あだち広報テキスト版2020年(令和2年)2月10日第1824号1面







2020年2月10日から数えて

東京2020オリンピックまで あと165日

東京2020パラリンピックまで あと197日







匠 現代の名工



江戸刺繍

竹内功



東京打刃物

川澄巌



足立区で生まれ育った二人の匠。

たゆまぬ探究心により培った卓越した技術で、

唯一無二の名品を生み出し続けています。

今号は、「現代の名工」として

国から表彰されたお二人を紹介します。

 問い合わせ先 広報係 電話番号03-3880-5815

 

 お二人の逸品を展示します 期間:2月10日(月曜)、正午~14日(金曜)、午後5時 場所:足立区役所1階区民ロビー

 

 

 

 葦立ち(あしだち)



今号の特集には国から「現代の名工」として表彰されている、東京打刃物の川澄巌(かわすみいわお)さんと江戸刺繍の竹内功(たけうちいさお)さんにご登場いただきました。これまでも伝統工芸品展の会場などでお目にかかってはいましたが、仕事場にお邪魔したのは今回が初めて。プロの聖域に足を踏み入れるわけですから、緊張することしきりでした◆名工の技は想像以上に繊細で、要する時間も手間も尋常ではありませんでした。川澄さんはかつて数人で分業していた約80の工程を、現在は一人でこなされます。一つの鋏(はさみ)の完成までにおよそ1・2カ月かかるといいます。竹内さんの場合は、ご自分で糸をほぐし、刺繍のデザインごとに適した太さに縒(よ)る作業から始めます。どちらも途方も無い根気と集中力を伴う作業です◆それでもお二人の口からは、一つとして愚痴や苦労話は飛び出しません。いかにも楽しげに、新しい工夫を凝らしていこうかと未来を見据える姿勢に、「名工」たるゆえんを感じました◆先日、特別区職員をめざす方を対象に行われた合同説明会で、「足立区にはやりがいのある仕事はありますか?」という質問が出ました。やりがいは人から与えられるものではなく自ら作り出すものだと、お二人の仕事ぶりを垣間見てつくづく思ったのです。長時間座り続けのお仕事です。くれぐれも健康にはご留意され、末永く伝統の世界を担い続けていただきたいものです。



足立区長 近藤やよい