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更新日:2012年8月1日

シリーズ現場11月10日号

「NPO法人」って何?【完結編】

NPO法人は、行政では対応しきれない、地域一人ひとりの多様化するニーズに応じたサービスを提供するために活動している。10月10日号では、NPO法人がこれからの社会に必要不可欠な存在であることを確認した。今号では、NPO法人の活動を応援するためにできることを考える。

心と力を合わせることが応援になる

「NPO法人は、同じ思いを持った人が、力を合わせて世の中をより良くしていくものです」とNPO活動に関する区内の拠点、NPO活動支援センター(以下、センター)の増子明香センター長は語る。活動目的に共感し、ボランティアをすることが、大きな応援になるという。「ただ、NPO法人を応援するためのボランティアは、自分を犠牲にしてするものではありません」と増子センター長は続けた。「できるときにできることをやればいいのです。例えば、経理の仕事をしている方が、休日にNPO法人の会計ソフトを見てあげるだけでも十分です」「できるときに、できることを」というボランティアの本質を探るために、実際に区内にあるNPO法人でボランティアをしている方を訪ねることにした。

「できるときに、できることを」

NPO法人日だまりケンタのリサイクルショップの様子

店内は地域の方からの品物でいっぱい。これも応援の気持ちの表れだ

20畳ほどのスペースに所狭しと並べられたモノ・モノ・モノ。品数だけでなく、種類も豊富で、花の種から着物まで並んでいる。ここは、障がい者の介護支援や障がい者運動をしているNPO法人「日だまりケンタ」が運営するリサイクルショップ(竹の塚4丁目8番9号)。地域の方から譲り受けた生活用品を販売し、売り上げを法人全体の運営費などに充てている。店内に入ると、とびきりの笑顔で、2人の女性が迎え入れてくれた。ショップのお手伝いしている福田栄子さんと武井文子さんだ。

できるときに

福田さんは、元々、客としてショップに来ていた。毎日のように通ううちに、自然と運営側に回っていた。「仕事帰りで都合がつくときに、来ているだけなのよ」と福田さんは謙遜(けんそん)する。「つい、お手伝いしたくなっちゃったのよね」と茶目っけたっぷりな笑顔を見せてくれた

できることを

武井さんと福田さんの笑顔
「この店はお客さんと一緒に作り上げています」と語る武井さん(右)と福田さん(左)

もう一方、武井さんは、定年退職直前に区の団塊世代向けの講座を受講し、自分にやれることは何かないか模索していた。そんなとき、「日だまりケンタ」の存在を知った。「元々、接客業をしていたし、ファッションが好きだったから、ショップのお手伝いをしてみたいと思ったんです」と語る武井さん。店先に植物を置いて客の足を止める工夫をするなど、自身の経験を思う存分発揮している。「店に入ってきたときには神妙な面持ちだった人が、私(わたし)たちと話すことによって、生き生きとした表情で家に帰っていく姿を見るのがとてもうれしい」という武井さん。「皆、気軽に立ち寄れる所を探していたのね。ここが地域のしゃべり場になっているんです。」と話す合間にも、次々に常連客がやって来ていた。「日だまりケンタ」の理事長、金子孝一郎さんは「どこのNPO法人もそうだと思いますが、人手が足りていないので、同じ思いを持った方々のボランティアは非常に助かります。その結果、店を開ける時間も長くなり、売り上げにも大きく貢献してくれています」と教えてくれた。

できる範囲でやるから楽しめる

福田さんと武井さんは、「できるときに、できることを」を正に体現していた。それも自分自身が一番楽しんで。2人の生き生きとした姿から、NPO法人へのボランティア参加は、NPO法人を応援するだけでなく、ボランティア側の自分磨きにも繋(つな)がっていることが分かった。

応援の形は十人十色

「『人の役に立ちたい』『何か自分にできることをしたい』という思いは十人十色。だからNPO法人を応援する方法も、人それぞれでいいんです」と語る増子センター長。ボランティアをする時間がない人は、「寄付」という方法もある。「寄付」は、個々のNPO法人に直接寄付する方法が一般的だが、区が設立し、5千円を超えるときには税額の一部が控除される「協働パートナー基金」を利用し、区内全体のNPO活動を応援する方法もある。

NPO活動支援センターの様子
NPO活動支援センターでは、区民の皆さんとNPO法人との交流の場となるような様々な催しも行っている。そのような催しに参加して、応援の一歩を踏み出そう

 

地域の問題解決のために、社会的に必要なNPO法人。NPO法人が活躍できるように応援することが、ひいては自分たちの受けたいサービスの選択肢を広げることになる。「いいまちで暮らしたい」という希望を実現することは、「自分が生きるまちを暮らしやすいまちに変える」ことと同じなのではないだろうか。そのために、地域に密着したNPO法人を皆で応援していきたい。

問い合わせ先

  • 区内のNPO…NPO活動支援センター
    電話番号03-3840-2331
    NPO活動支援センタの施設案内
  • この記事…報道広報課広報係
    電話番号03-3880-5815

(平成21年11月10日号)

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