あだち広報テキスト版2023年(令和5年)1月25日第1896号12面

肉も魚も食べよう!
65歳からは たんぱく増し

区では、たんぱく質を普段の食事に増して、高齢期も元気を維持してほしいという想(おも)いを込めて、「ぱく増し」という標語を作りました。
■問い合わせ先=(足立区)高齢者栄養施策推進担当 	電話番号03-3880-5097
地域包括支援センターなどで、リーフレット配布中!

○加齢により筋肉が減ると、要介護やフレイル(加齢により筋力や心身の状態が低下し、衰弱した状態)の危険性が!
筋肉量は20代から30代に一番増加し、それ以降は何もしないと徐々に減少。筋肉が減ると、歩く、立ち上がるなどの日常生活に影響が出やすくなり、転倒のリスクも高まります。

○筋肉の維持にはたんぱく質が大事!
筋肉の維持には、運動と同じくらい、しっかりと食事をとることが大切です。
特に必要な栄養はたんぱく質。その量は1日60グラム(毎食20グラム)以上が目安です。
区内の65歳以上の高齢者の約8割は、十分に摂取できていないことが分かりました(令和3年度 足立区政に関する世論調査)。

【豆知識】1日に必要なたんぱく質(魚・肉・卵・豆腐など)の量は両手にのる程度
たんぱく質の量(グラム)は、食材の重さではありません。卵1個は約50グラムですが、たんぱく質は7グラムです!
出典:ヘルスプランニング・あいち「手ばかり栄養法」
※医師から食事の指示がある方は、医師の指示を優先してください。


私たちの元気の秘訣(ひけつ)!ぱく増し生活やってます!

「地域活動を頑張るためにも、健康第一! 電子レンジを使った簡単な料理で、「ぱく増し」しています!」
友愛クラブなど、地域活動に積極的に参加中!
Nさん(86歳)

「70代で2回の骨折を経験。その後、「ぱく増し」生活を実践し、骨折前より元気ハツラツです!」
絆のあんしん協力員や体操サロンのリーダーなどで活躍中!
Iさん(79歳)

2人のおすすめレシピをリーフレットで紹介!


めざそう! 1食20グラム ぱく増し簡単レシピ
このほかにもレシピを区のホームページやリーフレットに掲載中!

■ロールパンにはさむだけ!ハンバーグサンド
たんぱく質の量:22グラム
レトルトハンバーグ160グラム プラス カットキャベツ

■温かいご飯にのせるだけ!しらす納豆卵丼
たんぱく質の量:23グラム
しらす20グラム プラス 納豆1パック プラス 温泉卵 プラス 冷凍ほうれん草(別にレンジで温める)

■乳製品やおやつなら手軽にとれる!
・ひと口チーズ3個
 たんぱく質の量:3グラム
・ヨーグルト100グラム
 たんぱく質の量:4グラム
・プリン100グラム
 たんぱく質の量:6グラム


「ぱく増し」イベント情報!

2月1日は日本老年医学会などが制定する「フレイルの日」です。そこで区では2月に「ぱく増し」事業周知のための取り組みを行います。

1. 2月実施! スーパーマーケットで「ぱく増し」しましょう
区内のイトーヨーカドー3店舗・ヨーク3店舗にて、買い物をしながら「ぱく増し」を意識できるように、ロゴシールの活用や、のぼり旗を設置します!
(画像説明)
このロゴが目印!

2. 足立区 × エスビー食品
「肉や魚をおいしく食べる 『ぱく増し』スパイス アンド ハーブ講座」【無料】
たんぱく質(肉や魚)をおいしく調理する方法を見て学びます(調理実習はなし)。 
■時間=午後1時30分から3時30分 ■対象=区内在住の65歳以上の方 ■申込方法=電話/窓口 ※いずれも1月26日から先着順

場所・申込先・問い合わせ先:エル・ソフィア 電話番号03-3880-5322
日程:2月17日(金曜)
定員:24人

場所・申込先・問い合わせ先:東和地域学習センター 電話番号03-3628-6201
日程:2月21日(火曜)
定員:20人


ー欄外ー


あだち広報に広告を掲載しませんか?

5年5月10日号から6年4月25日号の空き枠について、2月下旬から先着順で申し込みを受け付けます。くわしくは区のホームページをご覧ください。■問い合わせ先=広報係  電話番号03-3880-5815