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公開日:2016年6月15日 更新日:2016年6月15日
人権を考える際にしばしば登場する「差別」や「偏見」とは、一体どういうことなのでしょうか。
「偏見」とは、偏ったものの見方や考え方をいい、「思い込み」「決め付け」と言い換えることもできます。血液型のみによる性格の判断や、学歴のみによる人物の評価は、その一例です。
この「偏見」や固定観念・世間体を気にする意識などが、表現や行動として外部に現れることによって起きてしまうのが「差別」の問題です。特に、出身地や性別など、本人には責任のない事柄にとらわれて、合理的な理由なく分け隔てをすることは、差別につながるおそれがあります。
根拠のない偏見にとらわれず、一人ひとりの個性に着目し「その人自身」を知ろうとすること。それが「不合理な差別をしない、させない」ための第一歩です。
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