足立区


「六大学の地域連携を、より前に進めるために」をテーマに「六大学学長会議」が開催されました

8月30日(水曜日)午後3時30分から、区内五大学及び文教大学と足立区長が意見交換を行う「六大学学長会議」が、東京電機大学(千住旭町5)の100周年ホールで行われた。
会議は、出席者の紹介、各学長の挨拶から始まり、近藤区長が「次代を担う子ども支援 エビデンスベースから考える足立区の子どもたちの未来」と題したオープニングスピーチを務めた。その中で近藤区長は子どもの貧困対策に触れ、平成27年度と28年度に実施した「子どもの健康・生活実態調査」の結果と分析を紹介。ビックデータで現状を分析し、政策形成とPDCAサイクルによる評価を行うことの重要性を述べた。
その後、今回のテーマ「六大学の地域連携を、より前に進めるために」に沿ったパネルディスカッションが行われ、区に求めるものは?地域に求めるものは?他大学との連携の可能性は?という3つの切り口で議論が進められた。
冒頭で、東京電機大学の安田学長から「違う大学の違う環境の学生同士で話ができれば実体験の知識が広がり、発想の転換につながる」と今後の大学連携に期待を膨らませると、他大学の学長からも、それぞれの大学が抱える学生の個性や取り組みが紹介されるなど、様々な意見が飛び交った。昔と今の価値観の変化にどう対応していくか、複数の価値を融合してよりよいものを生み出すためには、継続していろいろな体験が必要であるという意見に対しては、区からのサポートやまとめ役として場の提供など、コーディネートをお願いしたいという区との連携への期待も寄せられた。
また、エビデンスデータの効果的な活用や、個人情報との兼ね合いの中でどこまでの利用が可能か、結果の分析に大学の専門家が加わることへの可能性などについて、今後の調査と結果の分析に向けた活発な意見交換も行われた。
他にも、家庭と子どもの双方に働きかけていくため、保護者との関わりの中で区からの働きかけを期待する意見や、必要なボランティアを地域貢献につなげる提案など、終始、熱い議論が交わされていた。
最後に、近藤区長から「大学を中心にまちが変わり、ようやく区の評価が上がってきた。これからもwin-winの関係を意識して取り組みを進めていきたい」と今後の展望が述べられ締めくくられた。


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