いいたします。
23区内指定医療機関
重い副反応として、まれにアナフィラキシーや腸重積症などの重い病気にかかることもあるともいわれています。接種後30分くらいは十分、お子さんの状態を観察し、異常があった場合には速やかに医療機関を受診してください。
【腸重積症の主な症状】
泣いたり不機嫌になったりを繰り返す、嘔吐を繰り返す、ぐったりして顔色が悪くなる、血便がでる など
・定期接種開始前(令和2年10月1日より前)に接種した接種費用について助成等はありません。
・定期接種の対象生年月日よりも前に生まれたお子さん(令和2年7月31日までに生まれた方)については、全ての回数が任意接種となります。その場合の費用助成等はございません。
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