第16回 足立区ユニバーサルデザイン推進会議 議事録 日時:平成30年2月20日(火)9時30分から11時20分まで 場所:足立区役所 中央館8階 特別会議室 《出席者》敬称略 推進会議委員:八藤後会長、山田副会長、村田委員、戸谷委員、金子委員、田中委員、徳山委員、瀬田委員、工藤委員、川口(郁)委員、勝田委員、川口(真)委員、大山委員 事務局:(総務部総務課)真鍋 (福祉部障がい福祉課)古川、早崎 (都市建設部ユニバーサルデザイン担当課)小木曽 (都市建設部都市計画課)林田、野崎、大木 《次第》 1開会 2議事 (1)第15回議事録の承認と第16回議事録の署名人について (2)平成29年度実施事業の自己評価結果について (3)外部評価とする個別施策の分類について (4)評価部会の振り分けについて (5)評価方法及び今後のスケジュール 3閉会   《事前配布資料》 足立区ユニバーサルデザイン推進会議次第 資料1 第15回足立区ユニバーサルデザイン推進会議議事録 資料2 区が実施する個別施策の自己評価まとめ 資料3 区が実施する個別施策の実施報告書 資料4 平成29年度実施事業の評価方法及び分類基準 資料5 平成29年度実施事業 個別施策一覧 資料6 評価部会名簿(案) 資料7 平成29年度実施事業 評価スケジュール 資料8 個別施策評価要領 参考資料1 昨年度の評価部会タイムスケジュール 参考資料2 意見交換の進め方(案)   《席上配布資料》 資料4 平成29年度実施事業の評価方法及び分類基準 資料5 平成29年度実施事業 個別施策一覧 1開会 定数15名のところ、13名の出席。会議が有効に成立することを報告。 2議事 (1)第15回議事録の承認と第16回議事録署名人について 第15回ユニバーサルデザイン推進会議の議事録内容については異議なし。 第16回ユニバーサルデザイン推進会議の署名人は、八藤後会長と山田副会長が務める。 (2)平成29年度実施事業の自己評価結果について (八藤後会長)それでは、次第(2)平成29年度実施事業の自己評価について、事務局から説明をお願いします。 (事務局)資料2、資料3について説明します。各所管から今年度、平成29年度に実施した事業の中で個別施策シートという自己評価と、実施報告書という実施した内容の写真等を使用し、まとめています。とりあえず形にはなっていますが、年度途中ということもあり、全ての内容については報告できません。特に資料3は、完成写真を添付する予定の部分があります。個別施策1−@から1−B、また個別施策1−Kなどについては、まだ工事中のため工事終了後、写真を添付します。また、個別施策シートについては、年度末までに実施した数値などを記載する施策があります。個別施策1−C、1−E、1−Iなど、その他13施策については年度末までの実施報告が必要となりますが、12月末現在の数値になっております。暫定的ですが、資料としてまとめましたので、委員の皆様は、この資料を参考に評価をしていただきたいと思います。こちらのシートについては、年度が終わり次第報告書を修正版として、再度送らせていただきたいと考えております。以上です。 (八藤後会長)写真や一部の記載が、年度中のため書けない部分があることを含めて、この報告は承認事項なので、ご了承いただくことになります。報告書の中身については、以降開催されます評価部会で評価していただきますので、中身自体の意見交換は、今日はしないということでよろしいですね。このような形で個別施策シートと平成29年度実施事業の実施報告書がまとめられたということで、承認したいと思いますが、その承認にあたって気がついたことが何かありますか。それでは、これはご承認いただいたということで進めたいと思います。 (3)外部評価とする個別施策の分類について (八藤後会長)(3)外部評価とする個別施策の分類について、事務局から説明をお願いします。 (事務局)それでは、外部評価とする個別施策の分類について、審議していただきたいと思います。今回の資料としては、資料4、資料5の席上配布させていただいた資料をご確認していただければと思っております。資料4は、評価方法については前回の資料と変更はありません。2番目の「外部委員評価、内部委員評価の分類基準」については、3点であったところを4点に修正しております。(3)「連続して内部委員評価である施策」を1つ追加しております。その下の「3 外部評価とする施策(事務局案)」ということで、施策案の考え方について、A案、B案を記載しております。内容については、資料5を確認しながら見ていただきたいと思います。分類基準(1)「平成28年度事業評点が低かった施策」ということで、前回評価をしていただいた内容の中で3点以下のものについて、資料5で丸をつけております。(2)「施策の内容をかえた施策」については、ひと3−B「ユニバーサルデザインに配慮した学習環境等を整備する」の内容についてのみになっております。(3)「連続して内部委員評価である施策」についても、2年続けて内部委員評価であったものについて丸をつけております。(4)「委員が特に評価したい施策」として、今年度3回行っているユニバーサルデザイン推進会議の中で、委員が特に評価していきたいとご発言があった内容の施策について丸をつけております。 こちら全てを外部委員で評価をすることになりますと、全部で23施策になってしまいます。そうしますと、さすがに評価部会で評価していく施策の数としては多くなってしまいますので、その中からピックアップする必要性があるということで、事務局としてA案、B案を考えました。A案は、(3)「連続して内部委員評価である施策」を基本としていく考え方になっております。連続して内部委員評価である施策が全部で15施策ありますので、そちらの施策を基本として、それに1つか2つ程度の追加をする考え方です。B案は、(1)、(2)、(4)の考え方を基本としますと、全部で10施策になります。残りの施策については、先ほどの(3)「連続して内部委員評価である施策」の中から選定をしていくという考え方になっております。資料5は、B案では(3)の中で半分程度を追加できる事になりますので、1個置きで無作為に抽出して星マークをつけております。そうしますと全部で16施策になって、ある程度適正な数になるかと考えました。以上です。 (八藤後会長)ありがとうございます。ここの議論では、今度行う施策の評価で私たちが直接評価にかかわる施策を選ぶことになるかと思います。この中からどれを選ぶかというのは、今A案、B案の2つを提示していただきましたが、必ずしもこれにこだわる必要はありません。事務局と事前に打ち合わせをし、何もないところから、どれをピックアップするかという議論は大変であろうということで、事務局と話し合って、連続して内部評価であった施策を外部評価とするA案と、去年まで行っていたものをそのまま引き継ぐという形に近い、(1)、(2)、(4)という考え方も入れつつ、ちょっと新しい選択基準をつくったというのがB案ですけれども、ほかに無限に組み合わせはあるものと思います。このA案とB案の中からしか選べないというわけではありません。何もないところからだと、ちょっと議論がしにくいと思いましたので、あえて事務局に(案)をつくっていただきました。ということで、自由に意見を言っていただいて結構です。29年度実施事業評価を我々がどれをやるかについて、何かご意見があればと思います。いかがでしょうか。 (事務局)その前によろしいですか。私どもがA案をつくった理由については、2年連続内部の評価だけだと、身内だけで評価をしているのではないかという議論もあったものですから、連続して内部評価をするよりは、外部委員の評価も何年かに一回は入ったほうがいいと思い作成しました。 (瀬田委員)このA案、B案の分け方は非常にいいのかなと思うのですが、前回の会議のときに、この施策の中で大きな項目と、かなり具体的な項目が一緒になっていますねという話があったと思います。地域の課題として本当に早く取り組まないと生活に影響が出るというものや、主要なテーマになる項目と、先生方もいらっしゃるので、専門の先生方からも、ここは本当に大事なポイントだと思うところを分けていただいて、そこは我々で重点的にやるべきなのではないかなと感じました。 (八藤後会長)ありがとうございます。振り分けに関する基本的な考え方を今おっしゃっていただきましたけれども、まずは意見を先に聞きましょうか。 (金子委員)外部の評価を2年間既にやってきて今年で3年目になりました。私は障害者団体の代表として来ており、どうしてもいろいろな施設的なものがきちんと、バリアフリーとか、ユニバーサルができているかなど、今まで何年間も区の方と年に1回ぐらい点検活動とかやってきました。施設点検ではいろいろ依頼しても、その後実際に点検した結果がどのように反映されているのかなということはまるっきりわからないままでした。こういうユニバーサルデザインという会議が条例に基づいてできたおかげで、私はいろいろと学校や公園とかを点検したりした後、所管課の方も私どもの意見を聞いて改善してくれるので非常に力強く思っているのです。2年間はやってきまして、3年目もまたそのつもりで私はいたのですけれども、このB案であれば、くらし1−A、くらし1−B、くらし1−Cのあたりをまた継続してできるなということで、ぜひ継続して点検とかをさせていただいて、所管の課の方もまた反映してもらう、3年ぐらいは継続してやりたいなと思っています。ですからA案よりはB案にしてもらいたいと思います。以上です。 (八藤後会長)ありがとうございます。具体的に言うと、今おっしゃられましたけれども、くらし1−A、くらし1−B、くらし1−C、この辺はぜひやりたいということですね。瀬田委員からもありましたけれども、こういうバリアフリー的なものについては、専門的な人のチェックも必要ではないかということもあり、そういう意味では一致している内容かと思います。 そういう視点でいきますと、ものをつくって、それが適切につくられていたかというものを評価する項目が他にもあるのかなとは思いますが、それはまた随時ご発言いただければと思います。 (工藤委員)どれも分け方としては、それぞれいいところはあるのですが、昨年度の評価をしてきて、各所管の方々のお話を伺っているときに感じたのは、多くの所管の方のお話を伺いたいという気持ちになりました。ものすごく丁寧にコメントをしてくださる所管の方もいれば、そうではなくて、これから会議が始まってしまうので、その代表の方がすっといなくなってしまい、次の施策に至ってしまうというのも実際にあったので、この開きはちょっと残念だと思いました。分け方として、同じ課が2つ同じような内容で評価をしなくてもいいのではないかなと思ったのです。1つのことに対して、私たちがこのように言えば、もしかしたらその所管の方たちは、それを軸にしてどういう評価をされるのだろうと、どういう取り組みを課としてすればいいのかということを感じてくださるのではないかなと、そういうお話を直接したときに思ったし、届けられていない、報告書に載っていないものですばらしいものがまだいっぱいあるのだというのも、そのときに感じました。ちょっとそういった視点も1つ組み入れていただける分け方もありかと思いました。 (八藤後会長)ありがとうございます。私からちょっと今のご発言について確認したいのですけれども、例えば地域調整課という名前が出ている施策が複数ありますが、この中の1つだけでもいいから、必ずその課の人とは何かお話をする機会が欲しいという趣旨ですね。 (工藤委員)そうです。 (八藤後会長)ありがとうございます。そのような意見も出てきております。逆に今まで一度もお目にかかっていないというか、去年にお目にかかっていない所管課はありますか。 (事務局)少しお待ちください。 (八藤後会長)その間に議論を進めていますので。それでは、今事務局で見ていただいている間に議論を進めていきたいと思いますけれども、この施策を決めていく上で、ほかに何かありませんか。個別にこれがぜひという意見でもいいですし、こういう考え方でやったらどうだというご意見でも結構です。 (山田副会長)昨年までの状況もさりながら、点数の上下の変化もちょっと見たほうがいいかなと思って、先にいただいていたもので確認したのですけれども、例えば上から5個目のくらし1−Dだと、4点、4点、3点と推移していて下がっているのですよね。あるいは、ひと3−H「カラーユニバーサルデザインを推進できる職員を育成する」は4点、5点、4点と、一度上がっているのに下がっています。この下がってしまったのは大丈夫かというのは、フォローするのだったら早目にやるほうがいいのかなとも思いました。低いままのところもさりなん、下がったところは少し注目したほうがいいかなと思いました。ベースとしては、B案のようなこちょこちょといろいろな調整をしていくほうになると思うのですけれども、そうすると今の金子委員からもあった、これはぜひというご希望の部分と、下がったものを足していくと7項目ぐらいあります。 それと、全体の目標を共有したいのですが、全部が5点になることが目標なのですか。これを見ていると、最初につけた評価が4点で、それをずっとキープできている施策が結構あります。これはよいこととして考えていいのか、てこ入れが必要と考えるのか。先ほど瀬田委員からもあったように、順番にどうなっているのかなと皆さんで議論していったほうがいいのか。この辺はどうなのでしょうか。 (八藤後会長)ご意見とご質問と2つ出たということで、まず下がったところについて、その後どうされましたかということで、フォローの意味でもあってもいいのではないかなというご提案と、それから事務局への問いかけですけれども、今のお話のように、全部5点であることを求めているのか。私の記憶では、道路とかそういうものは際限なくあるわけで、5点をつけてしまうともうこれで終わりという感じになるのですけれども、さらに頑張ってくださいということで、5点はつけなかったこともあったのではないかなと思いますが、事務局のご見解をいただければと思います。 (事務局)5点が一番望ましいのは間違いないですが、行っている事業によっては、その年に成果が出ないものもあります。例えば建物の建築中であったりすると、その年に何もできなかったりすると、場合によっては1点がついたり、できた瞬間に5点になるとか。道路だと地形の関係上どうしても、例えば道路の担当所管がやりたいと思っていてもできずに、その部分だけ捉えて点数が下がってしまう場合もあります。おおむね計画の半分程度実施されている、成果が出ているところは評点3点ですので、これはまた人によって意見が分かれるところだとは思うのですが、4点以上がやはり目標ではないのかと思っています。何年か前に言われましたが、同じことをやっていたら、やはり評価は下がりますよというところもあると、技術革新があるところと技術革新がないところは、同じことしかできないところもありますので、その辺はちょっと、何点が目標かと言われると難しいですが、同じことしかできない部署もあるということです。そう考えると、4点から改善がなかなかされない部署もあると、事務局としては考えています。 (八藤後会長)今の内容でいかがですか。 (山田副会長)そうすると3点は対象にしたほうがやはりよいなと、最初の説明にもありましたけれども。 (事務局)成果が出ているのが3点という評価ですので、成果が出ているだけではなくて、十分に出ているまで持っていきたいなという。 (山田副会長)ずっと4点でキープできているものであれば、内部が続いてもさほど問題ではないというか、それよりはもう少し優先順位の高いものがあるかもしれないなという理解でよろしいですか。 (事務局)事務局としては、やはり身内の評価ばかりずっと4点でもいいのかなと思ったところもあったものですから、提案させていただいたところです。 (八藤後会長)大変良い考えだと思います。私も少し思い出しましたが、所管課としては、やりたくてもできなかったようなこともあったときに、低い評価をつけていただいたほうが自分たちとしては、外部に働きかけやすいことがある。そういうことであれば、そういうことを積極的に我々が後押しすることも必要なのかなと思っています。 引き続き、ご意見を先に聞きたいと思います。 (瀬田委員)山田先生のご指摘を、なるほど思ってお伺いしていたのですが、特にその点で考えなくてはいけないのは、「くらし」にかかわるところは、かなり予算が必要な施策が多いかと思います。それに対して、「ひと」や「情報」は、やる気があればできる項目があるような気がします。そう考えると、やろうとしているが予算がないとか、やるところがたくさんあり、なかなかそこまで手が回っていないから、実は評価が低かったとかいうことは配慮しなければいけないと思いますが、逆に「ひと」とか「情報」は、これはやろうと思えばできたのではないか、ずっと低いのはなぜかというところは、非常に気になる施策なのかと思いました。 (八藤後会長)ありがとうございます。いわゆるハード系とソフト系のことで、ソフトのほうは、いつまでも低いままというのは、何らかの理由があるのなら聞いてみたいという感じはあります。 ところで事務局に、先ほど突然申し上げたのですけれども、出ていなかった所管はあるのでしょうか。 (事務局)先ほど質問された内容についてお答えします。2年程度ヒアリングを行っていない事業課としては、道路の工事を担当している工事課、街路橋りょう課といって、新しく道路をつくったり、橋を架け替えたりする所管です。くらし1−@の担当部署。駐輪場の所管をしている交通対策課。1−Iの障がい福祉課、障がい福祉センター。1−Kの産業政策課、都市計画課。3−@、総務課です。その下の連続内部がついている所管については、ほかの事業でヒアリングを行っていますので、実際に面談はしているところです。参考までに申しますと、総務課と障がい福祉課は、実はここの事務局も所管していますので、完全に会っていないというわけではないです。以上です。 (八藤後会長)ありがとうございます。どうでしょうか。ぜひお話しをしてみたいということに入るか、あるいはもっと喫緊の課題のあるほうになるべく振り分けたほうがいいか。その両方を考えながら決めていってもいいのではないかなと思いますけれども。1つの選択する方法としてご提案があったということで、大変よかったのではないかなと思いますけれども。引き続き、議論に行きたいと思います。 (金子委員)質問ですけれども、資料5の差し替えられたほうですが、これはかなり詳しいデータで、差し替えられたとはいえ有効に生かせるのではないかなと思うのですが、ただ、この説明がよく分からないのですよ。まずそういうことで質問してよろしいかということですが。 (八藤後会長)もちろんです。 (金子委員)この4点とか3点とかの評価の中で、丸がついている部分がありますよね。これは何なのかなということ。また、網掛けの部分のあたりの違いを説明していただければ助かります。 (事務局)以前の資料で「H28実施」で3に丸がついているのは、基準で「3点以下の施策」という項目があるためです。Bだとわかりづらいのかなと思って、今日お配りした新しい資料では「3点以下」の欄に丸をつけました。 以前の資料の網掛けについては、「H26実施」、「H27実施」、「H28実施」で内部評価したところについて網掛けしております。ですので、「H27実施」、「H28実施」のところで2つ続けて網掛けがされている部分が、新しい資料で「連続内部」の欄に丸がついております。 全体的に横に網掛けしているものについては、B案の考え方に沿ったものが網掛けになっています。 (八藤後会長)おわかりになりますか。 (大山委員)例えば前の資料のひと3−Cは、28年度は内部だから単純に網掛けがついているということですか。 (事務局)はい、そうです。 (大山委員)ひと3−C「職員のユニバーサルデザインに関する意識向上を図る」は、内部のものに濃い網掛けをして、長く帯状に薄い網掛けをしているのはどうなっているのですか。 (事務局)(1)、(2)、(4)の考え方に該当する施策について、長く帯状に薄い網掛けをしています。10施策あると思います。それが新しい資料ではB案になっています。 (田中委員)そうなると、内部の色が変わるということですね。 (事務局)そうです。 (大山委員)内部なのに薄い網掛けと濃い網掛けがあるのはどうしてなのか。 (事務局)以前の資料はカラーでつくっていたので、今日お配りしたものは白黒で判別できるようなものに変えております。過去の点数が新しい資料には書いていませんが、昨年度の評価が3点以下のものには丸をするように記載したところです。 (八藤後会長)以前に資料は、ちょっと色が読み取れないと解読不可能ということがわかりました。新しい資料に差し変わった理由については、一部分は分かったかと思います。 (金子委員)点数の推移はよくわかります。そういう意味では大事な資料です。 (八藤後会長)前の資料はなかなか捨てられないですね。 (大山委員)新しい資料で点数も入れれば完全な資料になって、中途半端で申し訳ありません。 (八藤後会長)どんどん長くなってしまいますので、そういうジレンマもあったのだと思います。 引き続き、まず意見を聞きたいと思っています。 何となく収束はしていると私の中では思っているのでこの辺で一旦まとめようかと思います。 これはぜひというもの、並びにハード的なものはちゃんとチェックをしたほうがいいのではないかということで、くらし1−A、1−B、1−C、それと、くらし1−J「ユニバーサルデザインに配慮した施設の案内サインを整備する」についても同様な希望があったと思います。これも外部評価の候補になります。 それから、3点以下については、困難な理由もあるのではないかということで、3点のところは対象にしてみたらどうだろうかということになります。3点以下の部分を読み上げませんが、まずは対象にしたいと思います。 それから、一昨年度から評価が下がった施策はどうしてなのかということで、外部評価候補という案がありました。先ほど山田委員がおっしゃったものを私はメモしていなかったのですが。 (山田副会長)申し上げます。くらし1−D、ひと3−H、情報4−G、しくみ5−B、以上です。 (八藤後会長)ありがとうございます。という案が出ました。 それから、「ひと」とか「情報」にかかわるところについては、やろうと思えば比較的やりやすいのではないかと。だから低いままでいるような場合や、ずっと評価が変わらない場合には、ちょっとてこ入れをするという意味でも行ったらどうかという意見がありました。 そうすると、ひと3−@から、情報4−Gまでですが、これを全部やるかどうかは別として……。これに、多くの所管の人と話をしたい、同じ課が同じような内容の施策はどれか代表的なものにするという事を、私は関連づけたいと思います。例えば地域調整課というのがこの中に幾つも出てきます、その施策の中で代表とするものを選んでいけばいいのではないかという考えもあるかと思います。地域調整課を見ると、ひと3−D、ひと3−E、ひと3−F、情報4−D、情報4−E、情報4−Fがあり、この辺について幾つか代表的なものをピックアップするということです。 (山田副会長)例えば情報4−Aだと障がい福祉課さんがあるので、必ずしも上でなくてもいいかもしれません。星もついていますね。 (八藤後会長)これは星付きですね。なので、候補として挙げられます。このようなやりとりで結構ですので、それだったらこれを入れてみたらどうだということで挙げていただければと思います。 (瀬田委員)私は前回、「ひと」、「情報」、「しくみ」を部会でやらせていただいて、例えばひと3−F「国際交流イベント「あだち国際まつり」を開催する」というピンポイントのこととか、あるいは教育全般にかかわることとかが入っているのですけれども、やはり一番大事なのはユニバーサルデザインの教育、啓発なのかなと思っていまして、そういう観点からしますと、ひと3−E「児童や生徒の国際理解教育等の学習を支援する」と、ひと3−Hで職員の皆さんにユニバーサルデザインを理解していただくこことが、さまざまな施策に影響してくるのかと考えます。また、情報4−D「多言語に対応したホームページや通知等を作成する」は、足立区も今ダイバーシティが進んでいますので、ここは多くの方に影響するのかなということと、情報4−Eで防災というのは足立は非常に大事なところなので、ここの辺は多くの区民にかかわるところなのかなと感じております。以上です。 (八藤後会長)ありがとうございます。そのような形でご発言いただいて結構ですが、今のところ16ぐらいが私の手元でチェックされています。 (徳山委員)結論を先に言うと、ひと3−Hが内部評価で4点、5点、4点と下がっていて、これを入れていただきたいと思います。今年初めてやらせて、施策が具体的なものというのは、できた・できないが非常にはっきりします。ただ、そのできた・できないから漏れてしまう中間的な部分ところは、やはり人によるところが多いと思いますので、この「カラーユニバーサルデザインを推進できる職員を育成する」という人の育成はぜひ入れていただきたいなと思います。 (八藤後会長)ありがとうございます。これも先ほどの提案でありましたので、私のほうではチェックを入れてあります。おっしゃられるように、瀬田委員からもありましたが、教育とか、そういう面というのは包括的な内容ですので、毎年違う内容だったり、あるいは同じ内容をどんどん広げていくものだったりするので、それは毎回追っていってもいいのではないかと思います。 一応念のため、先ほど私が16と言いましたけれども、申し上げます。私のところでチェックされているのが、くらし1−A、くらし1−B、くらし1−C、くらし1−D、くらし1−J、ひと3−A、ひと3−B、ひと3−D、ひと3−E、ひと3−G、ひと3−H、情報4−A、情報4−D、情報4−E、情報4−G、しくみ5−Bになります。 これもあるのではないかとか、それは言っていないよというのがありましたら言ってください。 (山田副会長)これは、バランスは大丈夫ですね。 (八藤後会長)今言った意味は、初めての方に説明しますと、午前と午後に分けているのですよね、前半と後半で。そうすると、後半が多いのではないかとか、そのようなこともありますけれども、ただ、もともと後半は多いのです。 (山田副会長)もともとが「くらし」と「もの」までハード系で、「ひと」、「情報」、「しくみ」でソフト系ということで第一部会、第二部会だったのですが、必ずしもそう分けなくてもいいですか。 (八藤後会長)いいのかもしれないです。 (山田副会長)「ひと」の途中で分けたり。 (八藤後会長)例えばこの委員の中で、自分は明らかに「ひと」だとか「情報」だというわけではないと思います。今の山田副会長のご意見では、適当なところで、数でカットしてもいいのではないかという考え方もあるかと思います。その辺も含めて、ご意見を伺えればと思います。ただ、固まっていたほうがいいのですよね。この表を余りランダムに持ってきてしまうと、所管課が何度も出入りしなければいけないということになっては、あまりいいことではないと思います。 今チェックが入った中で、B案の中で事務局が星をつけているにもかかわらず、先ほど私が言ったチェックの中から漏れているのは、くらし1−K、これは連続内部でずっとやっているので、この辺で少し我々の意見も聞いてみたらどうだと。「ユニバーサルデザインに配慮した歩行者系案内サインを整備する」で、産業政策課と都市計画課という2つの所管課も今まで余り登場していない。そういう2つを鑑みると、どんどん増えていってしまいますけれども、あってもいいのかなと。これは私の意見ですけれども。あとは、最後のほうにあります。しくみ5−@「審議会委員等の公募制を推進する」もずっと内部でやっているので、この辺はそろそろ外部評価でもいいのではないかという中で、私たちの意見のチェックが入っていないのですが、公募制はやればそれで終わりなので、必要ないのではないかと。「やりました」で終わってしまうので、さらに質的に高めるというような建設的な意見もあろうかとは思いますけれども、そういうことでちょっと抜かしたものだと思います。必要かどうかは、この後の議論に委ねたいと思います。ここまでで17。1個ぐらい多いかなという感じですけれども、やってやれないことはないということですが、いかがでしょうか。ご意見をどうぞ。 (瀬田委員)すみません。確認ですけれども、今のお話ですと、しくみ5−Bは入っているということですか。 (八藤後会長)入っています。 (瀬田委員)「ユニバーサルデザイン推進会議を運営する」を評価するのは、いかがなものかなと思ったのが1点。 (八藤後会長)ちょっと違和感がありますか。 (瀬田委員)はい。もう1点は、「もの」の部分が抜けてしまっているので、私は工業連合会という立場からすると、ここは入れていだいたほうがいいのかと思います。 (八藤後会長)「もの」がないですね、確かに。やっているのかもしれないですけれども、今回は入っていなかったですね。わかりました。 しくみ5−Bについては、これは評価が下がったものですね。これは何で下がったのでしょう。 (大山委員)内部委員として、開催すればいいというものではないのではないのという部分もありまして、活発にご議論もいただいているのですけれども、そこで満足してはいけないというところもちょっと含めて、厳しく評価をさせていただいた結果と受けとめていただければなと思います。ただやはり、この目標でいきますと、開催したかどうかというところになりますので、それ以外のところに外部の先生方の評価を見ていただくほうがいいかなとは思っております。 (八藤後会長)なるほど。私の考えを述べますが、この推進会議のやり方がもっとよくなるのではないかとか、今のこれはまずいのではないかというのは、この会議の中でいつでも言っていいわけですよね。伝える相手も、いつも目の前にいますので、そういう意味では、これをあえて入れなくてもいいのではないかと、私は思います。 (山田副会長)やめましょうか。 (八藤後会長)はい、やめましょう。 (山田副会長)評価の時期を改善提案してみるのも、やっていますしね。もういいのではないかと思います。 (大山委員)毎回ヒアリングをしていただいていますので。 (八藤後会長)今のところ16施策になっておりまして。 (山田副会長)「もの」を足したいですね。 (八藤後会長)これは瀬田委員から何かご提案がありますか。もの2−@と、もの2−A。 (瀬田委員)産業施策としますと、地域の中小企業の方々にユニバーサルデザイン製品をつくっていただいて、地域もよくなるし、その企業もよくなるということを推進したいなとは考えます。ということからすると、2−@を評価して、頑張っていただきたいなということでしょうか。 (八藤後会長)いかがでしょうか。2−@というご提案がありましたけれども。前に結構やっていたような記憶があるのですけれども。記憶では、なかなか進んでいないかなという、難しいところがあるのかなと。これは単に所管課だけの責任でもないと思いますので、その辺の事情などもお伺いしたいという感じはありますね。では、もの2−@を加えてみるということで行きたいと思います。 (村田委員)そうすると、「しくみ」が今度はなくなってしまいます。 (八藤後会長)いかがでしょうか、「しくみ」がなくなったことについて。 (山田副会長)しかし、外部でやった結果、上がったのが2つと今の独自改善のめどが既に立っているというのが1つなので、いいといえばいいかなという気もしますけれども。公募制もあまり言えることがそんなにあるのかどうか。 (八藤後会長)公募制された方々から何か。ああいう仕組みは、もう少しこうしたほうがいいのではないか。ここで言うのも何ですけれども、そういうものも何か議論したほうがいいのではないかとか。議論というか、所管課と意見交換をしてみてはどうかとか。 (工藤委員)しくみ5−@とD−Aは、区民で志を持っていろいろやっていらっしゃる方にとっては、非常に大切な入り口になると思っています。いつもここを見るたび、絡むたびに、そういう気持ちで発言をしていて、同じような地域活動をしている方々が、どうしてこれを利用しないのだろうとか、そちら目線でどうしても見てしまう。ですので逆に言うと、行政側からもっとこれを前面に押し出してほしいと思います。独自にいかないで、使える仕組みはフルに使って自分たちの活動を推進していったらいいなという気持ちでおります。こういうのがありますよ、やったらいいのではないですかねと言いながらやっていましたので、そういう意味で言ったら、評価をしてみたいとは思います。 (八藤後会長)これは、しくみ5−@「審議会委員等の公募制を推進する」に関してですね。 (工藤委員)そうですね、特に。 (八藤後会長)評価をするということになると、どうなるのでしょうね。 (工藤委員)公募制の推進をちゃんとしているのかと。あだち広報に掲載するとか、Aメールを出すとか、あとは実際に行政委員として携わっている方たちから、こういう行政委員の公募があるよという情報をもらうとか、多分それぐらいではないかと思います。 (瀬田委員)質問をよろしいですか。事務局の皆さんに質問なのですけれども、審議会委員の設置というのは、いろいろな課でやられていると思うのですけれども、これは条例で決まっているのですよね。 (事務局)はい。 (瀬田委員)ということは、この場で、こういうプロジェクトとか、こういうことに対して審議会を設けたほうがいいのではないかという提言はありなのですか。 (大山委員)新たに区民の皆さんにそういうご意見をいただくという部分で、附属機関としても審議会を設置したほうがいいというご意見をいただいて、条例化をすることは可能かと思います。 (工藤委員)実際に新しい行政委員ができましたね、スポーツに関係するものですね。 (大山委員)そうですね。計画をつくるところで、条例化をして区民の皆さんにも入っていただいてというのは、条例をつくるという過程は経ますが可能ではあります。 今お話をいただいて、公募するかどうか、新たな分野での審議会をつくったらどうかという部分ですとか、実際に区民の皆さんに入っていただいた審議会が、区民の皆さんが入ったからこそ、このようになったとか、やっていただいた皆さんが、入る前と入った後とこんな違いがあったということを、私どもとするともっとPRをしなければいけなかったのかなと、今ちょっと工藤委員のお話を聞きながら思いました。実際に公募しました、入っていただきましたというだけではなくて、それをもうちょっと深堀りして区民の皆様にもお知らせをしなければいけなかったのかなと思います。そういう意味では、推進という部分で皆様方にご評価をいただける部分というのはあるのではないかなと感じました。 (八藤後会長)私が今の点で疑問に思ったのは、「審議会委員等の公募制を推進する」というのは、このユニバーサルデザイン推進会議委員の公募のあり方について議論していくのか、あるいは足立区の審議会というのはたくさんありますが、その審議会の推進方法について議論するのですか。 (大山委員)特にこのユニバーサルデザイン推進会議だけではなくて、広く委員の皆様のご意見を区政に反映するという部分で、全庁的に区の政策の中に区民の皆さんのご意見を取り入れていく。そういうことですので、特にここに限っただけの話ではないものです。 (八藤後会長)そういうことでしたら、これはやってみる価値があるのではないかと思います。皆様方はいかがでしょうか。 (事務局)ユニバーサルデザイン推進計画の中で5−@を定めているのですが、その中を読みますと、「区政に区民が参画できる制度を整備する」ということなので、ほかの審議会も含めて公募を推進するという意味です。 (八藤後会長)区民参加のユニバーサルデザインですよね。 (事務局)はい。 (大山委員)ですので、今これだけ審議会があるからいいということではなくて、むしろこういう分野も必要なのではないのというご意見も、もしかしたら必要なのかなというところもあります。 (八藤後会長)そうすると、審議会のあり方そのものについても、もしかしたら議論が進むかもしれないということもありますけれども、5−@を入れてみてはどうかということで、これは事務局も星をつけているのですね。この政策経営課の皆様方とは、余りお目にかかったこともないような気がしますので、一度こういうところでお話を伺うのはよいことかなと思いますが。 (山田副会長)パブコメについては、常々、実施するだけではなくて、実効性を高めるために何かできないのですかというのをずっとお話ししてきた経緯があります。 (八藤後会長)5−Aは挙げないのですが、5−@の中で、そういうパブコメに関することも話に入れてくださいよという感じでいかがでしょうか。その辺は事務局で書きとめておいていただきたいと思いますが、チェックは5−@だけにしておきます。そうすると18施策になります。午前と午後に1個ずつ増える。やってやれないことはないけれども、結構ぎりぎりの時間です。議論を深めていくという意味では、多ければいいというものでもありませんので、そういうことだったら、ちょっと今回は見送ってもいいのではないかなという項目がもしありましたら、ご発言いただければと思います。 (田中委員)今の話のところなのですけれども、「みんなが参加できる『しくみみづくり』」という柱の中の5−@だと思うのですが、そもそも審議会にどういうものがあるのか教えていただきたいのですが、何か整理したものがあるのですか。 (事務局)今手元には用意していないのですが、区の審議会の一覧があります。審議会の中では公募しているものもあれば、公募していないものもあります。 (田中委員)それはどういう根拠に基づいてつくられているかも整理できるということですね。 (事務局)条例に基づいてという形になります。 (田中委員)ちょっと教えていただければ助かります。 (事務局)資料を整理させていただきます。 (八藤後会長)結構いっぱいありますよね。 (工藤委員)条例それの一覧表が公表されています。公募委員の一覧があって、変な話、ギャランティについても一覧できちっと規定されているので。 (田中委員)ホームページで見られますか。 (勝田委員)審議会によって区会議員が入っていたりとか、規定によって違いますので、その構成メンバーの一覧も含めて整理できると思います。 (八藤後会長)ということで、田中委員においてはそれを見ていただいて、私も見たいと思います。事務局でもちょっと確認いただけますか。 今、副会長とも相談して、さすがにこれ以上は増やせないかなという感じはしますけれども、午前と午後に1つずつ増えていくということで、ちょっと頑張ってみないかということなのですが、事務局として何か。 (事務局)もう一度、番号を改めて確認したいと思います。 (八藤後会長)もちろんそうですけれども、今、削るものがないかと問いかけておりましたので。今もう一回確認しますけれども、もし18施策だったとしたら、それはそれで進めていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。確認の意味で事務局から、今回の議論で、外部委員で持とうと今のところ決まっているものを上げていただけますか。 (事務局)もし抜けていたり、間違っていたらご指摘ください。くらし1−A、くらし1−B、くらし1−C、くらし1−D、くらし1−J、くらし1−K、ここまでが「くらし」の施策でよろしいでしょうか。続いて、もの2−@。「ひと」です。ひと3−A、ひと3−B、ひと3−D、ひと3−E、ひと3−G、ひと3−H。続いて、情報4−A、情報4−D、情報4−E、情報4−G。続いて、しくみ5−@。以上でよろしいですか。 (八藤後会長)これで、18項目ですか。 (事務局)18項目になります。 (八藤後会長)いかがでしょうか。今、全般的に見まして。よろしければ、今度、行います平成29年度の評価については、ただいまの18項目を行うということでよろしいですか。 では、そのように決定したいと思います。 (4)評価部会の振り分けについて (八藤後会長)次に、これをどこで割り振りをするかということも含めての議論になりますので、続いて議事次第(4)「評価部会の振り分けについて」、事務局から説明をお願いします。 (事務局)それでは、「評価部会の振り分けについて」、説明します。資料6をご覧ください。評価部会を第1評価部会、第2評価部会、内部評価部会の3つに分けております。第1評価部会、第2評価部会については外部評価部会ということで、外部委員の方々を6人ずつに分けております。内部評価部会については、区の職員の委員による評価と考えております。こちらについては、昨年度と同様に今回は提案させていただいております。先ほど施策の数が18になりましたので、こちらについて分けていただければと考えております。それにあわせて、もしよろしければ、施策の番号を分けていただかないで、第1評価部会は午前、第2評価部会は午後という形にしていただいて、全18施策を各外部委員の方々に評価していただくと、所管課が午前だと都合がいい、午後だと都合がいいというのが実はありますので、大変申し訳ないのですけれども、そのような形をとることを急遽提案させていただければと思います。 (八藤後会長)よろしいですか。実は先ほど「くらし」と「もの」は第1で、「ひと」以下は第2だということに特に捉われなくてもいいのではないか、どこか途中で線引きをしてもいいのではないかという意見がありましたけれども、それを延長して考えていくと、所管課によって午前に行ったり、午後に行ったりするという完全シャッフルになりますけれども、こういうものでやってもいいのではないかというご提案も成り立つのではないかと思います。今までそういうことをやっていなかったのですが、事前には分かりますが、自分がどれに当たるか今の時点では分からないということになってしまいますけれども、何かご意見はありますか。 (瀬田委員)意見と質問と1点ずつあるのですけれども、私の個人的な意見では、前回「ひと」、「情報」をやらせていただいて、その流れとか今までの詳しいことを「くらし」よりは理解しているので、その延長でやらせていただいたほうが正確な判断ができるのかなとは思いました。これは意見です。 もう一つは、事務局にご質問なのですけれども、所管課が午前とか午後でないと出られないというのが、ちょっと理解しかねるのですけれども。例えば課の性質として、午前中はみんないなくなってしまうよということがあるのですか。例えば足立区も大企業みたいなものですから、課を一人でやっているわけではないですし、何人もいらっしゃって、その説明ができる方は、課長さんでなくても何人かいらっしゃるのではないのかなという疑問なのですけれども。 (八藤後会長)それでは、今の質問ですが、そんなに難しいことなのでしょうか。 (事務局)ほとんど、所管課の担当している係長が説明を行っております。担当係長が説明に慣れているところも多く、担当係長の日程を大体押さえるのですが、その本人でなければ説明できないというわけではないと思っています。ただ、所管課の希望として、できれば午前ではなくて午後にしてくれという希望も、私どもが調整する中でそういう話が去年出たものですから、今言いましたように、やはり午前中には第1評価部会、午後には第2評価部会がいいというのであれば、そちらのほうで構わないとは思っております。午前が第1と固定しなくてもいいと思います。午後が第1でもいいのですけれども、日程を早目に決めていただければ、担当所管としても合わせられると思います。 (八藤後会長)私は、今、瀬田委員のおっしゃるように、自分のちょっと関心があることや、今までやってきたことなどのを引き続き評価したいというお考えはもっともかとは思います。したがいまして、やはりある程度自分がどの施策に加わるのかというのは決められる状態にしていただいたほうがいいのではないかと思います。皆様方もそうですよね。第1を午前、第2を午後にしたとしますが、自分のやりたいものが別の部会にあるという場合、これは一応お立場とか何かによってバランスよく分けていただいているのですけれども、今回は線引きされる場所が変わってきますので、自分の評価部会ではないところで実施される場合には、ご希望を述べていただく。入れ替えがあることもいいのではないかなと思います。特に新しく入られた方もいらっしゃいますので、なかなかこの辺のことがわかりにくいかとは思いますけれども。 (事務局)第1評価部会と第2評価部会を分けていますが、第1評価部会に所属した人が第2評価部会に出て意見を言っても問題ないというのが例年の方法です。それについても、今年も同じようにするのか、意見をいただければと思っております。 (八藤後会長)私は当然やるのだと思っていました。今、事務局からその確認を求められましたので、別に第1部会だから第2部会に出てはいけないということではなくて、私の解釈では、本来は、全員が外部評価となった18の施策を評価するのですが、いろいろとご負担も多かろうということで2つに分けて、どちらか1つには出てくださいということになっていますので、出ていただけるのならば、両方出ていただくことが非常に望ましい。そのように私は解釈しております。このようなことでよろしいですね。ということで、ご自分の希望によっては両方に、それもオブザーバーではなく正式な委員として出られるという前提で、これからの議論に入っていただきたいと思います。まず、その点はよろしいでしょうか。 部会の区分ですが、もし機械的にやるとすると、ひと3−B「ユニバーサルデザインに配慮した学習環境等を整備する」で上が9つ、下が9つとなりますが、ここで分けるというのはいかがでしょうか。 それでは、もしよろしければ今言った、ひと3−Bまでが午前、それ以下が午後にしたとすると、自分が発言したい、特にここでやりたいというのが含まれない、かつ、一日中は出られないという方がおりましたら発言をお願いします。 今までの感じだと、それなりにうまくおさまっていると感じはします。よろしいですか。第1評価部会にご自分の名前がある方は、くらし1−Aから、ひと3−Bまでに出席していただく。第2評価部会に名前がある方々は、それ以下の施策について出席していただく。今のところこういうことになりますが、よろしいですか。事務局も今の決定でよろしいでしょうか。 (事務局)はい。 (八藤後会長)。それでは、(4)については終わります。  (5)評価方法及び今後のスケジュール (八藤後会長)議事の最後になりますが、(5)「評価方法及び今後のスケジュール」について、事務局より説明をお願いします。 (事務局)それでは説明します。資料7をご覧ください。これは、これからの評価のスケジュールの流れになっています。今回、第16回推進会議が開催されましたので、早急に資料5、6については修正を行い、各評価部会で行われる施策についてまとめ、委員の先生方にお送りします。先生方は年度末までの期間に評価を仮で点をつけていただくことをお願いします。年度が明けて4月になりますけれども、評価部会を開催したいと思います。こちらの日付を設定させていただきました。会場の都合等々あり、4月24日、午前中が第1評価部会、午後が第2評価部会でお願いしたいと思います。ゴールデンウイーク明けぐらいに、第17回推進会議を行っていきたいと思います。以降の流れについては、資料のとおりになっております。 裏については「今後のスケジュール(案)」、先ほどの表にあります内容について、どのような内容を行っていくかを記載しております。 資料8をご覧ください。こちらは「個別施策評価要領」で、これから先生方が評価するための基準について記載しております。1ページ目は、資料2にあります個別施策評価シートの見方になっております。上段部分については、平成29年3月に改定させていただいたユニバーサルデザイン推進計画の内容が記載されています。下の「実施結果について」が、今回報告させていただいた内容で、A、B、C、Dの欄について各所管で記載しております。2ページ目、裏面を見ていただきたいのですけれども、まだ皆さんには、まだ配っておりませんが、これをお配りして先生方に評価をしていただくことになります。A、B、C、D欄に対応した内容について、皆さんの意見を記載していただくということで考えております。また、記載欄を2つ追加しております。下部をご覧ください。「質問事項」、「資料要求」という欄の2つを設けております。「質問事項」については、評価部会のときに意見交換を所管と行いますが、特に聞きたい内容について記載していただきたいと思います。その下の「資料要求」については、今回の報告書が年度途中ということで、各所管も試行錯誤しながらつくったという経緯があります。ですので、分かりづらい点などがある可能性があります。そういうときに、こういう資料を提出いただきたいというものがありましたら、こちらにご記入いただければと考えております。評価部会のときに、可能な限り提出していただくという体制をとっていこうと考えております。 3ページ目は、「個別施策の評価基準」です。これは例年どおりになっております。これをもとに記載をしていただければと考えております。以上です。 (八藤後会長)ありがとうございます。初めての方もいらっしゃると思うので、ちょっと私から補足しますが、実際に4月24日の所管課との説明と意見交換に当たる前に、送られてきたものだけで、まず評価していただくという作業があります。結構大変な作業ですが、どうかよろしくお願いします。そこで評価段階1点から5点を入れていただきますけれども、もちろんこれは4月24日に所管課とお話しをした上で変更していただくことが前提ですので、その時点での評価を書いて事務局に渡していただければと思います。 それから、例年、希望者には、手書きではなくてワードのファイルをメールで送っていただいて、それに記入して送ることも可能にしていただいています。今までワードを送っている委員については、また今年もそれでよろしいかと思いますが、新たな委員の方は個別に事務局にお願いすることでよろしいでしょうか。特に希望がなければ、郵送されてくると思います。 ということを含めまして、このような形で事前に評価をいただくという進め方を実施してよろしいですか。 (金子委員)事前に評価の期限は、ここには書いていないですけれどいつごろなのですか。 (事務局)3月23日(金曜日)までにお願いできればと思っております。 (八藤後会長)いつ送っていただけますか。大体で結構です。 (事務局)今週末から来週中には送らせていただければと思います。 (八藤後会長)ありがとうございます。よろしいですか、それで。これで進めていくということでお認めいただいてよろしいでしょうか。 (村田委員)ちょっと話が戻りますが、資料5の再作成をしていただいてお送りいただくということですが、今日席上配布したものと事前に配られたものを、またうまくちょっと、どういった理由で今回決まったのだということが、この1枚でわかるようになると今後よろしいかなと思います。 (事務局)過去の点数とか、過去は内部だったか、外部だったかがわかるような表を作成して対応します。 (田中委員)この報告書のまとめ方ですが、前回のお話があったときに、29年度の計画に対する実施の評価で、29年度の計画は何に基づいて立てたかというと、27年度の我々の評価に対してという話で、前回もお話があったのですけれども、この報告書の中に、どういう指摘を受けたからこうしたとか、なぜ3点だったのか、4点にするためにどういうことを考えてどのようにしたとか、そういうのが欲しいです。28年度の我々の評価を受けて30年度の計画を立てていると思うのですが、どういう評価に対して、それを実現するためにこういう計画を立てているとか、改善しているとか、いきなりぽんと計画が出てくるのではなく、そのもととなる我々の意見がきちんと反映されているのかということをご自身でご説明いただいて、29年度の結果と30年の計画に対してのコメントをいただければなと思います。 (八藤後会長)大変いい意見をいただいたというか、審査する側にとっては絶対条件ですよね。言われて見ればということで申し訳ないですけれども、全くそのとおりかと思います。その下地となる情報は、事務局でも既にあると思いますので、それを張りつけていただくということで、仕事が増えることには変わりがないのですけれども、これは審査する側からすれば……。それから特に今年初めてやってみるという方は、前にどういうことが話し合われたのか知りたいと思いますので、これは私からもぜひお願いしたいと思いますが、可能でしょうか。 (事務局)可能かとは思うのですが、皆さんに送る日程が遅くなってしまうかもしれません。 (大山委員)私も評価をしていて、本当にしんどい作業だなというのは重々わかっておりますが、今できているところで送らせていただいて、指摘した事項と、どのようにしたものは別に送らせていただくようにしたいと思います。 (八藤後会長)わかりました。そのようにしていただいて、後から送ってくるということなのですが、今年初めてお願いした事項ですので、事務局では既に去年の記録からそういう情報を持っていると思いますが、なるべくそれを加工しないままで、切り貼りで出していただいても結構ですので、できれば質よりもスピード感が大事かなと。これは私の個人的なお願いです。 (事務局)そういう意味では、見づらい資料が行くかもしれませんが早急に対応させていただきます。 (八藤後会長)それを皆さん方もご了承ください。ということでよろいでしょうか。 それでは、これで終わりにしたいと思います。事務局に司会進行をお返しします。 (事務局)八藤後会長、ありがとうございました。本日お配りしました資料に基づいて、確認いただきながら評価を進めるようお願いしたいと思います。資料についても可能な限り早く送りますので、よろしくお願いします。評価書の提出期限は、先ほど言いましたけれども、3月23日になっていますが、そのころまでに郵送、メール、ファクスなどで返送いただけるとありがたく思います。 また、改めてなのですが、評価部会は4月24日、午前と午後に分けて実施したいと思います。評価部会については、例年どおり、2時間30分程度を予定しております。もう一回精査した結果、若干の繰り上がり、午後の分については繰り下がりがあるかもしれませんが、ご了解をよろしくお願いします。詳細なスケジュールについては、先ほどの資料とあわせて対応します。改めてなのですが、評価部会には可能な限り午前と午後の両方にご出席いただくよう、委員方にはよろしくお願いします。    3閉会