足立区


解体目前の築48年のアパートでワークショップ!「静山祭」が開催されています!

さまざまなモノづくりワークショップや出店を楽しむイベント、「静山祭(せいざんさい)」が、6月11日(土曜日)、12日(日曜日)の2日間、足立区梅田にある築48年のアパート「静山荘(せいざんそう)」で開催されている。
イベントの発案者は、アパートの所有者の孫にあたる山崎麻由(やまざきまゆ)さん。老朽化による解体を7月に控え、「ただ壊すのはもったいない。何かやりたい」と決意。「山登りとモノづくりは、ともに“自分との対峙”がテーマになっている。“山”に見立てた静山荘で、モノづくりを通して、自分と向き合うひとときを味わってもらいたい」と考え、モノづくりを中心に、食べ物、身体のメンテナンスなど様々なブースを展開する親子向けイベントの開催にこぎつけた。
会場となる静山荘は、2階建て・全10室の木造アパート。敷地入口の柱には「静山登山口」、2階の5部屋には、手前から順に「1合目」から「頂上」までの看板が掛けられ、見事な「山」が完成した。
この日(11日)の目玉は、日本画家の栗原由子(くりはらゆうこ)さんをガイドに迎えて行うペイントワークショップ。山の1合目から4合目に見立てた2階の4部屋を使い、部屋ごとに「食べ物」「山と川」「森」などのテーマに従って、アパートそのものをキャンパスにして思いっきりペイントを楽しむ企画だ。普段から絵を描くのが大好きという女児(8才)は、壁や床、ドアなど部屋じゅうにペイントできたことに、「紙に描くより楽しかった。でも家でやったらお母さんに怒られるからできない。」と笑顔を覗かせた。
ペイントワークショップの合間には、山崎さんが仕事をきっかけに懇意にしている「世界の料理人が集う畑のおじいちゃん」こと浅野悦男(あさのえつお)さんが、食育体験として自らの畑で採れた旬の野菜を参加者に振る舞った。保護者向けの野菜の講義もあり、参加者たちは熱心に聞き入っていた。
このほか、午後からは「子育てカフェeatoco(イイトコ)」によるこども服の交換会も行われ、30度近い暑さの中、会場は多くの親子連れで賑わった。
「静山祭」は明日12日(日曜日)まで開催。明日は、色とりどりの絵で彩られた会場を舞台に、千住のまちで活動する「キネセンジュ」のコーディネートによるチェコアニメ「もぐらのクルテク」の上映会のほか、スキンケアクリーム作り、どんぐりパチンコ作りなど10種類以上のブースが展開され、静山荘とのお別れに花を添える予定だ。(入山料300円のほか、各ブースは一部有料)


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