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公開日:2018年2月20日 更新日:2018年2月20日

乳幼児のための食中毒予防

乳幼児は抵抗力が弱いため、大人より食中毒になりやすく、症状が重症化する可能性があります。食中毒予防3原則を忘れず、家庭での食中毒予防に努めましょう。

 

食中毒予防3原則

原則1.つけない

調理前にはしっかり手を洗い、調理器具も洗浄、殺菌したものを使用しましょう。冷蔵庫に入れる肉や魚はビニール袋などに入れて、他の食材に汁が付かないようにしましょう。

食中毒予防はしっかりとした手洗いから!(PDF:86KB)

原則2.ふやさない

食材や食品は、菌が増えないように、冷蔵庫で保存しましょう。また、ミルクや離乳食は、栄養分が高く、水分も多いため、細菌が増えやすくなっています。早めに消費するようにして、菌が増えないように注意しましょう。

原則3.やっつける

乳幼児に与える食事は、中心部までしっかり加熱しましょう。食中毒菌のほとんどは熱に弱く、十分加熱すれば死んでしまいます。

 

家庭でできる食中毒予防の6つのポイント(PDF:3,162KB)

 

調乳器具の洗浄と殺菌

母乳やミルクは栄養豊富なため、洗浄、殺菌不足による洗い残しは、細菌を増殖させてしまいます。また、哺乳びんや乳首は、時間が経つほど汚れが落ちにくくなりますので、使用後なるべく早めに洗浄しましょう。哺乳びんの消毒方法として、煮沸や専用の消毒液、電子レンジを使った方法があります。説明書に従い消毒し、清潔な状態で使用するようにしましょう。

・赤ちゃんを守るために(農林水産省ホームページ)(外部サイトへリンク)

食事で気をつけたいこと

O157やカンピロバクター食中毒

生肉には、腸管出血性大腸菌(O157)やカンピロバクター等の食中毒菌がついていることがあります。肉の加熱が不十分だと、食中毒菌が生き残り、食中毒を引き起こす可能性があります。特に乳幼児は重症化することがありますので、中心部まで十分加熱してください。また、生肉に触れた手や調理器具で、調理済み食品や食器等を汚染(二次汚染)してしまうこともありますので、注意しましょう。

・食中毒とは(内部サイトへリンク)

・食中毒の原因となる微生物(内部サイトへリンク)

乳児ボツリヌス症

乳児ボツリヌス症は、1歳未満の乳児にみられるボツリヌス症です。1歳未満の乳児では、ボツリヌス菌の芽胞を摂取すると腸管内で菌が増殖し、産生された毒素により乳児ボツリヌス症を発症することがあります。

はちみつはボツリヌス菌の芽胞に汚染されている可能性があるので、1歳未満の乳児には、絶対に与えないでください。

・乳児ボツリヌス症にご注意ください(内部サイトへリンク)

妊娠中に注意する食品

リステリア食中毒

妊娠中は、リステリア菌に感染しやすくなり、赤ちゃんに影響することがあります。リステリア食中毒の原因食品として、「ナチュラルチーズ(加熱していないもの)」「生ハム」「スモークサーモン」「肉や魚のパテ」などがあります。妊娠中は、これらの食品をできるだけ避け、食中毒予防を心がけましょう。

・妊産婦の方への情報提供について(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)

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