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更新日:2017年4月14日

乳児ボツリヌス症に注意

区内在住の5か月の乳児がボツリヌス菌に感染し、お亡くなりになられました。感染原因はボツリヌス菌が含まれたはちみつを食べたことによるものです。

1歳未満の乳児では、ボツリヌス菌の芽胞を摂取すると腸管内で菌が発育し、産生された毒素が吸収されてボツリヌス菌による症状を起こすことがあります。はちみつは、ボツリヌス菌の芽胞が含まれている可能性があるので、1歳未満の乳児に与えないでください。また、ボツリヌス菌の芽胞は熱に強く、通常の加熱調理では死滅しないため、離乳食にはちみつを使うことも避けてください。芽胞を死滅させるには、120℃4分間(あるいは100℃6時間)以上の加熱が必要です。乳児ボツリヌス症を予防するには、1歳未満の乳児にはちみつを食べさせないことです。

なお、はちみつ自体はリスクの高い食品ではありません。1歳未満の乳児にはちみつを与えてはいけませんが、1歳以上の方がボツリヌス菌の芽胞が含まれたはちみつを摂取しても問題ありません。honey

乳児ボツリヌス症とは

1歳未満の乳児がボツリヌス菌の芽胞を摂取することにより、腸管内で芽胞が発芽・増殖して産生された毒素の作用によって発症します。腸管内での菌の増殖が便の検査によって確認されます。生後2週間目以前の乳児における感染報告例は少なく、母乳(初乳)に含まれる成分が菌の定着・増殖を抑制している可能性があります。

*芽胞・・・細菌が生物活性を止め、休眠状態になり、熱や乾燥に対し高い抵抗性を持つ状態になることです。芽胞が再び生物活性をもつ状態になることを発芽といいます。

 乳児ボツリヌス症の症状

出生後順調に発育していた乳児が便秘傾向を示し、それが数日続き、全身の筋力が低下する脱力状態になり、哺乳力が弱く、泣き声が小さくなります。特に顔面は無表情となり、首の筋肉がゆるみ、頭を支えられなくなります。瞼が下がる、瞳孔が開く、対光反射がゆっくりになるなどの症状が認められます。また、頑固な便秘のために、便から長期間(1から2か月)菌が排泄されることもあります。

治療

原則としては、呼吸の管理、栄養補給などの対症療法となりますが、まれに抗菌薬投与による除菌が行われる場合もあります。乳児であることと、致命率が高くないなどの理由から、成人のボツリヌス食中毒に対して行われる抗毒素療法は、一般的には行われません。予後は良好であることが多いです。

予防

予防接種はありません。1歳前の乳児は、腸管内の微生物叢がまだ不安定で、ボツリヌス菌の感染に対する抵抗力が低いと考えられています。そのため、乳児ボツリヌス症の予防には、芽胞による汚染の可能性がある食品(はちみつ、コーンシロップなど)を避けることが、唯一の方法となります。

関連情報

詳細情報は下記をご覧ください。

東京都感染症情報センター(ボツリヌス症)(外部サイトへリンク)

お問い合わせ

衛生部保健予防課感染症対策係

電話番号:03-3880-5747

ファクス:03-3880-5602

Eメール:h-yobou@city.adachi.tokyo.jp

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