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公開日:2010年6月13日 更新日:2010年6月13日
平成20年の9月から全校で共通の方法を使って残菜を測定し、毎月学務課に残菜率を報告してもらっています。これは他校と数字を競うのではなく、各校での課題を発見したり区全体での給食の改善指標として用いるために行っています。
おいしい給食推進委員会
学識経験者、PTA、医師、学校長、学校栄養士、調理業者、生産者等20人を委員とする「おいしい給食推進委員会」を設置し、8回に亘っておいしい給食のあり方や課題、実現方法などについて討議しました。
おいしい給食推進委員会は、必要に応じて随時開催しています。
おいしい給食まつり
10月25日、北千住のシアター1010で「おいしい給食まつり」を開催しました。
給食の試食、「さかなクン」の講演会のほか、区内の小中学校109校の給食をパネルで紹介する展示コーナーや、巨大な給食調理器具にふれたり給食当番を体験するコーナーなどを設け、足立区の給食を広くPRしました。当日は約3,000人が来場し、大盛況となりました。
1月26日~30日の学校給食週間を活用して喫食時間を5分延長する取り組みを行い、喫食時間の確保と指導体制の充実が給食にもたらす効果を検証しました。
取り組みは、残菜率の差を明らかにするために、前年同時期と同じ献立で行い、結果として、残菜率が小学校で平均3%、中学校で平均4%減少しました。
|
小学校 |
中学校 |
---|---|---|
今回の給食週間中の平均(A) |
3 |
12 |
前年同様献立時の平均(B) |
8 |
16 |
残菜率の増減(A-B) |
-3 |
-4 |
小松菜給食(梅島第一小学校)
3月11日にJA東京スマイル、生産農家の協力により、足立区内産の小松菜が小学校に提供され、全小学校で小松菜を献立に取り入れた給食が一斉実施されました。
当日はビビンバやグラタン、蒸しケーキなど小松菜を使ったさまざまなメニューが出されました。また、生産者も一部の学校を訪れ、直接子どもたちに小松菜の育て方や特長などの説明をしました。
平成20年度、おいしい給食のモデル校として小学校4校、中学校2校が選定され「おいしい給食」に向けて、様々な調査や取り組みが行なわれました。
6月にモデル校でヒアリング調査と現場視察を行ない、給食の現状と課題について整理しました。
ご飯が主食の給食を週3回から5回に増やす取り組みが行なわれました。この取り組みにより、生徒の米飯給食への関心や、献立作成上の課題、調理をする上での問題点など、おいしい給食に向けての改善点が明らかになりました。
梅島弁当コンクール
食育の推進と親子のコミュニケーションを図るために、「うめじま弁当コンクール」が行なわれました。
コンクールは夏休みの宿題として取り組まれ、児童たちは親子で「うめじま弁当」のメニューや、使用食材、アピールポイントを考えました。
応募作品から優秀作品6点を選定し、そのうち2作品は11月と1月に弁当給食として実施されました。
炊飯器による給食
家庭用炊飯器6台を導入し、炊飯器で炊いたご飯を給食で食べる取り組みが行なわれました。
炊飯器が置かれたランチルームは、炊き立てのご飯のいい香りに包まれ、児童たちは自分でご飯をよそっておかわりを繰り返しました。
高学年児童は、自分たちで米を研ぐところから体験させる取り組みも行なわれました。
年間の平均残菜率が年度当初に比べて減少しました。また、平成20年度の年間残菜量(主食・主菜・副菜)は、平成19年度との比較で約39.8トン減少し、総量約341.6トンとなりました。
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H20年度当初 |
H20年度平均 |
---|---|---|
小学校72校平均 |
9 |
7 |
中学校37校平均 |
14 |
13 |
全小中学校109校平均 |
11 |
9 |
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