あだち広報テキスト版2022年(令和4年)3月25日第1876号1面 捨てる人あれば、拾う人あり。 ポイ捨てされたごみは、自然に消えているわけではありません。 (ごみの写真説明) 「自分だけじゃない、みんなやってる。」 「誰も見てないから、いいや。」 「誰かが拾ってくれるでしょ。」 岩立 孝子(いわたてたかこ)さん 毎日の習慣で、10年以上続けています。 ごみ拾いを始めたきっかけは、育てていた花が咲いたとき、周りの人に褒めてもらったことです。すごく嬉しくて、何かほかにも地域に貢献できることはないかと思って始めたんです。清掃したきれいな歩道を見て、捨てるのをやめようと思ってくれる人がいたら、続けてきた甲斐がありますね。 ごみの量は、年々減っています。でも、歩道の生け垣などを見ると…。 区の主要6駅周辺で毎年行っている定点調査(毎年2回・計4日間、綾瀬、梅島、北千住、五反野、竹ノ塚、西新井の6駅で継続調査中)の結果では、ごみの量は5年前に比べて約6割も減少しました。しかし、令和3年の4日間の合計を見ると、なんと1,200個以上ものポイ捨てごみが…。歩道の生け垣や、交差点の信号付近を見ると、まだまだごみがたくさん捨てられています。 【ごみ量の定点調査結果】(主要6駅周辺/4日間の合計値) 平成29年:3,008個 30年:2,792個 令和元年:2,001個 2年:1,877個 3年:1,268個 5年間で約58パーセント減少! たばこの吸い殻、紙類などが9割! ポイ捨ては、法律・条例違反(軽犯罪法や「歩行喫煙防止及びまちをきれいにする条例」などの違反となり、過料などが科せられる場合があります。)です! 【ポイ捨てごみの内容】(主要6駅周辺/令和3年/4日間の合計の内訳) 吸い殻・紙類等:90パーセント その他:10パーセント ※その他には、缶・びん・ペットボトル・ふんなどが含まれます。 定点調査で確認したごみの約9割は、たばこの吸い殻と紙類です。この9割をなくせば、まちがさらにきれいになります。きれいなまちは、気持ちが良いだけでなく、犯罪の抑止にもつながります。ポイ捨てゼロに向けて、皆様のご協力をお願いします。 ■問い合わせ先=美化推進係 電話番号03-3880-5856 ー欄外ー 毎月10日・25日発行(1月は1日・25日)あだち広報は全戸配布です。配布に関することは、足立区シルバー人材センター(電話番号03-5856-6866)へ 再生紙を使用しています 350,300部発行