第7回 足立区ユニバーサルデザイン推進会議 平成27年7月3日(金)10:00〜12:00 足立区役所 南館4階作業室 《出席者》敬称略 推進会議委員 八藤後 会長、山田 副会長、戸谷 委員、吉原 委員、金子 委員、岡野 委員、足立 委員、田中 委員、瀬田 委員(欠席)、山中 委員(欠席)、工藤(康) 員、工藤(理) 委員、大山 委員(欠席)、橋本 委員、工藤 委員 事務局 (都市建設部ユニバーサルデザイン担当)小木曽 (都市建設部都市計画課)大竹、中村、福澤、伊勢谷 (福祉部障がい福祉課)近藤、前川 (総務部総務課)鳥山、小林 関係課 (営繕管理課)淺見、上野 《次  第》 推進会議の議事 1.委嘱状の交付 2.推進会議の議事 1)委員の紹介 2)推進会議会長及び副会長の選出 (1)会長及び副会長の挨拶 3)第7回ユニバーサルデザイン推進会議「議事録」署名人について (足立区ユニバーサルデザインのまちづくり条例施行規則第10条第2項) 4)ユニバーサルデザイン推進計画及び推進会議について (1)ユニバーサルデザイン推進計画及び推進会議の位置づけについて (2)ユニバーサルデザインに関するこれまでの足立区の取組みについて (3)平成27年度の取組み内容及びスケジュールについて 5)「区が実施する個別施策」に関する年次別取組み結果について (1)個別施策評価シートについて (2)年次別取組み実施報告書について 6)「区が実施する個別施策」の評価について (1)評価部会の設置について (2)評価方法及び各部会の評価シートについて 3.その他 4.閉会 《事前配布資料》 ○資料1  足立区ユニバーサルデザイン推進会議委員名簿 ○資料2  第6回足立区ユニバーサルデザイン推進会議議事録 ○資料3  第6回 委員意見に対する「区の対応」及び「反映内容」一覧 ○資料4  区が実施する個別施策の評価について 別紙1 評価スケジュール、議事内容及び配布資料 別紙2 個別施策評価シート(サンプル) 別紙3 年次別取組み実施報告書(サンプル) ○資料5  ユニバーサルデザイン庁内通信1号、2号 ○当日配布資料 別紙1修正 評価スケジュール、議事内容及び配布資料 資料A   ユニバーサルデザイン推進計画及び推進会議について【スライド資料】 資料B   足立区ユニバーサルデザイン評価部会構成(案) 資料C   評価用の実施結果資料一式 資料D   評価記入書類等一式 資料E   区の主要施設のユニバーサルデザインの実態調査について   《議事概要》 1.委嘱状の交付 2.推進会議の議事 1)委員の紹介 2)推進会議会長及び副会長の選出 3)第7回ユニバーサルデザイン推進会議「議事録」署名人について ・第7回ユニバーサルデザイン推進会議「議事録」署名人は、八藤後会長及び山田副会長が努める。 4)ユニバーサルデザイン推進計画及び推進会議について 事務局より説明。 ○質疑応答 (工藤康委員)パワーポイントの資料について意見を言いたい。スクリーン上ではカラーで表示されているが、手元の資料については白黒になるというものを前提に作った資料ではないため、非常に見にくくなってしまっている。ユニバーサルデザインの心、姿勢を持っていかないと、前向きな議論ができなくなってしまうのではないか。白黒にしたときにどう見えるか検証をしないとこのような結果になってしまう。 (事務局)  次回以降の資料は事務局のほうで事前に検証を行い、誰でも見やすい資料作りに取り組んでいく。 (八藤後会長)余談にはなるが、学会発表などはすべて白黒の資料を用いるため、カラーの資料を白黒に変換しないといけない作業が出てくる。100点満点の資料を作るというのはなかなか困難ではあるが、それに近づけていければよい。 (金子委員) パワーポイントの33ページに記載してある、障がい者、高齢者の模擬体験などは、委員でも体験をしたことがない方がいると思うので、皆で体験をしたい。 (八藤後会長)事務局として、実現可能性はいかがか。 (事務局)  今年も去年同様に、庁内推進委員の活動で障がい者体験を行う予定である。その時に、委員の皆様にご案内をすることが可能であると考えている。事務局の方で検討をさせていただきたい。 (八藤後会長)既存のシステムを変えるのは事務局の負担が増えてしまう。体験プログラムがこの日にあるというような案内を頂き、希望のある人が参加するという形でも良いと考えている。 (工藤理委員)私は、この体験プログラムは全て経験している。どこで経験をしたかというと、足立区のボランティアセンターである。プログラムに区民が応募して参加するという仕組みが区民レベルで既にできているため、皆様も是非率先して参加していただけたらと思う。 (八藤後会長)そのようなものも含めて、情報提供をいただければ良いと思う。 (事務局)  随時、委員にそのような情報提供を行っていきたいと思う。 5)「区が実施する個別施策」の評価について  事務局より説明。 ○質疑応答 (八藤後会長)部会員の構成案について、ご意見等はあるか。 (工藤康委員)第一部会、第二部会を担当するものというのは決まっているのか。 (事務局)  当日席上配布資料のDの3ページをご覧頂くと、施策の一覧表が付いている。第一評価部会については、1−@から2−Aまで。第二評価部会については 3-1から5-Cまでを担当してもらう。 (八藤後会長)委員の振り分けについては事務局である程度考慮されたものであり、ランダムというわけではないと認識してよいか。 (工藤委員) 一つの案であるため、ハードよりもソフト面の評価をしたいという方も中には居ると思うため、申し出て頂ければ変更は可能である。 (八藤後会長)意見がある方は申し出ていただきたい。 (工藤康委員)先ほど、事務局の方でご説明を頂いたが、第一部会の委員が第二部会に出席することは可能であるか。もし可能であるのであれば、その際の議決権や定数などはどのようになるのか。 (事務局)  この評価シートについては、事前に評価をしていただきたいと思っている。例えば自身が第一評価部会に所属している場合、第一評価部会分は必須で評価をしていただきたい。任意で第二評価部会分も評価をしたいということであれば問題なく受け付けたい。部会で意見を出していただいたものを、最終的に部会の意見として集約をしていく。 (八藤後会長) 自身が所属する評価部会ではない部会にも出席することが可能であり、意見をすることも可能で、同等に扱われるということでよろしいか。 (事務局)  もし現時点で、両方の部会に出席したいと思われている方は申し出ていただきたい。評価のボリュームがとても多いため、委員の方々のご負担にならないようにしたいという考えもあり、2つの部会に分けている。 (八藤後会長) 全部評価していただくことには越したことはない。 (工藤委員)  イメージがわかないかもしれないため、一通り全部説明してから決めるのがよいと思う。 (八藤後会長) それでは最後に、意見を伺うことにする。    6)「区が実施する個別施策」に関する年次別取組み結果について 事務局より説明。 ○質疑応答 (八藤後会長) それぞれの部署から自己評価をしてもらって、委員に発送してもらうという認識 でよいか。 (事務局)  自己評価というよりは各課にヒアリングを行って、数値が具体的にでるものについては追加していく。 (八藤後会長)確かに、数字で表現できるところもある。そういう箇所は出来る限り埋めて欲しい。いつ頃委員に配布できる予定か。 (事務局)  7月10日までに委員に郵送する予定である。 (八藤後会長)事前にこのシートを見ていただき、評価は追加資料が届き次第していただければと思う。 (工藤委員) 一つ一つ見るのは非常に大変になる。よって、一覧表で変更になったものはまとめたものをお配りしようと考えている。 (山田委員) ユニバーサルデザインの視点で評価をするため、量ではなく質ではないかと思う。たとえば、「歩道を拡張して1mから2mになりました、素敵ですね」というのは質ではない。通行量がどれくらいあって、歩道の中で、車椅子と歩行者のすれ違いが不可能であったので、最低の1.8mに拡幅した。というものがないと評価ができないのではないか。評価軸となる事柄がもう少し欲しい。 (事務局)   おっしゃるとおりであるが、充足した資料があったほうが良いと考えている。 (八藤後会長)あまり事務局の負担を増やしたくなく、紙も無駄にしたくはないが、すべて修正した項目は差し替えをしてほしい。別表になると見づらくなってしまう。できれば差し替え版を7月10日に送って欲しい。 (工藤康委員)PDCAサイクル一環での重要な評価になるが、質をどう見極めるかということに際して、実地見聞も行わずに評価してよいものなのか。 (八藤後会長)これをきちんと評価するには、評価する項目が足りないといったことを評価コメントに記載して欲しい。そういう意見を出すことで所管にどういったことを希望しているか把握することができる。 (事務局) 今のタイムスケジュールでは時間がないため、評価部会を延期することも考えている。 (山田委員) 評価項目によっては十分に評価できるものもある。意見が出た項目については追加で調査を行って、絞込みをしながら評価していくことが現実的ではないかと考える。 (工藤康委員)ガチガチにスケジュールを決められてしまうと、委員としては焦ってしまう。もう少し伸びしろが欲しいところである。 (八藤後会長)8月4日に評価できるものは評価をしたい。そこで不明なものは事務局に宿題という形で投げかけていくのはどうか。 (工藤委員) それでは10日までには内容を充実させた差し替え資料を送らせていただく。スケジュールはこのままで、8月4日に評価をして頂き、そこで意見をいただくこととしたい。 (工藤康委員)提出期限が24日の金曜日となっているが、会社勤めの人間としてはせめて次の週の月曜日までにしていただきたい。 (八藤後会長)手書きは厳しいため、評価の電子データをメールで適宜送っていただきたい。 (事務局)  お手数をお掛けしてしまうが、電子データを希望の委員は事務局にその旨をメールで送って欲しい。 (八藤後会長)改めて確認になるが、現時点で、評価がしづらいという場合は、他にどのような資料、内容が必要であるか、評価シートに記載をお願いしたい。 (事務局)  備考欄をそれぞれの評価項目に追加したいと思うがいかがか。 (八藤後会長)備考欄は必要ないと思う。評価する欄に適宜記入してもらえばよい。 (山田委員) 追加の要望で申し訳ないが、柱の番号を覚えたくないので、評価番号の前に「くらし」「ひと」「もの」などの文言を入れていただくとわかりやすいと思う。 (事務局)  わかりやすいように文言を入れさせていただく。 (山田委員) 評価記入表の実績に対する講評、効果・達成状況への講評、今後の課題・方向性への講評という項目の隣の箱などに、それぞれこういう視点ですよというものを簡単に一行ほどで良いため、追加で記載していただきたい。タイトルと項目が合ってないものがあるため、記載していただくとわかりやすい。 (八藤後会長)それはよいと思う。評価記入に対するユニバーサルデザインということで是非お願いしたい。 (工藤康委員)EXCELのシートではなくWORDのシートで作るべきではないか。書式を変えるのは非常に労力がかかるため、折り返し等に対するシミュレーションをしてから送って欲しい。 (八藤後会長)他に意見がなければ、最後に評価部会の割り振りをさせて頂きたい。他の部会に変更したい等、希望がある委員がいたら申し出て欲しい。 (金子委員) 第2部会に入っているが、区の職員と福祉のまちづくりの点検活動等を行っている関係上、第1部会に移りたい。 (工藤康委員) 私は両方の部会に出席したい。 (工藤理委員) 私も可能であれば両方の部会に出席したい。両部会の評価を全部評価するというのはとても重荷になってしまうため、自身が所属していない片一方の部会は全部評価ではなく、一部を評価するという形でも可能か。 (事務局)  全く問題ないと考えている。むしろ多くの委員の意見を聞けるという意味では是非出席をしていただきたい。 (八藤後会長)私も両方の部会に出席しようと考えている。それぞれの部会員を同数にしたいが第一部会委員の中から第二部会に移っていただく方は居ないか。 (岡野委員) 私は建築士であるが、ある意味では生活者の視点から物事を見ている関係上、第二部会に移ることは可能である。 (八藤後会長) それでは、評価部会の所属は金子委員と岡野委員を入れ替えさせていただく。    3.その他 営繕管理課より区の主要施設のユニバーサルデザインの実態調査について説明。 ○質疑応答 (山田委員) 質的な部分の評価がないことが気になった。たとえば、トイレ内にベビーチェアが設置されているかどうかという項目は、男性と女性のどちらかにあるのか、手洗い場があるのか、サイン表示は誰に対してどのように伝えたいか等、何を考えなくていけないかを具体的に示さないとチェック項目としてチェックすることがしづらいのではないかと考えている。 (営繕管理課)大量にあるユニバーサルデザインの評価項目を主管課に依頼し、チェックしてもらう点で、大分簡素化をした。まずは、誰でもユニバーサルデザインの視点に立ってチェックができるものを目指して作成した。今後、どのような項目づくりが良いか、検討をしていきたいと考えている。 (八藤後会長)知識がない人に向けて、簡略したということであるが、項目について意見がある場合は個々に言っていただいて対応していただければと思う。 (山田委員) 三角の評価項目で、一部整備済みというものがわかりづらい。 (営繕管理課)備考欄にコメントを記入してもらい、何がわからないかといったことを調査した方に記入してもらうというのも一つの方法であると考える。今後、進めていく中でバージョンアップをしていき、内容チェックをしていければと考えている。 (八藤後会長)今まで蓄積したデータがあるわけではないため、項目を変更することは可能であるか。 (営繕管理課)初の試みであるため、変更は可能である。ご意見を頂ければ順次対応をしていきたい。 (八藤後会長)まずは各委員に意見をそれぞれ書いてもらい、それから考えていく方法でよいのではないか。 (営繕管理課)そのように対応させていただく。    4.閉会