足立区


千住宿歴史ウォークガイドブック発売記念講演会が開催されました

■千住宿歴史ウォークガイドブック
NPO法人千住文化普及会(櫟原(いちはら)文夫会長)が、平成30年4月に第一巻として編集・発行した。千住宿の中で最初に造られた千住一丁目から五丁目までの名所・史跡について、街歩きのガイドができるレベルまで掘り下げた情報を掲載している。千住一丁目の一里塚からスタートし、五丁目の学びピア内にある芭蕉像まで、24か所をピックアップ。その歴史的背景や言い伝えなどが、わかりやすい文章と写真やイラストを多用して、思わず出かけてみたくなるような構成となっている。
サイズ:A5版 92ページ
販売価格:540円(500円+税)
販売店舗:千住街の駅(足立区千住3-69)、ぶっくらんど(足立区千住2-43)、渡辺優文堂(足立区千住3-43)、ブックファーストルミネ北千住店(足立区千住旭町42-2ルミネ北千住店8階)
※その他、区立小中学校(104校)、図書館に寄贈されている。
■NPO法人千住文化普及会
足立区観光交流協会から委託を受けて「千住街の駅」の運営や、千住街歩き事業など、千住を舞台にまちの魅力発信に積極的な活動を展開している。千住文化の継承者を確保するため、文化解説員(インタープリター)の養成や学識経験者、研究者の登録制度の推進を図り、郷土の伝統文化教育を通じて、「先人を慕い、敬うことで育まれる“郷土愛”」や「旧き物を知る、愛着を持つことで培われる“ものを大事にする心”」を育む。今後の活動は、地域社会教育や地域行事の協力及び学校教育の総合的学習等のコーディネートを計画している。
平成18年設立。現会員数39名。
■講演会の様子
平成30年5月29日(火曜日)、足立区生涯学習センター「学びピア21」において50名を超える方が参加した。講演会では、かつて区郷土博物館で学芸員として活動していた、渋沢資料館副館長の桑原功一氏が記念講演の講師を務めた。桑原氏は、江戸時代に江戸四宿の一つであった千住宿について、「当時の千住は、江戸と外との出入り口で、江戸文化と地方文化が交わっていた。そのため、千住は“江戸の端”ではなく、独自の文化が発展し、現在の千住のまちを形成している。」と語った。参加者は熱心に耳を傾け、千住のまちへの理解を深めていた。


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