足立区ユニバーサルデザイン推進会議 会議概要 会議名  第41回足立区ユニバーサルデザイン推進会議 事務局  都市建設部都市建設課、ユニバーサルデザイン担当課、  総務部総務課、福祉部障がい福祉課 開催年月日  令和8年1月29日(木) 開催時間  午後2時30分 ~ 午後3時49分 開催場所  足立区役所南館 13階 大会議室A 区長の出席  無 出席者  会長  山田 あすか 委員  署名委員  落合 正行 委員  内藤 久子 委員  田中 功一 委員  槇野  浩 委員  猿田  純 委員  渡邊 裕介 委員  都市建設部長  真鍋  兼 委員    多様性社会推進課長  鈴木 淳子 委員  障がい福祉課長  長門 忠雄 委員 欠席者  田中 光義 委員  金子 孝一郎 委員  長澤 陽子 委員    金井 秀之 委員  鈴木 理恵 委員 関係区職員  事 務 局  UD担当課長  安岡 毅  UD担当係長  辻井 隆伸    UD担当  薄井 風弥  UD担当  本澤 優太  資 料                第41回足立区ユニバーサルデザイン推進会議の開催について        第41回足立区ユニバーサルデザイン推進会議次第 ・別紙1   足立区ユニバーサルデザイン推進会議委員名簿(令和7年度) ・別紙2   第41回足立区ユニバーサルデザイン推進会議座席表 ・資料1   第40回足立区ユニバーサルデザイン推進会議議事録 ・資料2   令和6年度実施事業分区が実施する個別施策一覧と評価結果(案) ・資料3   令和6年度実施事業評価報告書①(評価確定前・編集中) ・資料4   令和6年度実施事業評価報告書②(評価確定前・編集中) ・資料5   足立区ユニバーサルデザイン推進計画の改定の検討状況について ・資料6   ユニバーサルデザイン推進会議報告資料(ユニバーサルデザイン出張講座等の委託化について) ・資料7   ユニバーサルデザイン推進会議報告資料(アプリ連動による音声案内の試行(実証実験)について) ・資料8   バリアフリー地区別計画の策定の検討状況について  追加資料   足立区ユニバーサルデザイン推進計画の改定の検討状況について その他  傍聴人:無    その他の参加者:有 ・社会システム株式会社 (審議経過) 開会 ○安岡UD担当課長 皆様、こんにちは。定刻になりましたので始めさせていただきます。  本日は、いつも使用している特別会議室が改修工事で今年度いっぱい使用できないため、こちらの大会議室で開催する運びとなりました。不慣れな会場になりますが、終了予定の16時30分まで、よろしくお願いいたします。  私は、本日の司会を務めさせていただきます都市建設部ユニバーサルデザイン担当課長の安岡です。どうぞよろしくお願いいたします。着座にて説明させていただきます。  本日の会議は会場開催のみとしております。  会議の時間は2時間程度を予定しております。効率的な会議とするため、一部の承認事項につきましては説明を省き、配付資料のご確認とさせていただきたいと思いますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。  続いて、皆様に3つほど連絡がございます。 まず、本日の会議記録作成のため、委託事業者が会議の内容について録音させていただきます。併せて、記録として背後から会議中の写真撮影をさせていただきますが、ご了承いただきますよう、よろしくお願いいたします。  マイクの受け渡しとご発言についてご案内いたします。次第の案件ごとに、委員の皆様からご質問等を賜ります。その際、係員がマイクをお渡しいたしますので、お手数ですが、ご発言の前にお名前を名乗っていただきますよう、よろしくお願いいたします。 最後に、本日の会議は長時間の2時間程度となる見込みですので、お手洗いなどはご遠慮なく適宜ご利用ください。お手洗いは出入口を出て右手方向にございますので、よろしくお願いいたします。 続いて、本日の資料確認をさせていただきます。  事前にお送りし、本日お持ちいただいた資料と当日配付資料になります。 まず、第41回足立区ユニバーサルデザイン推進会議開催について、裏面に会場南館13階大会議室への案内つきになります。別紙1「足立区ユニバーサルデザイン推進会議委員名簿(令和7年度)」、別紙2「第41回足立区ユニバーサルデザイン推進会議座席表」、第41回足立区ユニバーサルデザイン推進会議次第、資料1「足立区ユニバーサルデザイン推進会議会議概要(第40回足立区ユニバーサルデザイン推進会議)」、これは前回の議事録になります。資料2「令和6年度実施事業分 区が実施する個別施策一覧と評価結果(案)」、資料3「評価報告書①」、一部評点確定前・編集中になります。資料4「評価報告書②」、資料5「足立区ユニバーサルデザイン推進計画の改定の検討状況について」、資料6「ユニバーサルデザイン推進会議報告資料 ユニバーサルデザイン出張講座等の委託化について」、資料7「ユニバーサルデザイン推進会議報告資料 アプリ連動による音声案内の試行(実証実験)について」、資料8「足立区バリアフリー地区別計画の策定の検討状況について」。また、本日席上配付として、追加資料の「足立区ユニバーサルデザイン推進計画の改定の検討状況について」。 以上が本日の会議資料でございます。不足や落丁等がございましたら事務局までお申しつけください。―よろしいでしょうか。 ○真鍋委員 2時間かかるの? 今日。皆さんお忙しいから、2時間と言わずに、なるべく早めに終わらせるようにしてください。 ○安岡UD担当課長 了解いたしました。 なお、本日の推進会議ですけれども、定数15名のところ過半数以上の10名の出席をいただいており、会議が有効に成立することをご報告いたします。 それでは、推進会議開会に当たりまして、山田会長からご挨拶をお願いいたします。 山田会長、よろしくお願いいたします。 ○山田会長 皆様、こんにちは。山田でございます。 それぞれの部会のほうに分かれての評価、また、それに先立ちまして紙面での評価等々、誠にありがとうございました。 毎年のことながら、去年やって苦労して覚えたのに今年もまた難しいという確定申告のような状況でございます。毎年毎年思い出しながらこれを繰り返しつつ、やはりこうしたほうがいいんじゃないかなというような評価の方法に関する振り返りを機会として持つ、このような効果のある場面でもあると思います。 それぞれの評価委員会のほうでも、ご関係の皆様にお越しいただきまして、現場でのご苦労ですとか、実際はこういうことを書きたかったのですねといったことをヒアリングできて、また適切な評価に結びつけることができたかなと思っております。 今日は、その評価をお互いの部会で確認し合いまして、確定させていくという状況でございます。 それでは、皆様、よろしくお願いいたします。 ○安岡UD担当課長 山田会長、ありがとうございました。 それでは、ここからの議事進行は、「足立区ユニバーサルデザインのまちづくり条例」施行規則第6条第2項に基づき、山田会長にお願いいたします。  山田会長、よろしくお願いいたします。 ○山田会長 改めまして、よろしくお願いいたします。  初めに、事務局から、本日の会議の到達目標について説明をお願いいたします。 ○安岡UD担当課長 それでは、本日の会議の到達目標についてご説明いたします。お手元の次第をご覧ください。  主な到達目標は2点でございます。審議・承認事項で1件、報告事項で1件になります。 審議・承認事項では、(2)の「令和6年度実施事業個別施策の評価の確定及び報告について」でございます。こちらは皆様に第一評価部会、第二評価部会に分かれていただきました評価について、結果の確認と確定の内容になります。報告事項では、(3)の「足立区ユニバーサルデザイン推進計画の改定の検討状況について」になります。こちらは、この会議体の根本の計画であります足立区ユニバーサルデザインの各施策・各事業の計画になります。 以上となります。 ○山田会長 ありがとうございます。 それでは、この到達目標を念頭に入れて会議を進めてまいりたいと思います。 審議・承認事項(1)第40回議事録の承認と第41回議事録署名人について ○山田会長 次第の2、議事の審議・承認事項(1)「第40回議事録の承認と第41回議事録署名人について」に入ります。 先ほど真鍋委員からも、時間短縮していきましょうということでお声を頂いております。一部確認事項の説明を省きたいとの提案は安岡課長からもございました。第40回ユニバーサルデザイン推進会議の議事録については、説明は省略と皆様には配付時にご確認いただいたということにさせていただきたいと思います。 なお、ちょっと気になることがあってということで、もし戻ることがありましたら、会議の最後のところで、またおっしゃってください。 それでは、続きまして、議事録の署名人についてです。 「足立区ユニバーサルデザインのまちづくり条例」施行規則第10条に、「推進会議の議事録を作成し保存すること、また議事録は会長及び会長が指名する委員が署名すること」と定められております。 つきましては、本日のユニバーサルデザイン推進会議の議事録の署名人については、私からの指名とさせてください。 本日の議事録の署名人ですけれども、私と落合副会長ということで、いつもどおりお願いしたいと思います。 ○落合副会長 了承いたしました。よろしくお願いします。 ○山田副会長 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 審議・承認事項(2)令和6年度実施事業個別施策の評価の確定及び報告について ○山田会長 それでは、到達目標の議事の審議・承認事項(2)「令和6年度実施事業個別施策の評価野確定及び報告について」に進みます。事務局よりご説明をお願いいたします。 ○安岡UD担当課長 それでは、今回の推進会議の主要な目的であります各評価部会で審議いただきました評価の確定に入りたいと思います。 初めに、資料2の「区が実施する個別施策一覧と評価結果(案)」をご覧ください。 この一覧表の黄色い部分の右端の赤枠が、今回、第一、第二評価部会と分かれて評価いただきました評価結果になります。 第一評価部会では、資料2の中央部分の「くらしづくり」「まちづくり」のハード面の施策のうち、2-(3)-①の「ユニバーサルデザイン製品の周知啓発」と2-(3)-②の「ユニバーサルデザイン製品の開発支援」、3-(3)-③「イベント会場等のユニバーサルデザインの推進」など、ソフト面を除いたものを第一評価部会で審議頂きました。 第二評価部会では、先ほどの第一評価部会で除かれた施策3件を含めた、最初と最後の施策群であります「ひとづくり」「しくみづくり」のソフト面の評価をいただきました。 評価結果につきまして、第一評価部会が全ての施策において4点で、平均点も4.0となりました。 第二評価部会は、施策1-(1)-②の「多様な人々に対する理解の醸成」が去年より1点下がりまして評価は3点。また、新たに委員の評価対象となりました3-(3)-③の「イベント会場等のユニバーサルデザインの推進」が評価5点、満点です。そのほかの施策は全て評価4点で、全体としては第一評価部会と同じく平均点が4.0となりました。 次に、「評価報告資料①」をご覧ください。 12ページに、今回、評価対象となった14施策の評価結果をまとめております。 13ページ以降は、各施策の個別事業の評価結果と施策ごとの評価部会等の委員意見、評価点を記載しております。 評価結果の概要ですが、一例を挙げますと、同じく資料3の26ページ、施策名「児童・生徒へのユニバーサルデザイン教育の推進」では、出張講座の実施校数は計画を下回りましたが、障がい当事者が参画した質の高い教材へのリニューアル期間であったことが理解されまして、評価は4点となりました。 続きまして、62ページを開けていただけますでしょうか。 内容が「イベント会場等のユニバーサルデザインの推進」、シティプロモーション課によるものですけれども、こちらについてはシティプロモーション課による図書館の掲示物改善などが劇的な成果を上げたと評価され、最高点は5点を獲得しました。 なお、評価点左側の総括意見がまだ記載されておりませんが、今回、評価部会の評価点が確定した後に各部会長に記載していただき、完成版となる予定でございます。 また、評価報告書の巻頭につきましては、山田会長に総評を執筆いただく予定です。 続きまして、資料4「評価報告書②」をご覧ください。 こちらにつきましては、各施策の担当所管の自己評価結果のまとめになります。また、「評価報告書①」からの引き続きのページ番号となっておりまして、116ページから150ページまでとなっております。 「評価報告書②」の124ページ、A3の資料をご覧いただけますでしょうか。 一番上の灰色の帯に各事業の実績、効果、今後の方針、検証、行政評価など自己評価が記載されております。下へ行きまして、ピンクの帯が施策ごと、緑の帯が各施策の事業ごとの記載となっております。 説明は以上となります。 ○山田会長 ありがとうございます。 今、途中早かったかもしれないのですが、皆様、追えましたでしょうか。大丈夫でしたか。ありがとうございます。 では、「令和6年度実施事業個別施策の評価の確定及び報告について」に進みます。委員の皆様からご意見やご質問、確認しなければいけないこと等ございますでしょうか。 今の話ですと、5点の評価が付いた施策を挙げていただいておりましたね。4点の評価は筋として分かるとして、第二評価部会の今挙げていただきました資料2の62ページの図書館の環境改善の案件ですが。こちらは5点ということで、評価としては満点なのですけれども、図書館っていろいろな掲示物が、よかれと思ってぺたぺた貼りまくられるということがございますよね。本当によかれと思っての掲示なのですけれども。とはいえ、それだとどこを見ていいか全然分からないし、必要な情報が必要な方に届きにくいですよねということで、シティプロモーション課さんが一緒に入られまして、「どんな情報を誰に届けたいのですか」という届けたい情報の種類だったり、相手だったり、タイミングだったりを構造化されまして、かなり引き算のデザインを大胆になさっています。非常に見やすく魅力的で、言ったら「おしゃれ」という感じに掲示物を整えられたのですね。こういうことをしていただくと、区民の皆様が図書館をご利用になったときにも、必要な情報にアクセスしやすいですし、また、すてきな掲示ができているようなちゃんとした図書館だということでシビックプライドにもつながっていくでしょうということで、5点という特徴的な点数をつけさせていただいたというところでございます。これは「何で」というと、そんな状況でした。 もう一つ特徴があったのは、3点の評価の施策がありましたけれども、これは今説明がございませんでしたね。確認してみますか。 ○安岡UD担当課長 3点が1-(1)-②です。 ○山田会長 これは資料②で言うと何ペーでしたか。 ○安岡UD担当課長 24ページです。 ○山田会長 ありがとうございます。 これはかなり難しい施策だなというところは前々からもあったのですけれども、いろいろな施策が混ざり込んでいるからというところもございます。例えば人権問題に関する講演会として、北朝鮮の拉致問題を取り上げた講演をしていただいたのだけれども、それが「人権問題について問題認識や意識が高まりましたか」というようなアンケート項目を設定されていらっしゃる。そうすると「よく分かりませんでした」という回答が実は多かったりする。それは「拉致問題に関する認識が高まりましたか」と書いていただいたら分かったと回答された人はもっと多かったでしょうねという意見がありました。拉致問題も、広い意味では人権なのだけれども、この講演会のテーマは何かというところで、ピンポイントに質問していただくような評価方法のほうが、実態をしっかり捉えられるし、よいのではないか、その評価方法についての見直しもご検討いただいたほうがいいのではないかというようなご意見がありました。 あとは、ベルモント公園で行っていたイベントが、どうしてもごみの捨て方の問題だったりで開催できなくなってしまって、規模が縮小しましたというようなご報告もございました。まさにそういう状況だからこそやらないといけない国際理解のタイミングだったのですが、どうしたらうまくいくかということではなくて、「この公園ではもう無理です」という形になってしまうと、それは後ろ向きといいますか、難しさが露呈して課題が認識された。じゃあ次はどうしようかというステップにある状況なのかなというふうに、その場の評価委員でのお話ではなりまして、そういった意味で、これからどうしていくかを考えてくださいねというメッセージを込めて3点の評価をしましたという経緯です。やられていることが悪いとかおかしいということではなくて、これから改めての課題に取り組まれていくわけですねという評点となってございます。 第二評価部会にご参加だった方たちで補足とかございますか。渡邊委員におかれましては、イベントの実施のところにコメントされていたりもしましたよね。3点って、ほかの施策への評価と比べてインパクトがあるものですから。 ○渡邊委員 特にないです。 ○山田会長 今の私の説明が大体尽くしていましたかね。 ○渡邊委員 はい。 ○山田会長 ありがとうございます。 ほかに委員から、「これって4点でいいの?」とか、「なぜこの点数ですか?」みたいなところはございますか。 落合先生から、「この施策や評価点が特徴的だったのですか」というコメントはございますか。 ○落合副会長 点数には差が出ていなかったのですけれども、私も今回から初めてやらせていただいて、特にハード面の部会のほうでは、例えば民間の病院の施設を建てるに当たって、道路まで来ていた誘導ブロックと病院の建物の誘導ブロックのすり合わせがうまくいかなかったと。それは民間と公共の境目のつながりに注意が必要というか、そこの連携が物理的にはできるので、もうちょっとコミュニケーションが取れる環境づくりが必要だなというのがあったり、あとは例えば公園もしかり、公園の出入口で自転車が入らないようにする柵があるのですけれども、それをかわしながら誘導ブロックが通っていて、それがあまりにも複雑化している。そこも公園課と福祉のコミュニケーションが取れていればできることもまだまだあるなと。これは多分、今に始まった話ではないのですけれども、そういったところが改めて印象に残ったかなというふうに思っています。 ○山田会長 ありがとうございます。 ほかに委員から、「こんなことが印象的だった」といったようなコメントはございますでしょうか。―よろしゅうございますか。 そうしましたら、「令和6年度実施事業個別施策の評価の確定及び報告」という議案につきましては、資料2のとおりの評点で確定ということとさせていただきます。 報告事項(3)足立区ユニバーサルデザイン推進計画の策定の検討状況について ○山田会長 それでは、次に報告事項(3)の「足立区ユニバーサルデザイン推進計画の策定の検討状況について」です。事務局よりご説明をお願いします。 ○辻井UD担当係長 事務局の辻井でございます。本日もよろしくお願いいたします。 お手元の資料5、それから本日席上配付しました追加資料に基づいて、計画改定の検討状況をご説明申し上げます。 それでは座って説明させていただきます。 まず、資料5の1ページ目をご覧ください。 今回の計画改定でございますが、令和7年度から令和8年度までの2か年をかけて段階的に進めてございます。 今年度は、現状分析やアンケート・ヒアリングといった意識調査を実施しておりまして、改定の基本的な方針を整理する期間としております。 本日は、スケジュール表に赤い点線で囲んである部分で、現状分析と意識調査、アンケート・ヒアリングの状況報告をさせていただきます。 資料の順番の都合上、先に意識調査からご説明申し上げます。 続いて、資料5の2ページ目をご覧ください。 次期の計画改定に向けた課題抽出のため、9月から12月末にかけて実施した意識調査の概要をまとめてございます。対象としては、障がい当事者団体など9団体、事業側に関係する2団体、子育てサロンの利用者とか、バリアフリー協議会の区民部会員など、多方面から多くのご意見をお伺いしました。 続いて、3ページ目から7ページ目にかけて、現計画の4つの柱に基づいた結果の速報を記載しております。 まとめての説明となりまして恐縮ですが、全体を通して見られる内容としましては、まずハード面は「くらしづくり」と「まちづくり」の内容になります。「交通の便が悪くて移動が大変」、これが92.3%。それから、「まちづくり」の中にあるのですが、「歩道が狭い」というのが84.6%といった移動に関する課題が圧倒的に多く挙げられております。 それからソフト面の話で申し上げますと、「しくみづくり」で「必要な情報や知りたい情報を見つけにくい」が76.9%、そういう情報アクセシビリティへの課題も見られます。全体の傾向としては、そういうところにあるということで速報としてお伝えいたします。 続いて、8ページ目をご覧ください。 年度内の予定でございますが、1月から2月にかけて、一般区民を対象とした講演会での来場者に向けた調査、足立区の世論調査の結果などを活用して分析するとともに、庁内の職員に対しても意見交換を実施する予定でございます。それらを含めて結果の分析と課題の抽出を行いまして、次期の改定の方針を整理してまいります。 以上の内容が意識調査の報告でございます。 続いて、現状分析の内容について報告します。席上配付しました追加資料をください。  まず、追加資料の1ページ目の内容からご説明いたします。 こちらは改定の検討に当たっての前提条件、考え方を記載しております。 中ほどにある現計画の主な課題についてでございますが、当初策定から10年が経過して、蓄積されたノウハウを生かして、重要度に応じためり張りとスピードアップを図ることが求められています。 特に重要度や年度ごとのテーマを意識し、分かりやすさ、重点項目の設定、不足する取組の実施、これらを目指した改正を模索していきます。 次に、下のほうに書いている内容でございます。 真ん中から下に書いている計画改定の基本的な考え方・検討の進め方についてでございます。 本計画は、ユニバーサルデザインのまちづくり条例に基づいて、「誰もが暮らしやすいまちづくり」という非常に範囲の広い理念を体系的かつ総合的に推進していくための行動計画となっております。 申し上げたように、ユニバーサルデザインというのは幅広い理念を含みます。その中で次期計画の改定に当たっては、区民が日常生活の中で直面する使いにくさ、分かりにくさなど着目して、分野別計画との役割分担を踏まえて、ここのUD推進会議で扱う対象を整理・明確化した上で検討を進めたいと考えております。 具体的には資料の図に書いてあるとおりでございますが、中ほどにある重点的に扱う対象の検討につきましては、限られた期間・体制の中で確実に改善、スパイラルアップを図っていくために行うものでして、それ以外の取組を軽視するものではないということを申し添えさせていただきます。 続いて、2ページ目をご覧ください。 現在は広義のUDとして幅広く情報収集を行っているところでございますが、次期の計画では、UD推進会議で重点的に扱う対象を条例の基本理念に基づいて、「場(空間)・情報・手続き・サービス」の使いやすさ・分かりやすさに直結する事項に中核(コア)として整理することを検討しております。 例えばの話ではありますが、福祉や教育、雇用といった専門分野は、それぞれ個別計画と役割分担を図りつつ、UD推進計画では、それらと連携して、どんな場面で、誰が困らなくなるかというUDの視点を反映させていく考えでございます。 2ページ目の下にございますように、委員の皆様には、UD推進会議で扱う対象の範囲とか、次期計画のテーマだったり、重点項目の考え方について、ぜひ忌憚のないご意見を頂きたいと存じます。 続いて、少しページが先に飛びます。追加資料の5ページ目をご覧ください。 改定の大きなポイントとして、区民が自分事として捉えやすいように、「どんな場面で、誰が困らなくなるのか」ということを想像できる具体の利用シーン(場面設定)を整理するところです。 具体的には、あくまでも案でありますが、公共施設・公共空間、情報提供、窓口・手続き、災害時の行動、そういった4つの分野を計画の中核(コア)として据えることを今たたき台としてお示ししているものになります。 続きまして、6ページ目から7ページ目にかけてご説明いたします。ここに書いてある内容は、ほかの自治体の分析結果をまとめているものでございます。 まず、6ページ目にある「分かりやすさ」の事例につきまして、板橋区、中野区、世田谷区といった先行事例を記載しているところでございます。生活場面ごとの記述とか、具体的な利用シーンが浮かぶ表現を用いることで、「分かりやすさ」を向上させていることが特徴として見られます。 7ページ目でございますが、「重点項目の設定」の事例についてでございます。板橋区と世田谷区で特徴が見られました。 板橋区では、UD推進への寄与度が高い事業を重点事業として明確に区分しております。 世田谷区では、災害対応とか多言語・情報保障など、社会的なインパクトの大きい分野を位置づけている印象があります。 足立区においても、区民が自分事として理解しやすい利用シーン(場面)を起点に重点を絞りまして、分かりやすく、改善がスピーディーに進むような計画を目指していきたいと考えております。 続いて、8ページ目です。こちらは参考でございます。 UDと足立区でもう1個、会議体を行っているバリアフリーの分野があるのですが、どういう会議体・推進体制で一体的に進行管理するのかを検討する際の参考として、町田市の事例をお示ししているものでございます。 すみません。こちらは詳細の説明は割愛させていただきます。 また、最後に9ページ目から12ページ目にかけては、足立区の上位計画、基本計画になります。それから、ほかの自治体の計画と比較して、現在のUD推進計画に記載のない取組を並べたものになります。ここに挙がる項目は広義のUDの内容になりまして、そのまま推進計画の中に中核として入れるような趣旨ではないということで、それだけ申し添えさせていただきます。よろしくお願いいたします。 私からの説明は以上でございます。 ○山田会長 ありがとうございました。 大変ボリュームも多く、概念がちょっとだけ難しく、「要するに何ですか?」というところを補足していただいてもいいですか。「要するに最後の黄色にところに至る方向でやっていきたいです。よろしゅうございますか」という感じで理解してよいですか。、 ○真鍋委員 都市建設部長の真鍋でございます。改めまして、今日はよろしくお願いいたします。 せっかくこういう場なので、皆さんで共通認識を図った上で、この話を続けたほうがいいかと思います。 私もこの仕事に携わって十何年、山田先生はじめ本当に皆さんにお世話になって、私が思うに、ユニバーサルデザイン推進会議ですけれども、当然のことながら、足立区のまちづくりを少し見たときに、今まではハードの面を一生懸命整備していきましょうということだったと思います。私も区役所に入って今年で38年目になるのですけれども、37年前、38年と比べれば、まだ基盤も整備はされていない。はっきり言ってユニバーサルデザインとかバリアフリーという言葉が、まだ世の中的に浸透していなかったときから、時代を越えて38年たったら、正直当たり前というか、区の施設の整備方針も、ユニバーサルデザイン、バリアフリーに配慮してつくるというのは当然のことだと思ってやっていますので、次のステップにそろそろ入りつつあるのではないかなと思っています。 一方、行政の計画ってたくさんあって、今回はユニバーサルデザインの計画を持っていますけれども、計画の体系からすると、どこの自治体もいわゆる総合計画というものがあって、その下に分野別、まちづくりのことなのか、福祉のことなのか、教育のことなのかという体系になっているのですね。一番頭の計画に全部載せてしまうと分からなくなってしまうので、一応細かく分野別に計画している。私どもが今、委員の方にお願いしているのが、まさしく老若男女、性別に関わらず、誰よりも優しいまちをつくっていきましょうねという概念で、この計画をつくっています。 話を戻しますけれども、今まではハードの部分もソフトの部分も、かなり幅広に、ウイングを広げて、この計画自体はあると思うのですけれども、次の改定に当たっては、各分野別の計画があるのであれば、それはそれでそちらに任せておいて、もう少し収れんするというか、そういう計画のつくり方もあるんじゃないんですかねということが多分、今、辻井さんが説明した内容だと私は理解しているのです。いや、そうじゃないんだという話になれば、ぜひご意見を賜りたいと思うのですけれども、やっと足立区も基盤というか整備がされてきて、自分もまちづくりをやっていて、今までのがりがりつくっていくというよりは、少し人というか、そういうふうに目が向けられるような感じになってきたのではないかなと、私は最近そう思うようになってきたのです。質の向上というのですか、そういうものにだんだんシフトしていかなければいけない。まだ足らないところはあると思います。道路の段差であったり、細かいことはあるのですけれども、それもやりつつ、それはどちらかというと各分野で、行政に携わっている者がちゃんとそこは分かってやっているので、場合によっては、10年とか20年先の足立区のユニバーサルデザインを見たときに、どういう形が一番いいのかなということを、先ほど事務局が言っていた重点的なものというのは、10年、20年のまちを見据えたときに、この重点項目をやったほうがいいんじゃないんですかという提案で、あくまでも事務局提案ですので、私も事務局の一員としては、そういう理解のものでやっていったらどうですかねという、あくまでも今日はご提案ですので、忌憚のないご意見を賜れればと思います。 自分なりにかみ砕いて説明したつもりですけれども、分かりづらかったら申し訳ありません。 ○山田会長 ありがとうございます。 少し補助を入れると、「今、収れんしていこうというふうなことです」とおっしゃっていただいたものは、取り組むべき分野であるとか、考えてきた内容であるかを収れんするということではなくて。あまねくいろいろ行き渡ってきたので、その中でもなお課題となることや、今後特に重要になるのではないかという部分を、各分野にわたっていますけれども、重点項目として取り上げて、そこに取り組みの分野を絞り込むということではなくて、我々の検討の力を収れんして見ていくのはいかがでしょうかという意味ですね。 ○真鍋委員 はい。 ○山田会長 いかがでございましょうか。 評価されるほうも、するほうも、ちょっと評価疲れをしてきたというところもあるかもしれないということと、少なくとも今これを見ていただいている意義につきましては、全体像が分かった上で、これからの収れんしたポイントで効果的に評価をしていただけると思います。その意味では十分に取り組める体制かなと思います。 一方でといいますか、その収れんした内容を例えば5年、さらに10年やったときに、また委員の交代で、全体像を通して評価した経験がなく、全貌が理解できない委員にだんだん置き換わっていったとき、その重点項目というふうにされたものが、全体の中でどのようなフラッグシップ性を持っているかということは、常に気をつけて扱わなければならないだろうなという気持ちがします。今はできる、でもそのまま進めた後のことも恐らく気にしておかないといけないのかなと思うというのが私の意見です。 もう3つあるのですけれども、追加資料1の9ページです。「足立区の現計画に記載のない取り組み」というところでございます。 今、真鍋委員からも補足をいただきましたとおり、今までの計画ですと、「ひと」の部分については、あまり直接的な対象としてきていないということで、今の状況では、ここが抜けているように見えるということでございます。 一方で、我々は今までの体制にのっとって最適な座組をしてまいりましたので、こちらの方向をより重視するということでございましたら、議長等として前に座るべき学識経験者の枠の委員についても、教育学であるとか、社会学であるとか、福祉であるとか、福祉に関する経済学であるとか、こうした方たちが加わるべきだろうと思います。それは、この評価対象施策の収斂や評価自体ができないということではなくて、我々の座組自体も変えていくものですねという認識をしたところでございます。いずれも、悪いとは言っていないですよ。 それから、「ひと」などをとても重視していくというのは大変結構なことなのですが、この「ひと」も「くらし」も「しくみ」も、しっかり大事にしていこうと考えた上で、どこに落ちるのかということは恐らく相当程度、行政といいますか、仕掛けの側としては重要なことなのかなと思います。 「ひと」というふうに書いてあるけれども、例えば体験交流機会にせよ、インクルーシブ教育にせよ、キャリア支援にせよ、どこでそのサポートが必要な人たちとつながるのだということが非常に重要です。例えば、生活保護にしても、そもそも住まいがなければ対応できない、つながれないでしょうとかいった問題があります。このため、どういった拠点施設が必要になるんだとか、(既存の施設等のうち)どこを支援拠点としてみなしていくのかみたいなハードの部分と切り離して「ひと」だけを考えるというのは恐らくできない。そうすると「まち」の部分になりますか、「しくみ」の部分になりますか、このようなものと連携した上での「ひと」とのつなぎというところになると思います。1つずつの「ひと」の事業そのものというよりは、それをどうやって実施するんだというところには、必ずハードの部分というものがつきまとってくるのかなと思います。これが2つ目です。その意味で評価委員会の座組を考えないといけないですねということです。 3つ目ですけれども、非常に印象的な言葉として、「区民が自分事として取り組めるように」という言葉がございます。私の信条ですけれども、「自分事として考えてください」という言葉は非常によく言われる言葉ではあるのですが、今の趨勢ですと、ちょっと安易な自己責任論みたいなところと結びつきがちなところもございます。例えば課題の認識にせよ、どういうふうに自分たちでやっていくにせよ、それは自分事というよりも、自分「たち」というコミュニティの問題ですよねというふうに、引き受け手をコミュニティとして考えてほしいなというところがあります。「自分事」ではなくて「自分たち事」ですね。家族でもそうです。隣人でもそうです。自分と関わりのある会社の人でもそうです。そのようなことを理念に盛り込んでいくということが、地域コミュニティをどうしていくのかの中にユニバーサルデザインの概念と手法を入れ込んでいくことの極めて大きなポイントじゃないかなと思います。もちろん(公共)サービスという言い方はしますけれども、また、足立区の区の職員の皆様は、公僕という言い方をしますが、別に一方的なサービス提供者ではないので、区民の皆さんがこういうふうな暮らしを望み、そうするために自分も貢献したいと思い、じゃあ自分たちでは何ができるかなということを活動に結びつけていくことを行政はいかにサポートしますかという体制が基本でしょう。「自分たちでやることを手伝ってね」というのが行政としての大きな方向かと思います。そのように自分たち事というコミュニティの部分と自治の概念、これがより明らかに書かれてくるとよいのではないかなと思います。 いかがでしょうか。いきなりたくさんなのですけれども。 誰が困らなくなるかというのも、バリアフリーデザインっぽくて、UDっぽくないかもしれないですね。バリアを除去する感じのイメージなのですよね、まだ。「誰々さんが、どういうシチュエーションで○○できる」というプラスの概念、望ましいシーンのほうを重視して、困っている場面ではなくて、「どういう状況になったらいいんですね」というビジョンがあって、そのためにはどんなサポートが今効いていて、だからこれをなくしてはいけない。あるいは、足りないなというのがもしあるとしたらこういうもので、というようなポジティブイメージを前提にお考えいただいたほうが、UDの理念にマッチしているように思いました。私がしゃべり過ぎなので、他の委員の方はいかがですか。 ○落合副会長 落合です。 ちょっと質問にもなるのですけれども、今の5ページの案というのは、今日のこの会議で決めるというイメージですか。どういうタイムスケジュールですか。 ○辻井UD担当係長 事務局の辻井でございます。 今日は、どういった形で重点として考えたいのかとか、まずその考え方というところから皆さんのご意見を頂きたいと思っていまして、何もない状態でふわっと出すよりは、案というか、例でもあるのですが、お出ししているという状況ではありますので、もう少しもやっとした形でも構いませんが、また3月に推進会議があるので、そこに向けて検討できるような状況に持っていきたいなと。それができれば本日は大変ありがたいと思っております。 ○落合副会長 分かりました。特にコアになっている2番の①から④のところの4つのしやすさというか、そこが今回のポイントかなと思っていまして、最後の4つ目というのは、「しやすさ」とか太文字になっていないのですけれども、いわゆる行動のしやすさということですよね。何かあったときの行動のしやすさということだと思いますので、これは「行動のしやすさ」とまとめてもいいのかなと思いました。利用とか理解とか、使用とか行動とかという、そういう4つのキーワードが、今、足立区においては重要な観点だというようなことなのかなと思いました。それが最後に、それらと整合・連携しながら、場(空間)・情報・手続きなのか、仕組みなのか、そういうところかなと思いますけれども、どう反映していくかということですね。 そういう認識が、まずこの会議の中でいいかどうかという、そこかなと思いましたので、また引き続き皆さんのご意見とか頂けるといいかなと思いました。 ○山田会長 ありがとうございます。 今言っていただいたところだと、災害時対応も大事なのですけれどもね。やはりフェーズフリーの考え方がこれだけ一般的になっておりますから、ふだんから環境的な支援みたいなものにアクセスできて、それがいざというときも役に立ちますよという話だと思います。さっきの自治の話で言うと、災害時における〜という書き方になっているところで、共助とか互助の考え方が今抜けているのですよね。災害のときに備えることにも結果的にはつながるし、ふだんから隣の人とぐらいは仲よくしようよみたいなことをよく言いますよね。そういう小さな自治であるとか、お互いの関係性に依拠するところをサポートしますみたいなものが今ないのも気になるところなのかなと思いました。全部大事なのですけれども、加えて言うならばということなのですけれども。 皆様、いかがでしょうか。いきなりたくさんの字を読みましたので理解が追いつかないところもあるかもしれません。こんなふうに情報を出してくれたら、区がどういうことを区民にも求めているし、区民からの声をこういうふうに集めたいと思っているというところは伝わりやすいかな、なんていう目線ですと、皆様からのお声が一番説得力はあると思うのですが。 私の感覚としては、今までやってきたことがなくなるという印象は全くないので、どういうふうに進めるかの変更ということかなと思います。 ○真鍋委員 今の体系を崩そうという議論ではないのです。事務局としてというよりは、区の大きな施策として捉えると、近年、気候変動等があって、災害であったりとか、そういうものに注力していくべきだと思っています。地域防災計画というのはどの時代もつくっていて、その計画に基づいてやるのだけれども、少しユニバーサルデザインの視点で、どういったことができるかということを入れ込むのもいいんじゃないんですかという話なので、今までの4つの分野のことを否定しているわけでも全くなくて、そういったところに少し注力した計画づくりは皆さんどうですかねという。もっと平たく言えば、そういう話というふうに、皆さんにご理解いただければと思います。 ○山田会長 ありがとうございます。 ある一面からの構築はしてきたので、別の切り口で見ていくと、今までとちょっと違って、「あっ、ここがかゆかったのね」というところに手が届くんじゃないかというようなことですよね。 ○真鍋委員 方向性が間違っていなければ、次回の推進会議でも、大枠といいますか、また皆さんとご相談しながら、そんなに時間を詰め詰めやっているわけではないので、少し時間を取ってきちんとやっていきたいと思いますので。今日はご報告ですけれども、こんな方向で皆さんが大まかに理解していだたければ、もう少し分かりやすい形でつくっていきたいと思います。 ○山田会長 ありがとうございます。 そうしたら、この場ですぐに意見をすべて出してくれということではないとのことなので、お持ち帰りいただいて改めて読んでみたりしてください。もう一度まちを歩きながら、そういうことだっけなと思っていただいたり、あるいは議事録として出てきたときに、もう一度言葉で読むと「なるほど、こういうことか」という気づきがあったり、そんな時間を使っていただいたらいいかなと思います。 それでは、次の報告事項に進ませていただいてよろしゅうございますか。 報告事項(4)ユニバーサルデザイン出張講座等の委託化について ○山田会長 では、報告事項(4)「ユニバーサルデザイン出張講座等の委託化について」、ご説明をお願いします。 ○辻井UD担当係長 引き続き、事務局の辻井からご説明申し上げます。資料6に基づいて内容を進めさせていただきます。 この件は、区の普及啓発の事業における転換点となる業務委託化の詳細についてとなっております。 まず、資料6の「1 普及啓発の背景・課題」でございます。 区はこれまで、職員による小学校への出張講座や区民向けの講演会を通じて、UDの普及啓発を進めてまいりました。 しかしながら、現在、幾つかの課題に直面している状況です。 1つ目としては、対象範囲の拡大に対する区の対応でございます。現在、小学校のみならず、中学校や大人向けの講座、それから障がい当事者が参加する講座の実施について、区議会や学校現場からご要望をいただいております。 それから2つ目は、企画力の強化でございまして、講演の内容の多様化や参加者の拡大に向けた工夫が求められています。事務局職員3名という限られた体制で、これらの課題に応じ切れていないという実情がございます。 こうした背景から、外部の専門家の企画力や知見を活用しまして、普及啓発をより一層促進するために、令和8年度からの業務委託の導入を検討しております。 続きまして、裏面に移りまして、3の「業務委託の概要」をご覧ください。 委託の柱としまして大きく3点ございます。 1つ目は、小学校高学年向けの出張講座でして、今やっているものでございます。年間10校程度の実施を目標としますが、拡充する内容としては、少なくとも1校はモデル校として、障がい当事者が参加する講座を行う内容としております。 2つ目は、大人(中学生・地域団体)に向けた出張講座でございます。昨年度に作成しました大人向けの教材を活用しまして、中学校1校、区民関係団体1回程度ということで、これもモデル的に行っていきたいと考えています。 3点目は、区民向けの啓発イベントでございます。100人規模の集客を目指して、年1回開催する内容とします。 これら全ての業務において、参加者へのアンケート実施、その分析をセットで行って、PDCAサイクルを回してまいります。 最後に4の「推進会議等におけるご意見の反映内容」について、ご説明します。 委員の皆様から頂いた貴重なご意見を反映して、次に説明するとおり、委託内容に明記いたします。 1つ目が、UDの対象である「みんな」とは誰かという問いに対し、「あなた自身も『みんな(当事者)』の一員である」という視点を押さえた内容にしていきます。それから、障がい当事者の動画も用いたり、生の声を用いながら、偏りのないフラットな情報を伝えていくことを業務内容に盛り込ませていただきたいと思います。 2つ目は、出張講座の少なくとも1校では、障がい当事者が同行し、直接的な気づきを与える学習機会とする内容とします。 3つ目は、区民向けイベントについては、単独開催にこだわらず、ほかの部署のイベントと連携することで、より効果的かつ幅広い層への普及啓発を可能とするようにいたします。 また、この委託化を契機として、改めて教育委員会とも連携しまして、学校長会などの場でも働きかけながら、学校へアプローチしていきたいと考えております。 私からの説明は以上でございます。 ○山田会長 ありがとうございます。 第二部会でご出席の方々は、この施策の評価を担当しているので、実行回数をこなしていくには、なかなか難しいとか、学事日程を決める時期に狙って営業をかけないといけなくてみたいなところだったりのご苦労も聞いた記憶がよみがえったところかなと思います。 そうした中での委託化を進めていくことで、より実効性のあるようなスタイルでこれが拡張していければと読みましたけれども、委員の皆様からご意見ですとかご質問ですとか、「委託するなら、ぜひこれをやってもらって」というようなご要望などございますでしょうか。 私は、もしかなうならば、「少なくとも1校では、障がい当事者が同行し」という記述が資料の中にあるのですけれども、1つはもちろん障がいのこともあるかと思うのですが、足立区の特性みたいなところを考えていくと、例えばご高齢の方であるとか、例えばそういう方たちを介護されている方であるとか、外国にルーツをお持ちの方であるとか、様々な方たちとつくっていかなきゃなというのが、ユニバーサルデザインを介した共生社会のビジョンなのかと思います。 ということで、ここが障がい者限定というと、障がい者イベントみたいになると理解されてしまうのが不本意かなと思います。この委託の内容が契約として外に出ていったときにも、ちょっとそれは偏った印象を与えてしまうように思うので、そこの設定を「いろいろな当事者さんがいますよね」というところに広げていただいたら、よりよいかなと思うところです。 ○真鍋委員 ありがとうございます。そのとおりだと思います。 ○山田会長 ほかにいかがでしょうか。―よろしゅうございますか。 では、これは思いついたらおっしゃっていただいて。 報告事項(5)アプリ連動による音声案内の試行(実証実験)について ○山田会長 それでは、報告事項(5)に進みます。「アプリ連動による音声案内の試行(実証実験)について」、事務局よりお願いします。 ○安岡UD担当課長 それでは、資料7をご覧ください。 資料7は新しい技術導入の試みになります。視覚障がい者の移動を支援するために、コード化点字ブロックの実証実験を現在区役所ロータリー周辺で実施しております。これは点字ブロックに貼り付けしたコードをスマホアプリ「Walk And Mobile」で読み取ると、音声で周りの場所を案内するという仕組みになっております。本日お時間がございましたら、お帰りの際に、区役所1階の受付及びバスロータリーに設置してございますので、ご覧いただければと思います。「コード化点字ブロック」アプリと入れれば無料ですぐ出てきますので、それを読み込んで使うとできるという形になります。 昨年11月の体験会では、非常に役立つという好意的な意見も多く寄せられた一方、コードが読み取りにくいといった課題も浮き彫りになりました。また、実験開始が2か月間遅れてしまったのですけれども、これは読み取りの誤反応などの問題もありまして、今後、安全性や有効性、課題等を引き続き検討してまいります。 また、AIを活用したものは、ほかの案内システムでは、地下鉄でやっている「shikAI」とか、関西万博などでもやっていた「ナビレンス」とか、そういったものもありますので、比較検討も含め、システムの在り方について検討していきたいと思っております。 説明は以上となります。 ○山田会長 ありがとうございます。 ただいまの内容につきまして、何かご意見やご質問等ございますか。 これは実証実験でうまい結果が出たら、広げていきたいなということでございますか。 ○真鍋委員 私は事務局寄りなので、すみません。一応委員ですけれども。 この背景ですけれども、今の山田会長のご質問だと、よければ拡充していきたいと思っています。 ただ、このシステムは、私も当然所管の部長なので見ているのですけれども、これは屋外に設置していると、劣化が激しいのと、物理的にごみとかが入ってしまうと読み取れないのです。読み取れないならまだいいのですけれども、間違った案内をしてしまうと、要は本来なら「右に行きなさい」と言っているものが左になってしまうと、はっきり言って命にかかわる問題にもなりかねないので、そこは今慎重に見ています。 先ほど担当課長から説明したとおり、先生方はご承知かと思いますが、今、物すごい勢いでこういうツールって進化しているので、下手すればスマホで読み取った画像をデータ化してAIで確認して信号も赤だの青だのと分かるような、そういうものが現実的にある世界なので、これにこだわっているわけでは決してないのです。 ただ、世の中はいろいろあまたあるので、繰り返しになりますが、これが見てよければ続けますし、これは音声案内で視覚障がいの方々向けということもあるのですけれども、少し発展的に、周辺のまちの情報であったり、そういうものも載せて、観光案内に使うということではないのですけれども、もう少し幅広というのですか、できるのであればしばらくやってみたいなと思っています。あまり使いづらければ、ほかのものに切り替えるということも一つ視野に入れています。 ○山田会長 ありがとうございます。 いろいろなところでこの種の技術の社会実装の事例はあって、見ているだけでも、例えば神戸だとか金沢だとか、大都市だといろいろな実証実験に入っていますよね。もちろん東京でもあちこち、地下鉄に入っていたりとかしていますけれども、おっしゃっていただいたように劣化のこととか、地下鉄のようないつも点検が入るところじゃないと、ガムのかすで読み間違いがあったりとかというようなところも聞かれますので、今はこういう情報がどんどん進化していくところに取り残されないように、まずフォローアップをするというのが大きな目標である。また、もう少し状況の安定を見つつ取り入れていこうかということでございますね。 委員の皆様からご質問等ございますでしょうか。 ○内藤委員 どういうふうにするのか分かりませんけれども、携帯に入れるとおっしゃいましたね。その案内でということなのですけれども、それを入れれば、足立区だけでなくて、どこの区に行っても使えるのですか。 ○真鍋委員 コード化点字ブロックは、結論から言うと、この仕組みをくっつけたところでないと使えない。要は汎用性があまりないのですね。ですので、皆さんお持ちになっているスマートフォンに、このコード化点字ブロックを、点字ブロックに印がついているのですが、それを読み取ると「ここは足立区役所の何番バス停です」ということを言うのですね。ということは、おのおのにくっつけていかないと駄目なので、世界を俯瞰的に見ると、なかなかそこまでやっているところがないと思います。 ○山田会長 「区」とおっしゃったのは、例えば港区でも同じ技術を取り入れているのかということですが。 ○真鍋委員 この実証実験というのは……。 ○安岡UD担当課長 世田谷と、あと……。 ○辻井UD担当係長 近隣の自治体での事例としましては、品川区と世田谷区は区役所が主体となってつけているような状況でして、杉並区とか東京都府中市については、実は視覚障がい者団体さん側がつけてみたいと言って、つけて実験的にやっていたような状況というのは聞いております。 幾つか似たようなシステムがある中で今申し上げたのは、このコード化点字ブロックというものでして、主に自治体なんかで使われているのが多い印象ですが、それ以外に例えば交通事業者、地下鉄なんかは「shikAI」という、iPhoneしか使えないものではあるのですが、GPSが作動しなくても使えるような、要は地下のところでも案内ができるとか、そういう事業者、場面によって使われているシステムの傾向が見られるような状況です。 国の話でいいますと、実はもう1個、比較検証する中で考えているシステムがありまして、そのシステムというのは「ナビレンス」という名前のシステムですが、これはもともと海外から始まったシステムでして、日本では事例がまだ少ないですが、海外のほうが多いというものも実はあったりしますので、いろいろなものを比較していかないといけないのかなという状況にあるのが現状であります。 以上です。 ○真鍋委員 今のご質問でいきますと、世の中的に、これがスタンダードでどこでもあるというものではない。逆に言えば、点字ブロックというのはルールがあるので、いわゆる白杖を持っている方が使う点字ブロックは全国的に統一のものなのでいいのですけれども、それの上乗せで今回はテストしているという、そんな感じですので。 ○内藤委員 ありがとうございました。 ○山田会長 いま紹介されたほかにもいろいろな技術導入例があります。例えばカラーQRコードを使ったものとか。ピンクとか黄色とか青のモザイク状になっているものを読み込むと情報が分かるとか、いろいろなシステムを開発中です。 ○内藤委員 開発中なのですね。 ○山田会長 そうですね。今紹介いただいたシステムはそのなかでも比較的多く普及しています。 ○内藤委員 初めて見たんです、2~3日前に。 ○山田会長 そうですか。広がってきましたね。 ほかにいかがでしょうか、ご質問等。よろしゅうございますか。 そうしたら、また何かお気づきのこと等ございましたらお寄せいただくということで。 報告事項(6)足立区バリアフリー地区別計画の策定の検討状況について ○山田会長 では、資料8です。「足立区バリアフリー地区別計画の策定の検討状況について」、ご説明をお願いします。 ○安岡UD担当課長 最後になります。資料8をご覧ください。 最後に、バリアフリー地区別計画についてになります。 足立区では、面的・立体的なバリアフリー化を進めるため、10地区を指定しまして計画を策定しております。現在は7地区目となる竹の塚周辺地区の策定に着手しております。 昨年10月には、当会議の委員である山田会長、内藤委員、金子委員、渡邊委員にもご協力いただき、延べ50名近くで、まち歩き点検を実施いたしました。鉄道高架化が進む竹ノ塚駅周辺において、実際に歩きやすさや施設の使いやすさを点検し、現在、素案の作成を進めているところです。 なお、まち歩き点検のルートや点検結果の概要については、資料8の3ページ以降にまとめております。 今後の予定ですけれども、素案を作成しまして、今年の夏頃にパブリックコメントを予定しておりますので、その時期が来ましたら、皆様にもご案内させていただきますので、ご意見等をよろしくお願いしたいと思います。 簡単ですが、説明は以上となります。 ○山田会長 ありがとうございます。 こうして地図で見ると、竹の塚は極めて広いですね。広いので、竹の塚周辺とはいえ、この駅の東と西で全然状況は違うねとか、いろいろございましたけれども、ご参加いただきました皆様はありがとうございました。 本件について何かご質問ですとか確認事項等はございますでしょうか。―よろしゅうございますか。 2026年度は次のものがあるのでしたっけ。 ○安岡UD担当課長 来年度で完成して、西新井、梅島、北千住の地区が残っているので、いずれかの地区をその次にやろうという形にはなっています。 ○山田会長 2026年度にこれを完成させて、27年度に次の地区に着手。 ○安岡UD担当課長 その予定です。 ○山田会長 分かりました。 何かございますか。 ○内藤委員 内藤でございます。 私は参加したのですけれども、普通の人と障がい者の方とか、車椅子の方とか、精神的な障がい者の方とか、いろいろな方が1つのグループになって歩いたのですけれども、どういう障がいの人が、どういう不便を感じるかということが読めたので、非常に勉強になりました。 今、夏の頃とおっしゃっていましたけれども、暑いから陽気的なこともちょっとご配慮いただきたいと思います。 ○安岡UD担当課長 パブリックコメントが夏なので、まち歩き点検は夏以外にやろうと考えております。 ○真鍋委員 本当に今は猛暑じゃなくて酷暑なので、暑い時期は避けて。ですので計画も、時間軸ありきではなくて、少し余裕を持って計画づくりをしたいと思っています。 竹の塚が何でちょっと広めになっているかというのは、お役所的な会話で申し訳ないのですが、例えば道路を管理する人って、いろいろいるのですね。区民の皆様からすれば道路は道路なのですけれども、これはお役所っぽく言いますと、国が管理している道路と東京都が管理している道路と足立区が管理している道路と私道、個人で管理している道路。 実はさっきの点字ブロックの話につながるのですが、足立区の道路であれば、私どもは必要性に応じて点字ブロックをつけるのですけれども、実は竹の塚のエリアは結構東京都が管理している道路あるのですよ。だんだん何となくお分かりだと思いますが、この計画をつくらないと、東京都は点字ブロックを連続して設置しないと言っているのです。そういう裏の話も実はあるので、本当に役所っぽい話で申し訳ないのですけれども。一応そんなことでございます。 先ほどお話があったとおり、障がいがおのおの違うものですから、いつも言われているのは、例えばですけれども、点字ブロックがあると、ほかに障がいがある方については、邪魔という言い方は変ですけれども、道路の段差も、ある程度段差がないと道路と車道の境が分からない。例えば車椅子利用の方には段差がないほうがいいに決まっているので、ここがすべからくバリアフリー化するというのは結構難しいのです。そこは少し工夫しながらやっているという状況です。これぐらいにしておきます。 ○山田会長 ありがとうございました。 ほかのご意見ですとか確認事項はございますでしょうか。 ○渡邊委員 渡邊です。 私は、この会議というか、今年初めてやって、フィールドワークはすごく楽しかったので印象に残っているのですけれども、ここに直接関係ないのですが、もともと移動予定でバスに乗る予定だったのですけれども、バスに乗れなかったということがあって、あれはいっぱいだったからですよね。というのがあって、要は現実問題として、やはりそういうことがあるよねと。それは別に東武さんの問題だという割り切りもできれば、たまたま私は、この事業に参加していたから、ほかの手段も用意していただいたので、それで事なきを得るのですけれども、でもやはり普通に考えてみたら、乗れないということはそういうことだよねというのが、こういうところとか、何かの記録に残っているって大事かなと思っていて、今回特別にこういうことをしましたという事業の中で、当てにしていたものが使えないよねという事実がすごく大事かなと思うので、何かしらの形で残していただけたらいいかなと思いました。 以上です。 ○安岡UD担当課長 ご意見ありがとうございます。 今の渡邊委員のご意見とか、そういったものは東武にもお伝えしますし、こういった改善点とか、8ページの伊興センターは、こういったスロープが分かりにくいというのは実際に伝えてありまして、改善されたという報告が上がっております。まち歩き点検で指摘していただいたところで、保健センターなんかも手すりがベンチで遮られているのでベンチを撤去しているという報告をいただきましたし、そういったことは施設管理者のほうに伝えて改善は順次しております。ありがとうございます。 ○山田会長 ありがとうございます。 ほかに何かご意見や確認事項等はございますか。よろしゅうございますか。 そうしましたら、ただいまの議案についても、例えば渡邊委員から頂いたご意見は、ぜひ盛り込んでいただくということで閉じたいと思います。 それでは、以上で本日の議題については終了でございますが、冒頭ありました前回の内容確認ですとか、今までの内容で、ちょっと言いそびれちゃったんだけれどもとか、そういえば思い出したとか、いかがでしょうか。大丈夫ですか。 ありがとうございます。 それでは、「その他」というところですと、事務局で何かご用意がございますか。 ○真鍋委員 大丈夫? ○安岡UD担当課長 はい。 ○山田会長 それでは、事務局のほうに議事進行をお戻しいたします。 ○安岡UD担当課長 山田会長、どうもありがとうございました。  本日は、委員の皆様にはお忙しい中、区役所までお越しいただきましてありがとうございました。 次回の第42回足立区ユニバーサルデザイン推進会議についてですけれども、3月16日(月曜日)の午後、区役所2階になりますけれども、庁舎ホールで開催を予定しております。 なお、別の会議体でありますバリアフリー協議会と同日開催を予定しておりまして、先にバリアフリー協議会、その後にこのユニバーサルデザイン推進会議を15時30分から17時30分で開催する予定です。 内容は、今回評価点が確定した令和6年度実施事業評価報告書について、また、先ほど言いました推進計画、令和8年度のUD推進会議のスケジュールについて等を予定しております。よろしくお願いいたします。 それでは、以上をもちまして、第41回足立区ユニバーサルデザイン推進会議を閉会といたします。  お車でお越しの方は駐車券をご用意しておりますので、お帰りの際に事務局までお申し出ください。  本日はどうもありがとうございました。 閉会