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更新日:2015年1月7日

単なる飲み比べじゃなかった、千住酒合戦

谷文一 闘飲図巻(「後水鳥記」収録)

【谷文一 闘飲図巻(「後水鳥記」収録)】

平成27年は、文化12年10月21日(1815年11月21日)に千住で行われた「千住酒合戦」から200年目の節目の年に当たります。「千住酒合戦」とは、お酒の飲み比べと、それを題材とした絵巻作成、展覧会、出版物の発行など、江戸文人による一連の事業のことです。「単なるお酒の飲み比べでしょう?」との声が聞こえてきそうですが、千住を舞台に文人がプロデューサーとなって仕掛けた一大文化イベントであったといいます。
酒合戦は千住の飛脚問屋・中屋六右衛門の還暦の祝いとして、同家に近郷の酒豪を集めて行われました。会を取り仕切ったのは、六右衛門の友人で千住河原町の青物問屋坂川屋鯉隠(りいん)。この人が絵師の酒井抱一や谷文晁と交流のあった文人だったため、文化の色濃いイベントへと発展したのでしょう。ちなみに、会場となった中屋は、東京芸術センター(千住1-4-1)斜め前、現在はクリーニング屋さんとコンビニエンスストアになっている場所にありました。
からすみ・花塩・さざれ梅、蟹(かに)、鯉こく、牡丹餅(ぼたもち)などを肴(さかな)に(結構豪華ですね)、男性では千住宿の松勘が9升1合、女性では千住宿菊屋のおすみが2升5合(スッ、スゴイ!)を飲み干したとの記録が残っています。
この合戦の立ち合いを務めたのが当時の名だたる文人たち。審査員を務めるとともに、多くの作品を残したのです。様子は「闘飲図巻」とも称される絵巻として複数作成され、ニューヨークパブリックライブラリーにもその1つが所蔵されているというから驚きです。
合戦の会場入り口には「たちの悪い客」「下戸」「理屈屋」お断りとの意味の看板が掲げられていたというから、この辺の機微は今と変わりませんね。

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