足立区


インターンシップの大学生が記者に変身!そして取材に挑戦しました!「美人画名品選-春信・歌麿から芳年・周延まで- 足立区立郷土博物館」

8月21日(月曜日)から足立区報道広報課でインターンシップをおこなっている大学生が、足立区立郷土博物館で開催されている「美人画名品選-春信・歌麿から芳年・周延まで-」を取材した。以下が取材内容である(掲載写真も撮影)。

7月22日(土曜日)から足立区立郷土博物館で開催されている浮世絵展「美人画名品選-春信・歌麿から芳年・周延まで-」。8月22日(火曜日)からは後期展示が行われている。
郷土博物館では、約1,300点にのぼる浮世絵を収蔵しており、本展覧会では、この中から江戸東京に暮らす女性をモチーフにした「美人画」に焦点を当てている。鈴木春信や喜多川歌麿、月岡芳年、楊州周延らの名品を通して、江戸から明治の世で多彩に表現された美人画の魅力と変遷を紹介。それぞれの時代で浮世絵師たちが描いた、鮮やかな美人画の世界を楽しむことができる。
今回の展示を見るために杉並区から初めて郷土博物館を訪れたという夫婦に、印象に残った作品を聞いたところ、「今までの美人画は花魁という1人の女性を描くという印象を持っていたが、今回の作品の中には花魁と幼女の2人を描く美人画もあり、新しい発見ができた。」と歌川国貞の「新吉原京町壹丁目 角海老屋内 八千代」を指して話してくれた。また、「江戸から明治にかけて美人画も変わり、女性の背筋が曲がっていたのがシャキッとするようになった様子が見て取れるのがおもしろかった。」など時代ごとの美人画の違いについての感想も語ってくれた。
会場内には、作品展示のほか、美人画の「福笑い」や等身大パネルが設置してあり、作品にあまり詳しくない人や子どもにも楽しんで美人画に触れ、親しみを持ってもらえるような工夫が凝らされている。この福笑い、実際にやってみると結構難しい。少しでも眉、目、鼻のバランスが変わってしまうだけで美人画に描かれた女性がたちまち崩れてしまう。当時の浮世絵師の絶妙な感覚が福笑いを通して感じられる。
後期展示は9月18日(月曜日・祝日)まで。9月2日(土曜日)には、博物館専門員による浮世絵ワンポイント講座「国貞・国芳から明治の美人画-歌川派美人、そして芳年・周延-」が午後2時から行われる。是非この機会に郷土博物館に足を運んではいかがだろうか。


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