足立区政ニユース
第25号
(二)

本年四月入学
　　　の児童について
本年四月一日小学校に入学する児童の父兄(保護者)は次の事項を御了知の上、手続に遺憾のないよう御留意願います。
　　　　記
一、本年の該当者は昭和十八年四月二日から昭和十九年四月一日までに生れた子女です。
二、該当者には区役所から就学通知書を送付しましたが就学児童の調査を昭和二十四年十二月一日現在で都民世帯票によつて施行しましたのでその後の異動(転出入)等により通知洩れがあると思いますから未着の向は至急区役所へ申出て下さい。その際米穀通帳及び印鑑を持参のこと。
三、入学前に児童の予備身体検査を行いますから所定の日時に当該小学校に児童を同伴して下さい。その際就学通知書及び第二期種痘完了証を持参のこと。
　なお第二期種痘未了の児童は足立保健所(千住高砂町九八)で種痘を行つて下さい。
保健所の受付は毎月曜日午前中です。
その他不明の点は区役所
本庁区域―教育課学事係
支所区域―庶務課庶務係
にお問い合せ下さい。

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区営の製品全国へ
　共同作業所見学記
二月十日の夕方、失業救済事業の先端を行く足立区営共同作業所(千住龍田町三二)を訪れた。採光の良い大きな建物であり明るい板の間に作業員二十三人が黙々として細工に従事している姿は真剣そのもので何か突然違つた世界に踏み入つたような気がする。作業員の手元を見つめていると、見るみるうちに面白い程、流れ作業式に製品が同い〓て行くのは見ていて楽しい光景である。二人の指導員に質問してみる。
「作業員の方は皆素人ですか。」「全部素人ですが皆一生懸命なので、最近は専門家ですよ。」
「製品は何んですか。」「籐と竹を材料にした各種類の、乳母車、応接セツト、ようらん、椅子、寝椅子、寝台等が主です。然し新しい製品も研究して居ります。」
「販路は。」「この道の有力者のお骨折により最近は全国的に送つて居り好評を博して居ります。」
「値段は他より安いんでしようね。」「勿論ですよ、区営ですからね。」
「個人にも売るんですか」「希望者には小売もして居ります。」
指導員と語つているうちにも色々の部分が作られ合わされ立派な製品が床を埋めていく、最後に若い作業員の人に感想を聞いてみる。
「仕事はつらいですか。」　「とんでもない、愉快ですよ、毎日を楽しく一生懸命働いて居ります。これが区営共同作業所の製品だと思うと立派な物を作らなくては区営の名に申訳ありませんからね。」
作業員は語り乍らも手を休めることなく美しい乳母車を作り上げていく。共同作業所を辞して玄関を出ると道路の側で母親がよちよちあるく子供に話している。
「こんどお父さんが給料を貰つたら、あの綺麗な乳母車を買つて、あげましようね。」
写真　(上)作業所全景
　　　(下)作業所内部

区政あれこれ
　映画教室だより
足立区映画教室運営委員会では、視覚教育の一環として、映画教室を左の日程で開催する。
「白雪先生と子供たち」。二月六日から二月十二日まで千住新橋館
「大草原」二月二十一日から二月二十七日まで梅田金美館

　第三回選挙管理
　　　　　　委員会
二月二日午後一時から、区役所応接室で本年執行予定の参議院及び都教育委員選挙に使用する投票所入場券につき意見の交換を行い、結局昨年の実態調査の結果から見て、今年も一箇年間有効の入場券(選挙資格証)を作成することに決定した。なお入場券の紛失が毎年相当数に上り、そのため、選挙日間近の混雑を防止する意味で、選挙終了後その入場券と引換えに、昭和二十六年のお年玉をくじによつて贈ることを併せて決定した。棄権者、事故者を一人でも少くして、より良き完全な選挙を施行しようと各項の審議、決定に卓論をたたかわせて午後五時閉会した。