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公開日:2015年10月27日 更新日:2015年10月27日

「危険薬物及び特殊詐欺等の対策に関する覚書」を締結しました

覚書1

近藤区長と各団体の代表者の皆さん

覚書2

覚書締結後に意見交換を行いました

27日(火曜日)、足立区役所において足立区長、警視庁千住警察署長、西新井警察署長、竹の塚警察署長、綾瀬警察署長、公益社団法人東京都宅地建物取引業協会足立区支部長、公益社団法人全日本不動産協会東京都本部城東第一支部長が一堂に会し、各団体との間で「危険薬物及び特殊詐欺等の対策に関する覚書」が締結された。
この覚書は、危険薬物の販売や特殊詐欺などの犯罪と関わりが疑われる不動産物件情報の共有や、各団体で連携しながら啓発活動などを行うことで、危険薬物の販売や特殊詐欺などを撲滅することが狙いだ。
都内では、今年5月に東京都、警視庁、東京都宅地建物取引業協会、全日本不動産協会東京都本部が同様の目的で協定を締結したことを受け、各自治体の中で覚書などを締結する動きが進んでいる。
足立区は、「美しいまち」は「安全なまち」を合言葉に、ビューティフル・ウィンドウズ運動に取り組んでおり、昨年の刑法犯認知件数は45年ぶりに7000件台、都内6位となった。今年も9月末現在、5241件で、前年同期比マイナス420件と着実に減少しているが、特殊詐欺については、都全体で減少傾向にある中、電話機に取り付ける自動通話録音機の無料貸し出しや、年金支給日ごとにキャンペーンを実施するなどの対策を行っているものの、区内の被害は件数、被害額とも前年同期より増加している。また、社会問題にもなっている危険薬物については、昨年10月、区内の国道において危険薬物が起因する交通事故が発生している。
締結式の冒頭で挨拶に立った近藤区長は、「今回の覚書締結を広くアピールし、犯罪の抑止につなげたい」と語った。また、「防犯に限らず、例えば高齢者の徘徊の問題など、急速な高齢化に伴い顕在化してきた諸問題に対しても、各団体で協力して取り組んでいければ」と、今回構築できたネットワークを、他の課題への対策にも活かしていきたいと述べた。
式の最後には、最近の特殊詐欺の傾向や、実際に警察に通報のあった事例の紹介などの意見交換を行い、連携強化していくことを確認した。

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