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公開日:2019年4月4日 更新日:2019年4月4日

~足立大好きインタビュー~ 文教大学学長 近藤研至さん

近藤学長1

2019年4月に着工し、2021年4月の開設が予定されている区内6校目の大学「文教大学 東京あだちキャンパス」。これまでの5大学(放送大学、東京藝術大学、東京未来大学、帝京科学大学、東京電機大学)と異なり、千住地域以外の地に初めて誕生する大学となります。
教大学学長の近藤研至(こんどうけんじ)さんに、新キャンパスが開設される花畑地域への思いや、今後の展望などを語っていただきました。

大学にとっても、私にとっても身近な存在だった足立区

在、本学は「越谷キャンパス(埼玉県越谷市)」と「湘南キャンパス(神奈川県茅ヶ崎市)」、2つのキャンパスを有しています。そして、新たに3つ目のキャンパスとして花畑五丁目に誕生するのが「東京あだちキャンパス」です。

京あだちキャンパスの話が具体化するまで、本学にとって足立区が遠い存在だったかというと、そうではありません。
谷キャンパスには教育学部があるのですが、卒業生の多くが教員として社会に出ていきます。越谷市と足立区が地理的に近いという事情もあって、実は足立区で教員として活躍している卒業生が多くいるんですよ。
自身も通勤(つくばエクスプレス)で毎日必ず足立区を通っていて、北千住駅周辺に買い物や食事をしに出かけることもあります。映画が好きなので、東京芸術センター2階にある「シネマブルースタジオ」にはよく一人で行きますね。

教大学にとっても、そして私個人にとっても、非常に親近感があって身近な存在。それが足立区なんです。

花畑地域の皆さんからの期待に応えたい

京あだちキャンパス開設に向けて近隣説明会を行っていますが、花畑地域の皆さんの熱量を強く感じています。ある説明会では80人を越える方々が集まってくださり、最後は拍手で説明会が終わったと聞いて、非常にうれしく感じています。
かしそれだけの期待をいただいているからこそ、さらに気を引き締めて臨まなければと思うのです。東京あだちキャンパス開設後は多くの学生が集まることで、少なからず地域の皆さんの住環境にも影響を与えます。道に広がって歩く学生が現れたり、騒音が生まれてしまったりして、お叱りの声をいただくこともあるかもしれません。
ういった声にも真摯に向き合い、対応することで、本学も「足立区民」の一人となっていきたい。そう強く思っています。

地域に溶け込んだ、開放的なキャンパス

学が地域に貢献できることとして挙げられるのが、キャンパスという「場所」です。
京あだちキャンパスは地域の方もふらっと立ち寄れるよう、極力塀を廃したフェンスレスな構造を考えています。キャンパス内には、自由に行き来できる歩行者専用通路や休憩用のベンチスペース、既存樹木を活かしたケヤキコートを設ける予定です。
か特別なイベントをやらずとも、日常的に学生・教職員と地域の皆さんが交流できる「近所の公園」のような場所にしたいですね。

文教大学イメージ図

「育ての文教」の精神で、足立区の成長に貢献する

近藤学長2学の大きな強みであり、活かしていきたい要素に「多彩なコンテンツの提供」があります。
その一環として、東京あだちキャンパスに移転してくる国際学部教授とゼミ生による「小学生向けの英語ワークショップ」を、昨年(2018年)12月に花畑地域学習センターで開催しました。当日は60組120名の参加者(小学5・6年生と保護者)にご参加いただき、大変好評だったと聞いています。今後も、花畑で高齢者向けに英語で歌う催しを開催するなど、様々な世代に向けた取り組みを展開していきます。
また、本学全体で見ると、越谷キャンパスには教育学部・人間科学部・文学部が、湘南キャンパスには健康栄養学部・情報学部があります。様々な学部・人材で培われたコンテンツを、東京あだちキャンパスを介して区民の皆さんに提供することも可能になるでしょう。

様々な強みを持つ足立区の5大学(放送大学、東京藝術大学、東京未来大学、帝京科学大学、東京電機大学)に本学が加わることで、きっと新しい「足立区の強み」が生まれます。

育ての文教」という本学の精神のもと、学生はもちろんのこと、「足立区」という地域全体の成長のために、全力を注いでいきます。

近藤研至(こんどうけんじ)

近藤学長3教大学学長。岐阜県多治見市生まれ。文教大学教育学部を卒業後、上越教育大学大学院学校教育研究科と筑波大学大学院教育研究科を修了。文教大学教育学部専任講師、助教授、教授、副学長を経て、2017年4月1日より学長に就任。

にしているのは文教大学公式マスコットキャラクター「BUNKO(ぶんこ)」。「はんぶんこ(分かち合う幸せ、人との絆やつながりをイメージ)」したハートを手にしており、名前の由来にもなっている。

 

 

 

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