あだち広報テキスト版2022年(令和4年)9月10日第1887号1面 特集 区役所の現場 〜新型コロナウイルス感染症 対策編〜 今号では、普段見ることのない区役所の新型コロナウイルス感染症関連の“現場”をご紹介しながら、「万が一感染してしまったときの対応」や「ワクチン接種の現状とこれから」について、お伝えします。 問い合わせ先=広報係 電話番号03-3880-5815 くわしくは6・7面へ (写真説明) 足立保健所 感染症対策課 新型コロナウイルス ワクチン接種担当課 くわしくは6・7面へ 葦立ち(あしだち) 「保健所業務がひっ迫している」と聞いても、具体的にイメージできる方はごくわずかだと思います。そこで今号は、担当の様子を少しでもお伝えしようという企画です◆政府は8月下旬に感染者情報の「全数把握」を見直し、把握は重症化リスクの高い方に絞り、実施の判断は都道府県に委ねると発表しました。しかし、例えば「重症化リスクの高い方の範囲は?」など、数々の疑問が湧き上がり、都道府県ごとの判断ではかえって現場の混乱を招くというのが区担当の意見でした。国は今後早急に全国統一のルールを示すとしており、現状、都は「現在の対応を継続する」としていることから、従来通りの業務が続いています(9月2日時点)◆感染拡大が著しい期間の感染者全数把握となると、担当の職員だけでは到底業務をカバーできません。そこで、第1波の渦中であった2年4月を皮切りに他部署から職員を送り、4 年7月末ごろの第7波ピーク時には一日最大で約140人が応援に入って何とかしのいできました。保健所内では人があふれ、一部の職員は本庁舎1階区民ロビーで仕事をこなしています◆オミクロン株対応ワクチンの接種開始も発表されましたが、ワクチン供給予定など、くわしい内容は示されていません。いまだ先の見通せない部分が多いですが、区民の皆様のご理解とご協力、そして何より、温かい励ましのお言葉を糧に、今日も全庁を挙げて頑張っています。 足立区長 近藤やよい ー欄外ー 毎月10日・25日発行(1月は1日・25日)あだち広報は全戸配布です。配布に関することは、足立区シルバー人材センター(電話番号03-5856-6866)へ 再生紙を使用しています 352,800部発行