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更新日:2017年9月4日

結核の予防と支援

長引く咳は“風邪”・・・“結核”かも!?

結核の症状は、咳や痰が多く、風邪と似ているため発見が遅れることがあります。

結核に感染しても、結核について正しく理解して早期に受診し、早期に診断を受けて結核の薬を飲めば治る時代となりました。

結核って今もあるの?・・・あるんです

結核は過去の病気ではありません。

平成28年1月1日から12月31日の間に全国では17625人、東京都では2340人、足立区では126人の方が新たに結核と診断されています。また、結核が原因で亡くなった方は全国で1889人となっています。昭和25年は死亡原因の第1位が結核で、年間121769人の方が亡くなっており、その当時と比べると減少していますが、まだ油断できません。

結核り患率(人口10万人あたりの結核患者割合)は、全都道府県中東京都は第2位です。

また、多くの先進国では、結核り患率が低まん延国の水準である10を下回っていますが、日本は13.9となっておりまだまだ予断を許さない状況です。厚生労働省は、「結核に関する特定感染症予防指針」を改正し、オリンピックが開催される平成32年までに結核り患率を10以下にすることを目標に掲げています。

結核の現状

結核り患率:東京都平均、足立区共に全国より高くなっています。

平成28年 足立区結核り患率:18.7

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年齢階級別り患率:全国的に患者の高齢化が進んでいますが、特に足立区では60歳以上の結核り患率が全国や東京都と比べて高くなっています。

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結核とは?

そもそも結核ってどんな病気?・・・結核は正しい治療で必ず治ります!

結核とは、結核菌を吸い込んで肺の中で結核菌が定着した状態です。これを「感染した」といいます。抵抗力が弱っていると結核菌が増殖し、咳、痰、微熱などの症状が出て「発病」します。

しかし、感染しても発病する人は10人中、1人か2人です。

もし発病したら、通常は結核の薬を数種類、概ね6か月から9か月服薬します。結核菌が消えれば、周囲へうつすこともなく、治療が終わります。その後は、2年程度再発の有無を経過観察します。また、結核治療には公費負担制度があります。お近くの中央本町地域・保健総合支援課、各保健センターまたは保健予防課までお尋ねください。

イラスト

結核は他人事ではありません

若者の結核が増えています!

東京都や大都市に見られる傾向です。20歳から40歳代の働き盛りや子育て世代等、若年者の患者が多い特徴があります。若年層の方は一般的に、活動範囲が広く、小さなお子さんと接触している場合もあり、結核に感染した際には感染の拡大が心配です。

高齢者の結核、ここが心配!

全国的には60歳以上の結核患者が全体の7割を占めています。足立区も全結核患者の約7割を60歳以上の方が占めています。

結核が流行っていた時代に感染した方は、高齢になって体力・抵抗力が落ち発症する方がほとんどです。ただし、高齢者は典型的な症状が出にくい場合が多く、食欲不振や体重減少、微熱、なんとなく元気がない等のわずかな症状の変化にも注意する必要があります。

合併症がある場合は特に注意!

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結核と糖尿病・・・密接な関係

足立区で新たに結核と診断された方の合併症は、糖尿病が最も多くなっています。2016年は約5人に1人が糖尿病を合併していました。

糖尿病の人は、そうではない人に比べて結核にかかりやすくなります。

結核にかかった後も、血糖のコントロールがよくないと結核の治りが良くなかったり、再発しやすい傾向にあります。

早期受診・早期診断・確実な服薬治療

2週間以上続く咳は要注意!

2週間以上続く咳、たん、発熱は結核の注意症状です。かぜの症状に似ているため、症状が出始めてからも結核になったことに気付かず、結核の発見が遅れることもあります。咳が2週間以上続くときは、必ず医療機関を受診しましょう。

また、周囲にそのような方がいた場合には、早期受診を勧めましょう。 

結核の早期発見のために!

年に1度の健康診断(胸部X線撮影)や学校・職場健診、特定健診・後期高齢者医療健診等を利用して結核の早期発見に努めましょう。

65歳以上の方は「結核定期健康診断」として、毎年胸部レントゲン検査を受けることが義務づけられています。特定健診や後期高齢者医療健診と一緒に胸部レントゲン検査を受けることができますので、ぜひ「結核定期健康診断」を受診してください。

確実な服薬が何より大事です!

咳や痰、微熱や体重減少など自覚症状があっても、仕事が忙しい、時間がないなどの理由による受診の遅れが見られます。

症状が悪化してから受診したときには、痰の中に結核菌が確認され、人にうつす状態になっていることも珍しくありません。

早期に発見され感染性がなければ、入院せず、結核の薬を飲みながら、今まで通りの生活を続けることができます。ご心配なことがありましたら、お近くの中央本町地域・保健総合支援課、各保健センターまたは保健予防課までお尋ねください。

毎年9月24日から30日までは、結核予防週間です!

結核は、今でも国内最大の慢性感染症であり、早期治療が重要な病気です。気になる症状があるときは、早めに受診をしましょう。

また、日頃から規則正しい生活と休養、バランスのとれた食事を心がけて、からだの抵抗力を落とさないようにしましょう。

結核医療費の公費負担制度

結核に感染したり発病したりした方が、安心して治療を受けられるように、結核医療費の一部を公費で負担する制度があります。

公費負担には、入院勧告による入院治療と通院治療の2種類があり、それぞれ申請が必要です。申請後、「足立区感染症の診査に関する協議会」で承認されると公費負担を受けることができます。

詳しくは、お近くの中央本町地域・保健総合支援課、各保健センターまたは保健予防課までお尋ねください。

入院勧告による入院治療の場合(感染症法37条による公費負担)

保健所が実施する勧告または措置により入院している結核入院患者の方には、指定医療機関で受ける入院医療に対しての公費負担制度があります(感染症法第37条)。

公費負担制度の基準に基づく範囲で助成します。ただし、世帯の収入状況により、一部負担がある方もいます。公費負担の開始日は保健所が患者に入院を勧告または措置を開始した日となります。

通院治療の場合(感染症法37条の2による公費負担)

結核通院患者(他疾患での入院患者を含む)または潜在性結核感染症患者(他疾患での入院患者を含む)の方には、指定医療機関で受ける通院医療についての公費負担制度があります(感染症法第37条の2)。

治療に必要な医療費の95%を医療保険や公費で負担します。住民税非課税の方は申請により残り5%も助成になります。

抗結核薬やエックス線、塗抹・培養検査など、公費負担制度の基準で定められたものが助成対象になります。初診料・再診料・診断書料などは公費助成の対象外です。

公費負担の開始日は保健所が申請書を受理した日となります。(郵送の場合は消印日から)

感染症法37条の2による公費負担の対象範囲(PDF:128KB)

お問い合わせ先

足立保健所保健予防課感染症対策係 足立区中央本町1-17-1 電話:03-3880-5747

各保健センターの所在地、電話番号は「足立保健所(中央本町地域・保健総合支援課、各保健センター)一覧」をご確認ください。

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お問い合わせ

衛生部保健予防課感染症対策係

電話番号:03-3880-5747

ファクス:03-3880-5602

Eメール:h-yobou@city.adachi.tokyo.jp

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