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公開日:2022年1月5日 更新日:2024年5月11日
中国から渡来したという凧あげは、天高く揚げて、男の子の健康・成長を願う行事として親しまれてきました(出典:ウィキペディア)。また、子ども自身にとっても、願いごとを凧に乗せて「天まで届ける」という意味もあるとか。さらに昨年は、「カイト」という楽曲が、オリンピック・パラリンピック応援歌としても人気に。カイトとは、まさしく凧のこと。
凧揚げはこの季節ならではのお楽しみですね。
//凧あげのポイント//
北千住駅から徒歩15分程度の荒川河川敷「虹の広場」は、電車やバスでもアクセスしやすく、電車が通る鉄橋やパンジーの花壇も一緒に楽しめておすすめです。凧は手作りから楽しむのも、かわいい市販のものを用意してもいいですね。
凧あげが人類に貢献?したかもしれないエピソードをひとつご紹介します。
たこあげ大会で揚げる凧を、創意工夫を重ねて作り、優勝した兄弟2人が大人になって発明したもの。それは飛行機!
そう、ライト兄弟です。ライト兄弟の兄ウィルバーは1867年、弟のオービルは1871年生まれ。1871年といえば日本では廃藩置県が行われた明治4年にあたります。さらに明治5年(1872)9月12日、日本で最初の鉄道が開業し、新橋ー横浜間を蒸気機関車が走った、その一年前にライト兄弟の弟オービルは生まれました。近代化の幕開けとともに、幼き頃の兄弟が見上げたであろう凧。
いつしか蒸気機関車は電車に変わり、空を見上げれば飛行機が飛び交う。そんな時代の流れに思いを馳せるのも、新年ならではの楽しみでしょうか。
虹の広場は、虹色に彩られたブロック舗装と8つのパンジー花壇が冬の見どころです。広々とした冬空の下、咲き誇るパンジーはじゅうたんのよう。春に芽吹くチューリップの球根も、パンジーの合間に植えられています。凧を見上げ続けて疲れたら、足元のパンジーへ目を向け、しばし休憩をどうぞ。
足立には、凧がなくてもタコはいる!虹の広場から北千住駅に帰る途中に立ち寄りたいのは「千住ほんちょう公園(千住4-22-16)」。宿場町通り沿いにあり、その中央にあるタコさんすべり台は、子どもたちに大人気です。
ほかにもすべり台のタコさんは、区内に11体、イカさんも入谷中央公園に1体あるので、凧揚げはちょっと難しい…という方にもお近くのタコさんで遊んで気分をアゲる、なんていう縁起担ぎはいかがでしょうか。
さて、みなさんが訪れた今年の初公園はどこでしたでしょうか。
凧揚げ、タコアゲで、願いごとが「天まで届く」ことを祈念いたしております。
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