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公開日:2019年10月9日 更新日:2025年11月12日
足立区では、基本計画や重点プロジェクト事業を行政評価制度により進行管理しています(行政評価制度の概要)。
令和7年度足立区区民評価委員会活動報告書(令和6年度事業実施分)について、その概要を紹介いたします。

藤後悦子区民評価委員会会長から区長へ報告書提出
評価対象となる重点プロジェクト事業は、その進捗状況や区を取り巻く環境変化に即応するため、毎年度ラインナップの見直しを実施しています。
令和7年度の区民評価委員会の評価活動は、ヒアリングのさらなる充実をねらいとして、区民評価を行う事業を精査し、43の重点プロジェクト事業のうち、20事業を評価しました。
「前年度の評価(提言等)が事業に反映されているか」「活動(取組み)に対して成果が十分に出ているか、達成状況をどのようにとらえているか」「事業の課題が的確に分析され、解決策が具体的に検討されているか」の3つの視点で評価を行いました。
令和3年度から、より適切な評価につなげるため、全体評価だけでなく各視点別の評価についても「0.5」刻みの評価点を追加しました。
重点プロジェクト事業における5段階評価の平均点は、以下の表のとおりです。
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令和6年度 (令和5年度実施分20事業) |
令和7年度 (令和6年度実施分20事業) |
令和6年度比 |
|---|---|---|---|
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ひとと行財政 |
3.64 | 3.64 | ±0 |
|
くらしと行財政 |
3.93 | 3.79 | ▲0.14 |
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まちと行財政 |
3.25 | 3.00 | ▲0.25 |
一般事務事業は足立区では約650あり、毎年各部の内部評価を実施したうえで、全事業を3年ごとに庁内評価の対象としています。さらに区民評価委員会による評価について、令和7年度は7事業実施しました。
※1 事務事業評価においては、「どの程度の資源が投入され、どのような結果が生み出されたか」を客観的に測る活動指標を設定することとしている。
※2 事業の「妥当性」「公平性」など6視点10項目について、担当者等による自己評価(回答選択制)を実施している。
●令和7年度足立区区民評価委員会活動報告書(1/3)(PDF:3,413KB)(1.足立区区民評価委員会の概要、2.重点プロジェクト事業の評価結果)
●令和7年度足立区区民評価委員会活動報告書(2/3)(PDF:7,338KB)(2.重点プロジェクト事業個別評価調書)
●令和7年度足立区区民評価委員会活動報告書(3/3)(PDF:3,606KB)(3.一般事務事業の評価結果、4.表彰事業、5.資料)
●令和6年度以前の報告書は、以下のとおりです。
※報告書の冊子は、区役所2階区政資料室及び区立図書館にて、ご覧いただけます。
行政評価は、「区役所が行う様々な活動を、一定の基準・視点にしたがって定期的に評価し、そこで得られた評価結果を次の計画立案や事業改善へと反映させる一連の作業」と定義し、実施しています。重点プロジェクト事業評価は、PDCAマネジメントサイクル(図1)におけるC(評価)の部分であり、A(事業の改善・改革)への流れを促進していきます。
一方、一般事務事業の評価は、過去と現在(前年度決算と今年度予算)を踏まえ、予算計上に無駄がないか、など事業予算そのものに対する評価であり、PDCAマネジメントサイクルにおけるP(計画)の部分を評価するとともに、事業そのものの効果や意義についての評価を実施します。
(図1)行政評価のPDCAマネジメントサイクル

自己評価(各部の評価及び庁内評価委員会の評価)を行うとともに、学識経験者や公募の区民代表の方々で構成された区民評価委員会(委員数17名以内)による評価を行っています。現在は、区から諮問を受けた「重点プロジェクト事業」および「抽出された事務事業」について評価を行い、事業改善につなげるための提言を行っています。
(図2)行政評価の流れ

区民評価委員会による事業ヒアリングの様子

【事業ヒアリング資料】
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