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公開日:2017年1月28日 更新日:2017年1月28日

足立の未来を創る新たなキーワード「協創」シンポジウムが開催されました

基調講演を行った(株)伊藤園の笹谷秀光氏

パネルディスカッションの様子

28日(土曜日)、足立区役所庁舎ホールにおいて、12年ぶりに策定された「足立区基本構想」の中で、今後の区政運営の軸として位置付けられた「協創」について考える、初めてのシンポジウムが開催された。
足立区は新たな基本構想の中で、区が目指すべき将来像を、「協創力でつくる 活力にあふれ 進化し続ける ひと・まち 足立」と定め、人口減少や少子・超高齢社会の諸課題に対し、行政、区民、関係団体、企業、大学等がともに挑み、解決し、まちの魅力を創り出していく仕組み、「協創」を推進し、持続可能な活力ある自治体を目指していくこととした。
今回のシンポジウムは、「協創」への取り組みを、区内の多くの方にも考えてほしいと、区民、関係団体、企業など、幅広く参加を呼びかけ開催された。
当日は、新たな足立の未来を創るキーワード「協創」推進のキックオフとあって、区内各界から大勢が出席。ホール内の470ある席はほぼ満席となった。
冒頭挨拶に立った近藤区長は、「『協創』とは、これまですすめてきた『協働』により個々の目的に向かって動いていたグループが2つ3つと合わさり、さらに大きな課題の解決や、新たな区の魅力を創出していくこと」と説明。協創のプラットフォームとして、まずは「2020年東京オリンピック・パラリンピックのレガシーづくり」、「地域包括ケアシステムの構築」の2つを考えていると話した。
また、今回のシンポジウムでは、ビジネス界における「協創」の第一人者、(株)伊藤園の笹谷秀光氏を招き、基調講演が行われた。
笹谷氏は講演の中で、「協創力」を「連携や協働で新たな価値を生み出す力」と定義。「まず協働のプラットフォームをつくり、参加者たちが『ウィン=ウィン』となるような共有価値を創造する。それを『わかりやすいストーリー性』と『戦略性』を持たせて発信することで、新たなサイクルが生まれ、『協創力』が高まっていく」と、足立区や他自治体の事例とユーモアを交えながら話した。
その後のパネルディスカッションでは、足立区基本構想審議会の委員を務めた埼玉大学基盤教育研究センター教授の石阪督規氏をコーディネーターに、近藤区長、笹谷氏、区内事業者によるパネルディスカッションが行われ、「協創」を具体化するプラットフォームの構築や、推進を担うコーディネーター育成の重要性などついて議論が交わされた。

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