足立区人口ビジョン改定版・第二期足立区人口ビジョンを実現する総合戦略の、素案について、ご説明します。 国と地方が一体となって人口減少の克服や地方創生に向けて取り組む「まち・ひと・しごと創生法」が平成26年11月に施行され、各地方公共団体は国から「地方人口ビジョン及び地方版総合戦略」の策定に努めるように求められました。 人口ビジョンとは、人口の現状と、2060年の展望を示し、地方版総合戦略とは、人口増を図るため地域の実情に応じた政策目標・具体的な施策を策定するものです。 足立区でも、平成28年度に基本構想・基本計画の策定にあわせ「足立区人口ビジョン」及び「足立区人口ビジョンを実現する総合戦略」を策定しました。 令和2年度は第一期総合戦略(計画期間:平成29年度〜令和2年度)の最終年度に当たることに加え、令和元年6月に、国より各地方公共団体に対し次期総合戦略を策定するよう通知があったため、足立区でも「第二期足立区人口ビジョンを実現する総合戦略(計画期間:令和3年度から令和6年度)」を策定します。 また、令和がん年度に、近年の外国人人口の増加を踏まえ、人口推計を改めて策定したため、「足立区人口ビジョン」の改定も行います。 今回の主な改定点は、2点です。 まず、人口ビジョンについては、前回策定時以降の状況変化を反映しました。 また、総合戦略については、足立区基本計画の改定にあわせて現在見直しを行っている重点プロジェクト事業の中から、人口ビジョンを実現する事業を抽出していきます。 なお、目標値については、現行の人口ビジョンと同様としました。 合計特殊出生率については、令和42(2060)年で1.40を目指します。なお、平成30(2018)年現在の足立区の合計特殊出生率は1.31です。 移動率については、令和7(2025)年まで現状の約1.008を維持し、令和8(2026)年以降は現状の9割水準を目指します。 この素案は、現段階での考え方を示したものです。 今後、この内容について、皆様からのご意見や内閣府の通知の内容などを検討し、令和3年3月に策定する予定です。 ご不明な点がありましたら、政策経営課・政策経営担当へお問合せください。