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公開日:2016年2月18日 更新日:2023年3月23日

足立区予算(平成28年度当初予算)

未来へ。確かな道すじを

通の利便性向上や5つの大学の進出といった都市基盤整備の充実をテコに、足立区に対する評価が区内外で高まりつつある昨今の現状は、現基本構想を下敷きに進めてきた区の基本的な方向性が間違っていなかったことの一つの証といえます。そのため、今後も4つのボトルネック的課題(治安の更なる改善・子どもの学力の定着・健康寿命の延伸・貧困の連鎖からの脱却)の克服に注力することによる「磨く」と合わせて、区の可能性や魅力を最大限引き出していく「創る」という2方向からのアプローチを基本的に踏襲していく考えです。

成28年度は、平成27年度を対策元年と位置付けた子どもの貧困や、専門定型業務の外部化などのように、大掛かりな新規事業はありませんが、現在進行中の様々な施策や事業を育て上げ、着実に成果をあげていかなければならない重要な年度です。

ずハード面からみると、6つ目の大学や区内初の大学病院の進出に関して、財政面の裏付けも含めて着実な道すじをつけていく年となります。併せて、六町、綾瀬のエリアデザイン地域の内容を固めることも区の魅力創出の観点から優先課題であるとともに、事業予算が平成27年度の倍近くにまで膨らむ竹ノ塚駅付近鉄道高架化事業も、周辺まちづくりも含めて山場を迎えます。年度当初に予定されている地下鉄8号線に関する答申の発表も、区の更なる飛躍に向け、大きな役割を担うことになります。

にソフト事業面では、「未来へつなぐあだちプロジェクト」として取りまとめた「子どもの貧困対策」の実施計画が本格的に動き出します。特に放課後の居場所づくりや、ひとり親家庭対策の充実を図るとともに、貧困に陥るリスクを妊娠期から早期に発見し、早め早めに断ち切る切れ目のない対策で、事業効果を確実なものにしていきます。また、区の人口推計によれば、30年後の高齢者人口は約20万人、その中でも85歳以上の占める割合が約2割となることが想定されている現在、区内の医療・介護資源を十分に活用した「足立区版地域包括ケアシステム」の早急な構築は喫緊の課題です。

たちには、過去30年間で急速に進んだ人口構造の変化を乗り越え、将来にわたって活力に満ちた持続可能性を維持していくという重い責任が課せられています。平成28年度を足立の未来に、安心の確かな道すじをつける節目の年とすべく、区政運営を進めてまいります。

足立区長よい

詳しくは、下記の資料(予算編成のあらまし)をご覧ください。
平成28年度予算編成のあらまし(84ページ)(PDF:5,638KB)

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