あだち広報テキスト版2021年(令和4年)2月10日第1873号1面

変わる教育
タブレットでもっと広く、もっと深く。

変わる日常
スマホでもっと便利に、もっと楽しく。

区立小・中学校の全児童・生徒へのタブレット端末の配備やスマートフォンの急速な普及など、ICT(情報通信技術。通信技術を活用したコミュニケーション)が身近に感じられる機会が増えました。今号は、「子ども」と「高齢者」のICT活用を特集します。 
問い合わせ先:学校情報化推進担当 電話番号03-3880-5646
消費者センター 電話番号03-3880-5385
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葦立ち(あしだち)

コロナ禍による「新しい生活様式」への移行に伴い、拍車がかかったのがICTの活用です。特に大きな変化は、児童・生徒に対する一人一台のタブレット端末の配備と、自治体DX(デジタル化に合わせた行政の変革)の動きでしょう◆当区では当初、学校現場へのタブレット端末の配備が遅れ、関係の皆様には多大なご迷惑をおかけしました。ところが夏休み終了後、区独自で11日間実施した臨時休業期間を通して、学校現場のICT活用状況は劇的に変化。教員側も児童・生徒側も自信を深めました。しかしながら、学校間で活用内容に差も見受けられますので、ICT支援員の派遣回数を増やすなどして現場支援を強化し、平準化に努めます◆行政サービスも三密解消を目的として、来庁せず、かつ時間を選ばずに手続きができる電子申請の業務拡大と、相談業務へのリモート導入に舵(かじ)をきりました◆そこで気になるのが「デジタルデバイド」。ICTを使いこなせるか否かによって生じる格差です。特にスピードを要する災害時等緊急情報の発信には、ホームページやAメールなどを多用せざるを得ず、これらにつながれないリスクは決して小さくありません。対策の一つとして、本紙でご紹介した「スマホやパソコンはちょっと…」とおっしゃる方向けの講座を随時ご案内してまいります。ぜひご活用ください◆東日本大震災の経験から、決してあなどれないのが町会・自治会の掲示板による情報伝達。緊急時の有効活用を模索しています。

足立区長 近藤やよい

ー欄外ー
毎月10日・25日発行(1月は1日・25日)あだち広報は全戸配布です。配布に関することは、足立区シルバー人材センター(電話番号03-5856-6866)へ  再生紙を使用しています 350,500部発行