あだち広報テキスト版2021年(令和3年)7月25日第1860号12面 足立区拉致問題等啓発推進条例 2021年7月12日施行 拉致問題を風化させない 2021年7月9日、区議会定例会で拉致問題の解決の一助となることを願い、議員提案による本条例が全員賛成により議決されました。 拉致問題をはじめとする北朝鮮当局による人権侵害問題について、区民に対し積極的な啓発を行うことで、区民の認識を深めることを目的としています。区はこの条例に基づき、区民への啓発推進や組織の機能強化を図ります。 ■問先=(区)人権推進係 電話番号03-3880-5497 拉致問題の主な経緯 1970~80年代:拉致事件の発生 2002年9月:第1回日朝首脳会談(於:平壌(ピョンヤン))。日朝平壌宣言に署名。金正日(キムジョンイル)国防委員長(当時)が拉致問題を認め謝罪 2002年10月:拉致被害者5名が帰国 2004年5月:第2回日朝首脳会談(於:平壌)。すでに帰国していた地村(ちむら)さんのご家族と蓮池(はすいけ)さんのご家族の計5名が帰国 2004年7月:曽我(そが)ひとみさんのご家族3名が帰国 現在、政府が北朝鮮による日本人拉致被害者として認定しているのは17名です。このうち5名はすでに帰国を果たしていますが、12名は帰国できていません。このほかにも拉致の可能性のある方々は多くおり、政府は認定の有無に関わらず、すべての被害者を一刻も早く帰国させるよう、強く求めています。 北朝鮮による日本人拉致問題啓発アニメ「めぐみ」公開中 1977年、当時中学1年生だった横田めぐみさんが、学校からの帰宅途中に北朝鮮当局により拉致された事件を題材に、残された家族の苦悩や、懸命な救出活動の模様を描いたドキュメンタリー・アニメです(政府 拉致問題対策本部作成)。 くわしくは政府 拉致問題対策本部ホームページへ