あだち広報テキスト版 2019年(平成31年)2月25日 第1801号 12面


この春、変わる!
「区内初の大学病院」と「区内6校目の大学」誕生へ
「江北」「花畑」

 「江北」の東京女子医科大学東医療センター、「花畑」の文教大学東京あだちキャンパスがこの春に着工し、未来へ向かって動き始めます。今号は、それぞれの代表が未来への展望を語ります。
■問い合わせ先=エリアデザイン計画担当 電話番号03-3880-5812

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3月着工
江北
東京女子医科大学東医療センターが移転!(2021年度予定)

▲新宿区の本院旧一号館をイメージした、重厚感のある外観が特徴。高度な医療を提供する区内初の大学病院となる


最新鋭の病院が足立区にやってくる
 現在の東医療センター(荒川区)は一部建物の老朽化が進んでおり、今の場所での建て替えが困難という事情から、当初は荒川区内で移転先を模索しました。そんな最中(さなか)、足立区から移転について前向きな話をいただいたことをきっかけに、2015年から移転の検討に着手し、足立区 近藤区長をはじめとする関係各位のご尽力のおかげで、江北への移転を決定することができました。
 移転後は、区内初となる災害拠点中核病院機能や三次救急機能(重症患者に対する救急医療)などを備えた、最新鋭の病院となる予定です。


区東北部二次医療圏の新たな中核病院へ
 足立区を中心に、これまでお世話になった荒川区を含め「今後も区東北部二次医療圏と周辺地域のために、継続して貢献する医療施設であり続ける」という決意に変わりはありません。本学の理念である「至誠と愛」をもって、足立区への移転事業を進めていく所存です。
 東医療センターの移転に向けて、これまで以上に努力を重ねてまいります。2021年度のオープンを、ぜひご期待ください。

東京女子医科大学 
 副理事長 岩本絹子(いわもときぬこ)氏  



4月着工
花畑
文教大学東京あだちキャンパスが開設!(2021年4月予定)

▲フェンスレスで地域に開かれたデザインが特徴。国際学部・経営学部の全学生(約1,600人)が通うキャンパスとなる


地域に溶け込んだ、開放的な新キャンパス
 教育学部(越谷キャンパス)卒業生の多くが、地理的に近い足立区で教員をしていることから、本学にとって足立区は以前から身近な存在でした。そんな足立区に開設する新キャンパスは、大学と地域の皆さんが日常的に交流でき、近所の公園のように感じてもらえる場所にしたいと考えています。そのために、敷地内を自由に行き来できる歩行者専用通路や、休憩できるベンチスペース、既存樹木を活(い)かしたケヤキコートなどを設ける予定です。


足立区の成長に貢献する
 「育ての文教」という本学の精神のもと、学生だけでなく、地域全体の成長のために力を注ぐことも重要な役割だと考えています。昨年12月に花畑地域学習センターで国際学部教授と学生による英語イベントを開催したように、新キャンパス開設前から活動を積み重ねていきます。
 また、3キャンパス(越谷・湘南・東京あだち)全体で様々な学部や人材を有することも、本学の強みです。この強みを最大限に活かして、足立区の5大学※との連携を深めていきます。

※…放送大学、東京藝術大学、東京未来大学、帝京科学大学、東京電機大学

文教大学 学長 近藤研至(こんどうけんじ)氏▲  

未来の姿をチェック!
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―欄外―
世帯と人口
31年2月1日現在(外国人含む)世帯数:346,827 人口:688,312人(男:345,184人、女:343,128人)