足立区


江北高校生徒がペットボトルキャップを寄付するため区役所に来庁しました

■校外美化活動と合わせてキャップを寄付
平成30年6月4日(月曜日)、都立江北高校女子ソフトボール部員が足立区役所へペットボトルのキャップを持参した。江北高校は長年、春の足立区ごみゼロ地域清掃活動期間中に、綾瀬駅・青井駅・五反野駅の3駅とその周辺道路を各部活動単位で約1か月間に渡り清掃活動を行っている。その一環として、学校全体で集めた1年間分のキャップをソフトボール部が区役所に持参するのが恒例となっている。キャップを持参した部員は12名で、一人ずつ買い物袋いっぱいに詰まったキャップを持ち込み、区環境部担当職員へ直接手渡した。その後、生徒全員が立会いのもと、区役所内にある計量器で重さを計測、確認し、その場で環境部職員からお礼状が交付された。
この日江北高校からは6,020個、10.4人分のポリオワクチンに相当するキャップ(約580個で1人分)が持ち込まれた。部長の杉本華奈子さん(2年)は「このキャップが誰かの役に立つと思いながら持ってきた。毎年学校全体で続けていることなので来年も続けていきたい。」と話した。
■区はキャップ回収を支援
区では区役所本庁舎など区施設5か所と、ペットボトル自動回収機を設置している区内31か所のスーパーマーケットでキャップを回収している。また、地域の町会・自治会の有志やリサイクルグループなどからも多数の協力を得ている。協力事業者が無償で回収したキャップは、民間事業者に売却され、その売り上げで世界の子どもたちにワクチンが提供される。またキャップは、建築資材等に生まれ変わる。平成29年度、区が回収したキャップは42,207kg、約1,815万個、31,482.6人分のワクチン購入費に相当する。
※ワクチン支援への計算方法をわかりやすくするため、ワクチンの購入費に充てた場合として表示
■キャップは世界の子どもたちへ
キャップ約580個をごみとして焼却すると、約4,200gの二酸化炭素(CO2)が発生する。キャップを回収することで、ごみの減量およびCO2排出量が削減される。キャップの売り上げは、「世界の子どもにワクチンを日本委員会(以下、「JCV」という。)」に寄付される。JCVがワクチンを発注し、ユニセフを通じて世界の子どもたちにワクチンを届ける。ワクチンは、支援の対象国の状況に応じて、JCVとユニセフが適宜協議して必要と考えられるワクチンを届ける。


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