第12回足立区ユニバーサルデザイン推進会議 議事録 date: 平成28年12月9日(金)10:00〜11:30 place: 足立区役所 南館4階作業室 《出席者》敬称略 推進会議委員:八藤後会長、戸谷委員、吉原委員、金子委員、岡野委員、田中委員、瀬田委員、山中委員、工藤(理)委員、大山委員、橋本委員、工藤(信)委員 事務局:(総務部総務課)真鍋 (福祉部障がい福祉課)近藤、廣瀬 (都市建設部ユニバーサルデザイン担当課)小木曽 (都市建設部都市計画課)林田、伊勢谷、野崎 《次第》 1開会 2議事 (1)第11回議事録の承認と第12回議事録の署名人について (2)平成28年度(平成27年度事業実施分)評価報告書 (3)平成29・30年度の施策名及び年次計画(案) (4)評価部会の実施方法アンケート結果 (5)次年度の評価方法及び分類の基準 4その他 (1)今後のスケジュールについて 5閉会 《事前配布資料》 資料1足立区ユニバーサルデザイン推進会議委員名簿 資料2第11回足立区ユニバーサルデザイン推進会議議事録 資料3評価結果及び回答報告書 資料4足立区UD推進計画 UDに関する区の個別施策(案) 資料5評価部会アンケート結果 資料6来年度の評価方法及び分類の基準(案) 資料7各年度の取り組み内容 《席上配布資料》 第12回足立区ユニバーサルデザイン推進会議次第 1開会 2議事 (1)第11回議事録の承認と第12回議事録署名人について ・第11回ユニバーサルデザイン推進会議の議事録については承認された。 ・第12回ユニバーサルデザイン推進会議の議事録署名人は会長と吉原委員とした。 (2)平成28年度(平成27年度事業実施分)評価報告書 (事務局)資料3 1枚目「総評」、八藤後会長が、今回の評価に当たっての総評。 1ページ「点検・評価実施概要」 ユニバーサルデザイン推進会議の今年度の進め方を図にしています。今年度は評価に当たって、外部評価、内部評価の2つに分けて、外部評価を17の施策の評価、内部評価は21の施策の評価を行いました。外部評価については、さらに第1評価部会、第2評価部会の2つに分け、第1評価部会については8施策、第2評価部会については9施策の評価を行っております。所管課からの自己点検・評価を報告し、それについて委員の評価をしていただいています。 3ページ「点検・評価実施結果の概要について」 今年度の平均点は3.74点。昨年度、26年度分は3.55点、0.19点程度の上昇が見られたということです。全体的に上がったもの、下がったものはありますが、総合的に考えると上がったと考えられます。 5ページ「各施策の今年度の評価の値と昨年度の評価の結果」 真ん中あたりに矢印があると思いますが、そちらで上昇したもの、下降したものが判別できるような形で記載しております。それ以降については、先日ご意見をいただいたものについて各個別の施策の概要ということで記載しております。 (工藤信委員)事務局が担うべき出張講座が2点と、下がってしまった理由について、事務局から一言。 (小木曽課長)様々な意見をいただきながら、出張講座のための資料を作成している途中でした。みんなで何回か確認すると多くの修正点があって、なかなか前に進みませんでした。今年は小学校をピックアップして、どこかの小学校でやりたいと教育委員会ともお話し合いをしているところです。学校に資料を見ていただいたところ、ご指摘がありました。パワーポイントで直しづらいところであったため、少し時間がかかってしまった。なるべく早く出張講座をやっていきたいと努力しているところです。 (工藤信委員)教育委員会の関係の方に、パワーポイントで作成した45分の内容の説明を見てもらったところ、小学生によりわかりやすく啓発できるようにということであったが、もう少し修正が必要ということであった。修正でき次第、頑張って出張講座をやる予定。 (工藤理委員)評価に対して、どうしてもユニバーサルデザインをコントロールしていかなければいけないところには多大な期待をしております。これをほかの課の方たちが見たときに、自分たちも一つ一つ努力を怠らないように前に進めていかないといけないと思っていただけるのではないかと思う。ユニバーサルデザイン担当課には全域をコントロールできるようなイニシアチブをとっていただきたい。 (瀬田委員)受け入れ側の小学校にも事情があるかと思います。せっかくこういう講座をつくったのだから、子どもたちが若いときにそういった意識を持ってもらいたい。積極的にそれを活用するという動きは、学校側としてはいかがですか。 (小木曽課長)学校の取りまとめをしている指導主事に相談したところ、今年度中に各学校に募集を始めたら、応募が殺到するかもしれないし、1〜2校しか来ないかもしれないけれども、もしだめだったら1〜2校でも個別にピックアップして、やれると思うとのことでした。20何校とか来ると私どもの手が回らなくなるという可能性もある。授業ができる人間が今のところ私を含めて多分3人か4人しかいないが、1つの学校に行くのに1人で行く訳にはいかない。また、1〜2校やった後、子どもの雰囲気をもって少しまたフィードバックしたいなと思っているので、余り一気にひろげるつもりはない。きのうは模擬授業みたいな形で私がプレゼンを行ったが、子どもが問いかけたときに返ってくるのかによって授業時間が長いのか短いのかも、やってみないとわからないところもある。そういう面では、2〜3校行い、修正してからまた募集するという形になるかもしれません。 (瀬田委員)学校側がどういう組織なのか、ちゃんと受けていただけるような調整してもらいたい。先生方でも授業ができるように、マニュアルではないが、そういうものを作成して、皆さんが余りお手を煩わせなくても、子どもたちに広くお伝えしていくような施策になるといいと思います。 (工藤信委員)事務局は人数の制限もあるが、多い時の対応について例えば、講師を外部委託する、学校の先生にお願いするという案も検討していく。 (戸谷委員)「開かれた学校づくり協議会」を利用したらどうか。その人たちの講習をまずやって、それから子供たちにという手法もある。 (吉原委員)議事録と照らし合わせながら見ていると、どこが足されたのか、どこが消されたのかが、いまいちわからない。全部見ても、前の資料も見てというと、1週間ではとてもできなかった。訂正・追加分を色分けする。あのときの委員は誰がやっていたか、後で問題になってくることがあってはならない。法律でも何か変更するときに、線を引いてあると思うので、できたらもう少し工夫してわかりやすくしていただきたい。どこのどの言葉をかえたのかというのを、いろいろ見ながら対比をしていかないと、理解できない部分が多い。 (工藤信委員)継続的にこうなっていっていますよとわかれば、一番いいと思う。 (吉原委員)できれば字よりも表がいい。全て一回でぱっと見て分かる方法が良い。これも評価する対象が個人で、例えば公園に行って現場を見て、会議をする。そうでなく、全員で現場へ行ってチェックすると、一回で済むのではないか。そうすると皆さんの意見もどんどん聞かれてプラスしていけるし、全員で動くのはすごく大変なのか、本当に書類上だけで大丈夫かな。今年度の分は何か工夫していただきたい。だんだん読むのがつらくなってきた。 (工藤信委員)もう少しわかりやすく、短時間にできる方法がないかということで、委員さんからもご意見をいただいているし、所管からも意見が来ていて、もう少し内容だとか評価の仕方を変えたほうがいいのではないかという意見もありますが、3年やってみて見直しをしたいと思います。来年度からヒアリングをして、もう少しわかりやすく、評価もしやすく、全体の流れを研究します。ただ、すぐにイメージができないので、ヒアリングをしながら、また、委員の皆さんからもご意見があればいただいて、修正していきたいと思います。 (小木曽課長)今いただいた意見では、要するにどこがかわったか、例えば修正箇所一覧みたいなものがあればいいのではないかということですね。 (吉原委員)議事録の内容からすると、修正部分はたくさんあるのだと思うが、それがよくわからない。 (小木曽課長)その辺も研究します。場合によっては、会議で配るときには見せ消しが書いてあり、公表するときにはその見せ消しの部分は消すなど、私どもはそのまま公表できるように作成していますが、こういう会議のときは見せ消しが入っているとか、修正箇所がアンダーラインを引くとか、そのような工夫できるか、研究させていただく。 (田中委員)評価がかわったところが、4点が3点になったとか、そういった理由が端的に分かると見やすいなと思うのですけれども、何で3点になったのだろうとか。これは4点だと評価上は合格点かなというところがあって、3点は努力が必要であるとすると、上がったところは、なぜ上がったのか、その差はどこかで簡単に説明しているのかもしれませんけれども、あるとわかりやすいなと思いました。 (工藤信委員)その点についても表現の仕方を、わかりやすいように工夫ができるかどうか検討させていただきます。  今いただいたご意見で、すぐに反映できるものは反映し、なかなか難しいものは来年度以降ということで修正させていただいて、この内容については、できるものを少し追加して承認していただくということでよろしいですか。これはこれとして、今吉原委員、田中委員がおっしゃられた意見をわかりやすく一覧表のようにできるかは研究させてください。 (3)平成29・30年度の施策名及び年次計画(案) (事務局)資料4(横綴じ) 今策定されている足立区ユニバーサルデザイン推進計画が26年度から28年度までの3カ年の計画となっていますが、次回の見直しのスケジュールから考えると改定できるのが30年度になってしまう。平成29・30年度の部分が空白になってしまうために、その2カ年分計画を追加することになりました。それが、資料4です。 計画の追加にあわせて、施策名、施策内容の修正についても調査を行いました。しかし、所管から修正をしたいという回答がほとんど見られなかったため、今後、所管と調整をする機会を設け、施策名と施策内容、年次計画について、少し改善していきたいと考えています。そのため、今の段階では案という形にさせていただき、新年度になりましたら、修正したものについてご確認をいただきたいと考えています。 (瀬田委員)別件ですが、私は印刷業界で、全国の印刷業界の役員もやっています。建築とは少し違うかもしれませんが、いわゆるサインや印刷物、ホームページなどの情報については、障害者差別解消法ができてから、ユニサーバルデザインという考え方から情報保障という考え方にかわってきています。要するに人間は誰でも知る権利がある。これを妨げてはいけないということです。逆に言うと伝えなくてはいけない。情報保障という一歩先に進んでいる概念で、今、国全体としては動こうとしています。我々の業界としても、それにリンクしようとしています。足立区はユニバーサルデザインが進んでいると思いますので、その考え方に取り組んでいただいて、特に建築だけでなく、そういうメディア関係の部分も勉強していただきたい。もし必要であれば、講師とか専門家も知っていますのでご紹介します。情報保障という概念を一歩先に出て、メディアのほうには取り組んでいただけたらと思います。 (工藤信委員)ぜひこれについては情報を仕入れてやらせていただきます。 (田中委員)今後の計画の話で、今回それぞれの施策に対してのコメントとかいろいろありますが、所管の回答に対して、やったかどうか、また、これはやるべきことだと言ったと分かるようなものがこちらにあると、評価時に今後の課題方針というところが次に載っていないと評価できる。そう言うことが次につながると思いました。 (工藤信委員)それは資料3のところですか。 (田中委員)そうです。個別施策を見るときに、何をやると言ったか、何をやってほしいと言われたのかということが分かるといいと思います。 (小木曽課長)来年度の報告書をつくるときに、推進会議で言われたことを載せてほしいということでしょうか。 (田中委員)報告書をつくるときだと、実際にやる担当課の方が、それをやると言ったとか、やってほしいと言われたということがこれを見れば分かるという形になると思います。 (工藤信委員)来年度の第1回のユニバーサルデザイン推進会議のときに、去年こういうことを言われたので、今後の目標が記載されているということですか。 (田中委員)はい。 (工藤信委員)わかりやすいですね、そのほうが。そうしましたら、今のご意見を踏まえて、来年度の推進計画をつくっていくということでよろしいでしょうか。 (4)評価部会の実施方法アンケート結果 (5)次年度の評価方法及び分類の基準 (事務局)資料5のとおり (工藤信委員)これは実際に生の声をまとめたということで、考え方が一つの方向を向いているものと、ばらばらな意見があります。これを踏まえて、事務局として来年度以降どういう評価にしたほうがいいのかというのが(5)の検討項目の「次年度の評価方法及び分類の基準(案)」になります。 (事務局)資料6のとおり (工藤信委員)今、事務局から、来年度の評価の考え方の案が示されました。今年度と同じような形で進めるというのが大体基本です。評価3点以下の施策は外部でやっていただくということですので、これは何項目になりますか。 (事務局)今回3点以下になったものについては13施策になります。 (工藤信委員)13施策を半分に分けて評価してもらうことになりますので、大体7項目ぐらいずつやっていただくという基本の考え方です。これについてご意見等はありますか。 (工藤理委員)もっと効率のいい報告書を出していただきたい。ここの報告書が結局この会議にとっての肝になります。 私がここにかかわってから、区民の方とお話しするときに、ユニバーサルデザインのこういうのをやっているのですと言っても、ユニバーサルデザインという言葉は何となく知っているのだけれども、まだ全然認知をされていないところがあります。ぜひ皆さんの現場の努力をくみ上げて報告書にまとめる第一段階をしっかり見直していただいて、こちらにいる方たちに託してくれれば、皆さんがどんどん広めくださると思いますので、お互いに相乗効果でやれるような報告書にまとめていただきたいと思います。 (工藤信委員)まさに工藤委員がおっしゃるとおりだと私も感じています。 目標も、例えば公営住宅にエレベーターを整備するといっても、区営住宅が535戸ありますが、その中の何棟につける必要があり、現状はどうなっているかという全体が見える目標にしていかないと、全体のユニバーサルデザインの取り組みはわかりにくい。そういったことも含めると、所管が一生懸命行っていることが報告されていない部分もあるようです。それをうまく出せるようにしていきたいと思います。 (工藤理委員)単純でいいのです。例えば母数があって、しかし、その課が行わなければならないことがあります。だからこそ、この少ない数字なのだけれども、これがいいのだと自信を持って提出してくれた報告書に対しては、やはり自信を持った評価ができると思いますので、ぜひそういう小さな数字でもすごい重みのある数字を出していただければと思います。 (岡野委員)今、工藤委員がおっしゃっていることは、この間評価をしたときに中小企業支援課のことも工藤委員はお考えだと思ったのですが、たくさんのことをやってくださっているのに全然書いていなかった。評価者からすると、とてももったいないなと感じました。だから各担当所管から上がってきた報告書をどこかで見ていただいて、もっと書けるところというのをたくさんにしていただけたら、私たちもすごくありがたいし、うれしいと思います。 (工藤信委員)職員にも、このユニバーサルデザインのこういう取り組みをやっているのだよというのが、浸透していない部分もありますので、その辺りもしっかりと啓発していきます。 (瀬田委員)今の補足のような意見ですが、本来の目標を明確にして努力していただきたい。当然、予算かかるので全部ができないことは我々もわかっていますが、数字であらわれないものでも、そこに課題があり、その課題を共有し、こういう足立区にしたい、今こういう課題があります、ということを何年もかけて解消していくのです。そのステップとして、今こういう施策をしているのですというのが見えてくると、非常に区の方は頑張っているなとか、区民としても、これだけ課題がまだあるのだという自覚もできます。そのように出していただけるといいと感じました。 (工藤信委員)そうしましたら、今いただいたご意見を踏まえて、この資料6を基本にしつつ考えさせていただきたいと思います。評価3点以下は外部評価を基本にするのですが、ただ、委員さんが、これはやはり評価したいという項目が出てくると思いますので、それについては事前にご意見をお伺いして実施したいと思います。 4その他 (1)今後のスケジュールについて (小木曽課長)来年度の予定ですが、平成28年度の個別施策の評価をしつつ、3カ年の評価も同時に並行するような形で進め、推進計画の見直しを進めていきたいと考えております。推進計画の改定作業については、平成30年度を今のところ考えておりますが、来年はそういう意味では評価を2つといいますか、前年度の評価をやりつつ、3カ年どうだったという評価もやらなければいけない。そのため、次回の推進会議は5月の下旬を考えています。 (橋本委員)推進計画も同時に見直していかなければいけない。何に向かっているのかというところ、この中では3年間の取り組みの数値関係が書いてあるのですけれども、将来的に、先ほど工藤部長が説明していたように最終的にどのくらいを目指しているのという目標設定自体が書いてないところがあるので、その辺を明示していくような計画に変えていく必要がある。今の計画を修正していかなければいけないだろうし、施策の内容も考えなければいけない。 (大山委員)平成28年度の個別施策の評価と、3カ年の評価の結果のまとめと、推進計画の見直し準備と、別々になっていますが、実はつながっている話なのだろうと思います。どうやって行うのがいいのかわかりませんが、28年度の評価を行い、3カ年ではどうだったのかという評価を踏まえて、その先の推進計画をどのように見直したほうがいいのかという議論がつながっていく。このような分類にはなるのでしょうが、切り分けて行うと時間ももったいないし、記憶が飛んでしまうので、やはり一つの流れの中で行うほうがいいのではないのかなと思います。 (小木曽課長)28年度分個別施策の評価と3カ年の施策評価結果のまとめと推進計画の見直し準備、この3つは密接に関係していますので、実態としては28年度の個別評価をやりつつ、3カ年の評価結果のまとめもしなければならないと考えております。そういう意味では、別々に会議をやるというニュアンスではなくて、連続して議事の内容が密接に関連しつつ行わなければいけないと思っています。今までのご指摘を受けて、私どもとしては会議を何回やれるかわかりませんが、同時並行に検討しつつやっていくことを考えております。 (八藤後会長)28年度分の評価を行いつつ、同じような項目については3カ年でどうだったかというのも、その場で一緒に審議してしまう。それを行いながら次回の推進計画の見直しにも言及していくということで、時間が足りなくなりそうな会議ですが、密度の濃いものにして、こなしていかないといけないと思っています。 (田中委員)平成27年度の評価が平成28年12月に決定ですよね。そうすると、平成28年当初に27年度のデータをもらっておいて、我々がそれに意見して、27年度の評価が反映されるのが29年度になってしまう形になっていますが、それは時間的に1年もったいないと思います。ここに書いてあることを残りの3カ月、4カ月でやっても構わないことだし、やるべきことだって、そこに行ってもいいと思うので、そういう意味では、我々が大変になるかもしれないですが、年度が終わったら年度の評価があって、その次の年度にその評価が反映されるような流れになっていたほうが、どうしても1年間もったいないなという気がします。 (小木曽課長)現在でも、この委員評価をいただいた内容で反映できるもの、例えば予算が絡まないものとか、予算がなくてもできるようなものについては、即時に各所管で対応してもらっているところです。そういう意味では27年度が28年度にできるものもあるのですが、申し訳ないのですが、予算システム上、お金がかかるものについては、委員意見に沿っても、次年度の要望を出したり、補助金が絡むものについては、どうしてもその先、先ということになってしまうのは申し訳ないなと思うところです。ハード的なものは、やはりちょっと時間が必要なものが多いのですが、ソフト的なものは即座にできないか各所管と協議しているところです。去年の例を言うと、中小企業支援課とタイアップしていろいろなPR活動を始めたのは、昨年度の意見をいただいて、後半戦から私どもとタイアップをはじめました。26年度の評価が悪かったので、27年度後半から私たちが出向くことで予算は必要ないということでタイアップして行ったということです。 (大山委員)それを委員の皆さんにも分かるようにしたほうがいいと思います。 (工藤信委員)3年の評価をするということで進めているのですが、計画の目標の見直しは、2年の結果を受けてやるというのも一つだと思います。26年度、27年度の皆さんからいただいた意見を聞いて、3年分は評価をやります。ただし、その目標数値などは並行して、29年の第1回のとき案としてお出ししていく可能性はあると思います。所管とこれからヒアリングをしながら事務局のほうで検討させてください。 (八藤後会長)今部長からご提案がありましたように、どのように進めていくのかが内容があって、なおかつスムーズなのかということをご検討いただいた上で、また提示していただければと思います。 (工藤理委員)予算が絡まない部分のものはすぐに対応しているというのは民間企業だったら当たり前なので、そこの部分がわかってよかったのです。しかし、それは所管の報告書に記載してあるのでしょうか。やはりそれも報告の一つだと思います。この課の人たち早いとか、進んでいるなという感覚が、ユニバーサルデザインに関しては一歩も二歩もほかの課よりもリードしているなというので相乗効果が上がってくるかなと思うので、ぜひそのような部分も反映できたらいいと思います。 (八藤後会長)各所管課からの報告には、時間軸がないですね。これはいつぐらいから始めたとか、早く始めたのなら積極的にアピールすべきだというご提案だと思いますが、この報告の中に時間軸を入れることは可能なのでしょうか。 (工藤信委員)それが先ほど各委員さんからいただいている、最終目標は何なのという、そこだと思っています。どこを目指して何%できているかというのがわかれば、非常に評価もしやすいということでしょうから、そういうことを意識してやっていきたいと思います。 (八藤後会長)迅速に動いているとか、そのようなことがわかれば、プラスの評価に働くのではないのかなと思います。 (小木曽課長)昨年度いただいた意見をもとに、何月から何をやったということが書いてあれば、よりわかりやすいということなので、その辺は来年度の報告書をつくる段階で、各所管と調整をしたいと思います。 (小木曽課長)次回のユニバーサルデザイン推進会議が来年度の5月後半を予定しているため、今回のユニバーサルデザイン推進会議で工藤康浩委員及び工藤理佳子委員が任期満了でご退任される予定。 5閉会