あだち広報テキスト版2019年(令和元年)8月10日第1812号1面



聖火、再び

2020年7月19日(日曜)
56年ぶりに、足立区へ。

8月31日(土曜)まで
東京2020オリンピック
聖火ランナー募集中
くわしくは3面へ

問い合わせ先都・聖火ランナー選考事務局 電話番号03-6277-2459

写真:聖火リレーのリハーサル風景(昭和39年9月13日)。先頭が大兼さん。後ろに見えるのは千住の大踏切。



今号の特集(6・7面)
 子どもたちが毎日元気に通う学校には、様々な想おもいが込められた校章があります。今号では、区立小・中学校の「校章図鑑」としてまとめました。



葦立ち
昭和39年10月7日午前11時46分、堀切橋中土手で足立区ランナーに手渡された聖火は、千住の大踏切から旧足立区役所前を通過。日光街道を左折して千住大橋南詰で、荒川区へとバトンタッチされたのでした。距離にして約3.7kmのコースを、時速12kmのスピードで進んだといいます◆このときの聖火リレーはランナー(正走者)1名、副走者2名、伴走者約20名が1組となり、区内を3組でつなぎました。特に2組目は女性のみの構成で、当時話題になったと聞きました。この女性グループの中で聖火を持って力走したのが、平成14年から3年間第九中学校の校長を務められた大兼茂子(おおがねしげこ)さんです(写真先頭)◆選定2年前の高校3年生のとき、全日本陸上大会五種競技で全国3位となった活躍が認められた結果ですが、「当時165センチメートルと、選考メンバーの中では一番身長が高かったので、目立つからと正走者に選ばれたのかもしれません」とご本人は笑います◆毎年、年末に河川敷で開催される「足立フレンドリーマラソン」は、今では人気の大会としてすっかり定着していますが、その立ち上げに大活躍された一人が大兼さんです。「トーチを持って走ったことは、間違いなくその後の人生の原動力となりました」とも。東京2020オリンピック聖火ランナーの公募は、8月31日(土曜)締め切り。迷っている時間はありません。

足立区長 近藤やよい



毎月10日・25日発行(1月は1日・25日)あだち広報は全戸配布です。配布に関することは、足立区シルバー人材センター(電話番号03-5856-6866)へ