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「キングオブ縁側」千住のタカラ湯に幻想的な「金魚ねぷた」が飾られています

開業昭和2年、「キングオブ縁側」とも「キングオブ庭園」とも呼ばれている、日本庭園が自慢のタカラ湯(千住元町)で、6月27日(土曜日)から「金魚ねぷた」が飾り付けられ、訪れる人たちの目を楽しませている。
ねぷたは全部で17体。タカラ湯の玄関とロビーに飾られている。昼間でも寺社風の玄関や、ロビーから見える美しい日本庭園とねぷたがマッチして、趣のある風景を醸しだすが、日が沈んで辺りが暗くなると、明かりが赤くボンヤリと灯り、なんともノスタルジックな雰囲気になる。
飾りを手がけたのは横浜市在住の「銭湯芸術家」ウエハラ ヨシハルさん。以前は現代美術を中心に、都心で作品の展覧会なども行っていたが、「わざわざ作品を見に来てもらうのではなく、もっと身近なところで作品に触れてもらいたい」と、約20年前から銭湯を会場に、日本の「季節」を感じられるような作品を定期的に展示している。今回の作品は一本の針金から骨組みを作り、その上に和紙を貼り、色付けをしたもので、一体作るのに5、6時間かかったという。「日本の七夕や夏祭りをイメージしながら、見る人に過去、現在、未来を意識させるような、幻想的な空間を作った。お風呂でリラックスして作品を見てもらいたい。」とのこと。
タカラ湯の主人である松本 康一(まつもと こういち)さんは、「金魚ねぷたを初めて見るお客さんからは、『きれいだね』と必ず声を掛けられる。親子連れには特に喜ばれ、子どもの歓声があがることもある。」と話す。入浴客の評判も上々のようだ。
ロビーには金魚ねぷただけでなく、七夕ならではの「笹」も飾り付けられ、入浴客が願い事を託した色とりどりの短冊が結び付けられている。
飾り付けは8月15日(土曜日)まで行われる。


タカラ湯のご案内
【住所】足立区千住元町27-1(北千住駅西口徒歩約20分)
【定休日】金曜日
【営業時間】15時から23時30分


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