区政のお知らせ
第13号
(3)

小・中学校の
全国一斉
学力調査について
　小・中学校の学力調査は、つぎのように行なわれます。中学校は、だいたい去年と同じですが、ことしは新たに小学校も一部加わりました。

　中学校
1.　二・三年生の全部
2.　7月11日、国語・数学・英語
3.　7月12日、社会・理科

　小学校
1.　選ばれた学校の五・六年生の全部
2.　7月11日、国語・算数
　小学校は、学校の数の二割を選んで行なわれます。選び方は、学校のよいとかわるいとかに関係しません。
　ただし、問題用紙は、全校に配られ、どこの小学校でもやれるようにしてあります。ただ選ばれない学校は調査の結果を国に知らせなくともよいことになっています。
　ではどんな調査なのか、教育委員会にきいてみましょう

問「学力調査は、何のためにやるのですか?」

　それは、こどもたちの学力がどんなようすかを見て、教える内容や、教え方を改善するためです。たとえば、理科の点がわるければ、教える内容が適当でないとか、実験道具が足りないとか、改善ができます。
　学校にしても、一人一人のこどもや、級のようすを、全国や東京都全体とくらべ、これからの教え方に工夫ができるわけです。

問「今までやった調査では、まにあわないのですか?」

　こういう調査は、昭和31年からやっていますが、その頃は百校のうち四・五校のわりでやりました。しかし、こどもを教えることも、常に改善し、進歩させねばなりませんし、反省の材料にするものは確実なものでないと困りますので、毎年続けて、できるだけ沢山のこどもに当ってみるのが一番よいわけです。
　それで、去年は中学校二・三年生全部について行ない、ことしは小学校も加わったのです。

問「調査の結果はどんなことに使うのですか?」

　去年の調査の結果、頭のよわいこどもの教育や、すぐれた力をもちながら貧しいために上級学校へ進めないこどもの教育には、助けが必要であると、その経費を国の予算に、組込みました。また、それ前までにやった調査で、(1)教科書をかえて教育内容を改め(2)先生方の参考になる本を作り研究会を設けたりして、先生方の研究を盛んにし(3)理科などの実験道具や薬品その他の教材費をふやしたりしました。

問「学力調査は、外国でもやっているのですか?」

　日本と同じというわけではありませんが、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連などでも、そうとう大がかりにやっています。アメリカでは、国の規則によって、教え方をよくし、力のあるこどもを見つけ出すために行なっていますし、ソ連では、中学校の卒業資格を与えるために国が問題をつくってやっています。

問「調査をすることで、こどもたちを差別あつかいすることになりませんか?」

　これは、そういう差別あつかいに使うのではありません。一人一人のこどものようすを全国や東京都全体とくらべたりして、足りない点はおぎない、よい点を見つけて伸ばすために使うのです。また先生方も、いままでの教えた内容や教え方について、反省し研究する材料にするのですから、そんな心配はいりません。

問「こういう調査は、学校の先生方にまかせてもいいのではないでしょうか?」

　学校の中で、担任している先生方が、問題をつくり、調査をするのは、大変役立ちますが、全国的にはくらべることができません。したがって先生方の教え足りなかったところや、力を入れすぎたところなどがハッキリわからないわけです。また、国としても学校だけの調査では、国全体としての教育内容や教育方針の材料がえられません。

問「どんな問題がでるのでしょうか?」

　問題はむりのないように、前学年中に習ったことを、十分検討した上、問題に出しますので特別の準備はいりません。

問「調査しない科目は、軽くみられるようなことになりませんか?」

　全科目について調査するのが一番よいわけですが、それでは仕事の量がふえて大変です。また科目によっては筆記試験の調査が適当でないのもあります。国では、そういう科目についても、調査の方法を研究しています。
　しかし、どの科目でも、一週間に何時間教えてどの程度進むか、などということは、国の規則できまっていて、できるだけよくなるように考えているのですから、ほかの科目を軽くみるようなことはありません。

問「学力調査の結果は、入学試験や就職試験に関係するのでしょうか?」

　これは、入学や就職するときの内申書には絶対に、書き入れないことになっていますから心配はいりません。

水防にご協力を!!
台風のシーズンが近づいてきました。堀や川にゴミを捨てますと、そのゴミが排水ポンプにつまって、ポンプを故障させ、出水の原因となりますからご注意下さい!!

　住民登録の
　　　実態調査をします
　七、八月の二カ月間に住民登録実態調査を行ないます。
　この調査は、皆さんの住所や、その居住期間、年令、世帯の構成などを証明するために備付てある住民票を整備する大切な調査です。
　従って、住民登録は選挙、入学、年令、その他住民の生活に直接結びついていますので正確でなければなりません。
　出張所から調査員がお伺いしますからご協力下さい。