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公開日:2012年2月9日 更新日:2012年2月9日

「模擬面接」受験シーズンを迎えて-ここでも地域の皆さんの力が-

受験シーズン真っ只中です。高校進学を目指す中学3年生は、体調管理に細心の注意を払いながら、受験のための勉強に打ち込んでいます。

千寿桜堤中学校

千寿桜堤中 個人面接の練習

「この高校を志望する理由は?」「中学校生活で一番の思い出は?」面接官が次々と質問します。
「大学への進学を見据えたうえでこの高校を選びました。」「就職を前提にこの高校のこのコースで学びたいと考えています。」など、緊張しながらもしっかりと答える生徒たち。

千寿桜堤中 集団面接の練習

ひととおり質問が終わると面接官は、声の大きさや足の揃え方、手の置き方、背筋など、座っている時の姿勢についてもアドバイスします。
また、中学校生活の思い出を「運動会です。」と答えた生徒には、「運動会で自分がどういう役割をしてどう頑張ったのかを整理して回答しないと、一番の思い出が伝わらないよ。」との指導が。
千寿桜堤中学校での、開かれた学校づくり協議会委員の皆さんによる「面接練習」も今年で3年目となる。「最初は慣れていないので、生徒よりも面接官である私のほうが緊張していて、的を得ない質問をしてしまった失敗もありましたねえ。この頃は少し余裕を持って、笑顔で生徒たちと面接できるようになりました。」と吉田会長。
一方、面接室を退室し、緊張から解き放たれた生徒からは「先生との面接練習と違って緊張した。家でもっと練習しなきゃ。」との感想が。面接練習は「慣れる」ことも大事な要素だとか。
頑張れ!受験生!!

第八中学校

第八中 個人面接の練習

第八中学校の開かれた学校づくり協議会委員の皆さんによる面接練習も、今年で3年目。
生徒たちは、将来の希望を聞かれると、「弁護士になりたいです。」「保育士になりたいです。」「美容師になりたいです。」と緊張しながらも目を輝かせて答える。
「もっと、声を大きくしたほうがいいよ。」「身だしなみはきちんとしておくことが基本」「姿勢に気をつけて」と、生徒たちは、日ごろ接している先生方とは一味違ったアドバイスを受けて、これから本番の受験に向かう。

第八中 個人面接の練習

「これから社会に出て行く生徒たちにとって、緊張することもとても大切な経験」と松崎副会長。
小関校長は「協議会の皆さんに面接官のお願いをしたところ、二つ返事で了解をいただきました。回を重ねる毎に協議会の皆さんの子どもや学校に対する熱い思いが伝わってきて、とても感謝しております。地域の皆さんに直接応援していただける面接の機会は、将来を担う子どもは勿論のこと、学校にとっても大きな財産になります。お陰様で、成果もあがっているようですので、今後も大勢の協議会委員の皆さんのご協力が得られればありがたいと思っています。」とコメント。
頑張れ!受験生!!

以上2校のほかに、第十四中学校、東綾瀬中学校、谷中中学校などでも開かれた学校づくり協議会の委員が模擬面接に協力しています。
足立区では、「開かれた学校づくり」を推進する組織として、学校・家庭・地域の代表者からなる「開かれた学校づくり協議会」を設置しています。子どもたち対象に体験活動や学習機会の提供、保護者を対象とした家庭教育についての学習会、学校関係者評価の実施など、さまざまな取り組みを進めています。今後、活動の様子をホームページで紹介していきますので、ご期待ください。

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